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ゆれる[ケ]と[ヶ]――高校Webサイトにみる校名[が]の表記

14/02/22作成
14/03/16更新

◆「セットポジション」はもともと野球のサイトでした。高校名を記載する際、たびたび悩まされたのが「ケ」と「ヶ」の問題です。手書きなら、どちらにも見えるような微妙な大きさで書いておけば済むのですが、電子データでは白か黒かはっきりさせておかなければ、あとで検索するときに困ります。検索エンジンは「ケ」で検索しても「ヶ」がヒットするように進化しましたが、ブラウザソフトなどはそんな親切な対応をしてくれません。


◇「ヶ」は竹冠(たけかんむり)の一部

まず、お断りしておかなければならないことがあります。「ヶ」は、「箇」の部首としての竹冠(たけかんむり)の一部です。固有名詞における「ヶ」あるいは「ケ」は、多くの場合「GA」と読みますが、「KE」と書いて無理やり「GA」と読んでいるのではなく、「箇」の一部を書いて「GA」と読んでいるのです。

「しょうがつさんがにち」は「正月3箇日」です。「箇」を「GA」と読むことに何の不自然さもありません。そして、この考え方に基づくならば、符号にすぎない「ヶ」をカタカナ文字である「ケ」に置き換えてしまうのはNGであるはずです。とはいえ、「ケ」はカタカナ文字の「ケ」ではなく、「ヶ」が大きくなっただけなのだと割り切って考えることができるなら、「ヶ」の「ケ」への置き換えは必ずしもNGではありません。

この問題に悩まされなくていいように、「ヶ」でも「ケ」でもなく(音を重視して)ひらがなの「が」もしくはカタカナの「ガ」を用いる新設高校も少なくありません。まあ、地名自体「が」が流行になっただけとも言えますが…。

逆に、横浜市保土谷区桜丘にある横浜市立「桜丘」高校や「世田谷区」桜上水にある「日大桜丘」高校やがそうであるように、音としての「GA」を文字としては消してしまうという選択肢も考えられます。石川県立金沢泉丘高校も、文字としての「ヶ」「ケ」「が」などが含まれませんが、読みは「GA」が入ります。

ちなみに、アニメ『けいおん!』の舞台は「私立桜が丘女子高校」でした。2期24話の「卒業式!」では卒業式が「第85回」であるという設定でしたが、放映当時から逆算すると1920年代の創立ということになります。戦前の創立で「が」はきわめて珍しいと言えるでしょう。もちろん、創立当初から「桜が丘」だったのではなく、70年代以降に「桜が丘」に変えたのだという逃げ道はあります。

70年代の『男どアホウ甲子園』や80年代の『ビー・バップ・ハイスクール』では「桜ヶ丘」高校でした。これも時代の反映なのかもしれません。「セットポジション」本館では、固有名詞の「ヶ」はすべて「ケ」に改めて表記するという方針をとっていますが、ここは別館のページです。校名に「ケ」または「ヶ」が含まれる高校のWebサイトを覗いてみました。 

岩手県立金ケ崎高校

岩手県南部の内陸に位置する胆沢郡金ケ崎町(いさわぐん かねがさきちょう)西根荒巻に設置されている公立高校です。同校のWebサイトのヘッダ部分を見ると、「ケ」というより微妙に「ヶ」です。

www2.iwate-ed.jp/kng-h/(14/02/19)

金ケ崎高校TOPページ(2014年)

右クリックしてソースを開いてみました。HTMLの記述ではTITLEタグは「ケ」になっています。

金ケ崎高校TOPページのソース

「教育目標」をクリックしてみました。

金ケ崎高校の教育目標

こっちの文字は明らかに小さい「ヶ」です。校名にひそむ真理を求めて前進せよという深いメッセージが込められているのかもしれません。ただし、これ以外に「ヶ」は見当たりませんので、町名と同じ「ケ」でいいのだろうと思われます。

宮城県立岩ケ崎高校

宮城県北部の内陸部に位置する栗原市栗駒中野愛宕下にある公立高校です。岩手県立金ケ崎高校とは東北自動車道経由で1時間ほどでしょうか。日本地図の中で考えればご近所です。Webサイトを開いてみます。

iwagasakikou.myswan.ne.jp/(14/02/19)

岩ケ崎高校TOPページ

これは普通に「ケ」です。念のためソースも確認してみます。

岩ヶ崎高校TOPページのソース

ページタイトルは「ケ」ですが、キーワードには「ヶ」も含まれています。間違って「ヶ」で検索した人にも親切な設計です。これだけなら、表記はゆれていませんが、私は06年にこの高校のWebサイトを見たことがあります。当時は「ヶ」でした。インターネット・アーカイブで探してみました。

岩ケ崎高校TOPページ(06年)

ちょうどロゴ部分が隠れてしまいますが、下のウグイス色の文字は紛れもなく「ヶ」です。ソースも見ましょう。

岩ケ崎高校TOPページのソース(06年)

実は、以前はソースのページタイトルも「ヶ」だったのです。高校以下の学校のサイトがホームページ・ビルダーで作られていたのはこの時期まででしょうか。

茨城県立竜ヶ崎第二高校

茨城県南部に位置する龍ケ崎市にある公立高校です。市名は「龍ケ崎」ですが(後述)、関東鉄道の駅は「竜ヶ崎」駅であり、JAは「竜ケ崎」、ハローワークは「龍ヶ崎」を名乗り、地元地銀である常陽銀行は「龍崎」支店を置いているという、マニア(何のマニア?)が泣いて喜びそうな稀代のややこしさです。市内に3つある公立高校名は「竜ヶ崎」でいいはずですが、意外にもゆれています。

www.ryu-2.jp/(14/02/19)

竜ヶ崎二TOPページ

ロゴは「ヶ」ですが、テキストは「ケ」です。キャプチはしませんでしたが、学校所在地はなぜか「龍ヶ崎市3087番地」になっています。それでは、ソースも見てみましょう。

竜ヶ崎二TOPページのソース

ページタイトルやメタタグなど画面から隠れる部分では、ちゃんと「ヶ」になっています。担当者が変わったのでしょうか。かなり混在していますが、「学校経営計画表」や「学校評価」などの公文書が「ヶ」であることから、私の判定は「ヶ」です。

茨城県立竜ヶ崎南高校

龍ケ崎市北方町にある竜ヶ崎南高校もゆれています。

www.ryunan-h.ed.jp/(14/02/19)

竜ヶ崎南TOPページ

ロゴはどう見ても「ケ」ですが、ロゴ以外のテキストは「ヶ」です。ソースも確認してみましょう。

竜ヶ崎南TOPページのソース

ページタイトルは「ケ」です。TOPに戻って「校長先生」のボタンをクリックしてみました。

竜ヶ崎南/校長先生のページ

3クラスしかない高校ですし、TOPページを開くと校歌を強制的に聞かせようとする(一昔前の)いかにも手作り感のあるホームページですが、この校長先生はきっと大らかな性格に違いありません。私なら、こんな近場での混在は容認できません。

ほかにも大きい「ケ」が使われている箇所もありますが、「学校経営計画表」や入学式の横断幕などが小さい「ヶ」表記であるため、私の判定は「ヶ」とします。

千葉県立鎌ヶ谷高校

北海道日本ハムファイターズのファームが本拠地を置く鎌ケ谷市ですが、鎌ヶ谷高校は同市東道野辺にあります。07年秋、1試合限りとはいえ(おそらく日本初の)現役女子高生監督が誕生したのがこの高校の野球部です。規定上、選手としてはベンチ入りさせることのできない3年生の女子選手を監督で登録してベンチ入りさせた“奇策”でした。

www.asahi.com/kansai/sports/OSK200803210007.html(14/02/19)

○○は2度、聞き返した。汗がしたたり落ちる千葉県立鎌ケ谷高校のグラウンド。部長の武部外司広(としひろ)(46)の言葉は変わらなかった。
 「監督やってもらう」
 5歳で野球に接し、少年野球チームのエース。中学でも軟式野球部で投手兼外野手を務めた。「男子の中でもやれる」。自信満々で二つ上の兄がいた鎌ケ谷野球部の門をくぐった。
 レベルの違いを思い知らされた。練習にまったくついていけない。入部2日で足が向かなくなり、軽音楽部やダンス同好会を見学に行った。
 何げなくバックネット裏で野球部の練習をながめていた時、当時の監督と偶然、目が合った。「なぜ、練習に来ない」と話しかけられた。
 「女の自分にはキャッチボールもトレーニングも相手がいない。心細いんです」。声に出したら涙が止まらなくなった。
 「やれる範囲でやったらいい」。そう励まされた。帰宅すると、今度は母と兄が居間で背中を押してくれた。「○○なら大丈夫」
 40分間の走り込み、坂道ダッシュ20本、午後9時過ぎまでの居残り練習……。男子と同じメニューを課した。2年の夏は練習試合で投げまくり、チーム一、二の登板回数を誇った。<略>
 秋季大会地区予選の初戦。指揮を執る武部から初仕事を与えられた。試合前7分間のノック。相手の視線を気にしながら、白球をたたいた。
 試合は7回コールド負け。「落ち着けー。楽にいけー」。制球が乱れる味方投手を励ましながら、マウンドへ飛び出したい衝動に駆られていた。

▲2か所の「○○」は選手名です。私の判断で伏せました。当サイトの「実名掲載規準」は本館(野球関係)のページに適用するものですが、別館(野球以外)の「規準」はこれから整備しなければならないのでしょう。なお、この記事では「ケ」です。

さて、鎌ヶ谷高校のWebサイトです。

www.chiba-c.ed.jp/kamagaya-h/(14/02/19)

鎌ケ谷高校TOPページ

ロゴは「ヶ」です。ソースはどうなっているでしょうか。

鎌ケ谷高校TOPページのソース

ソースのページタイトルも「ヶ」です。ただし、TOPページに掲載されている校門の写真は「ケ」です。ほかのページを見ると、ほぼ「ヶ」で統一されているようですが、図書館関係のページだけは「ケ」になっています。

鎌ヶ谷高校図書館

07年時点のWebサイトをインターネット・アーカイブで調べてみました。

鎌ケ谷高校TOPページ(07年)

大きい「ケ」です。例によってソースも開いてみます。

鎌ケ谷高校TOPページのソース(07年)

これも「ケ」です。かつて「ケ」だったものを「ヶ」に改めているようです。小さい「ヶ」への変化が感じられますので、私の判定は「ヶ」とします。

神奈川県立横浜緑ケ丘高校

横浜市中区本牧緑ヶ丘にある公立高校です。早速、サイトを覗いてみます。

www.y-midorigaoka-h.pen-kanagawa.ed.jp/index.html(14/02/19)

横浜緑ヶ丘ロゴ

ロゴは「ヶ」ですが、テキストリンクは「ケ」です。ソースを開いてみます。

横浜緑ヶ丘TOPページのソース

ページタイトルとコピーライト表示は「ケ」です。キーワードに「ヶ」を織り込んでいるのは、単に検索の便宜を考慮したものでしょう。ほかのページを見てもヘッダのロゴ以外に「ヶ」は見当たらず、少なくとも現在では「ケ」で揃えようとしているものと思われます。06年時点では、フッタが「ヶ」でした。

横浜緑ケ丘高校06年のフッタ

今では「ケ」に変わっています。

横浜緑ヶ丘高校14年のフッタ

なお、緑ヶ丘女子高校は横須賀市緑が丘にある私立高校ですが、こちらは法人名も「学校法人緑ヶ丘学院」です。

神奈川県立保土ケ谷高校

横浜市保土ケ谷区川島町にある公立高校です。

www.hodogaya-h.pen-kanagawa.ed.jp/(14/02/19)

保土ケ谷高校TOPページ

「ケ」です。ソースを確認してみます。

保土ケ谷高校TOPページのソース

キーワードで「ヶ」をフォローしているだけで、ページタイトルは「ケ」になっています。以前はそうではありませんでした。07年当時の同校サイトをインターネット・アーカイブで調べてみます。

保土ケ谷高校TOPページ(07年)

画像表示されませんでしたが、ロゴのalt属性は「ヶ」で示されており、テキストリンクにも「ヶ」が見えます。ソースを開いてみます。

保土ケ谷高校TOPページのソース(07年)

このようにページタイトルもかつては「ヶ」でした。横浜緑ケ丘高校同様、「ケ」にシフトしています。

神奈川県立希望ヶ丘高校

横浜市旭区南希望が丘にある公立高校です。ここもややこしいところです。

www.kibogaoka-h.pen-kanagawa.ed.jp/(14/02/19)

希望ヶ丘高校TOPページ

TOPページのロゴは「ヶ」です。

希望ヶ丘高校TOPページのソース

ソースも「ヶ」です。これで終わるなら話は簡単ですが、「全日制」をクリックしてみると、様相が一転します。

希望ヶ丘高校全日制

意識的に混在させて、「ヶ」派と「ケ」派の両者の顔を立てているのではないかと邪推したくなりますが、ソースも確認しておかねばなりません。

希望ヶ丘高校全日制ソース

ソースは「ヶ」なのです。定時制も見てみましょう。

希望ヶ丘定時制トップ

定時制のロゴは「ヶ」でした。また、定時制の学校見学は「希望ヶ丘高校」ですが、全日制では「希望ケ丘高校」に申し込まなければならないようです。

希望ヶ丘高校全日制の学校見学

卒業証明書を郵送で請求するときは、「希望ヶ丘高校」です。

希望ヶ丘高校証明書申請の際の送り先

町域名はすべて「南希望が丘」と記載してあることから、まったく意識が働いていないということはあり得ません。私の判定は従来どおり「ヶ」とします。

神奈川県立茅ケ崎西浜高校

茅ヶ崎市南湖にある公立高校です。その名前のとおり、茅ヶ崎市西部の海側にあります。

www.chigasakinishihama-h.pen-kanagawa.ed.jp/(14/02/19)

茅ケ崎西浜TOPページ

ロゴは「ヶ」ですが、テキストでは「ケ」になっています。例によってソースを確認してみます。

茅ケ崎西浜TOPページのソース

ページタイトルは「ケ」です。ここで注目すべきは、住所はちゃんと「茅ヶ崎市」になっていることです。「ケ」には強い意思が働いています。下位ページもチェックしましたが、ロゴ以外に「ヶ」表記はありません。しかしながら、以前はこの高校は市名と同じ「ヶ」でした。

茅ケ崎西浜高校07年のフッタ

これは07年当時のフッタです。トップページのソースでもページタイトルには「ヶ」が使われていたのです。

茅ケ崎西浜高校TOPページのソース

神奈川県立茅ケ崎高校

茅ケ崎高校は茅ヶ崎市本村の国道1号線沿いにあります。まずはロゴからです。

www.chigasaki-h.pen-kanagawa.ed.jp/(14/02/19)

茅ヶ崎高校TOPページ

左右の「茅」や「崎」とくらべれば高さには欠けますが、これは「ケ」でしょう。ソースを見てみます。

茅ヶ崎高校TOPページのソース

キーワードで「ヶ」を並べているだけで、ページタイトルは「ケ」です。

茅ヶ崎高校保護者向け配布物

保護者向けのプリントも「ケ」表記です。

茅ヶ崎高校オープンスクール

オープンスクールの表記も「ケ」になっています。

茅ヶ崎高校校長より

学校名が「ケ」だとしても、市名は「ヶ」のはずですので、これは勇み足というものです。校長の権限が及ぶ範囲ではありません。

茅ヶ崎高校TOPページ(07年)

ここも07年当時は「ヶ」表記でした。

茅ヶ崎高校TOPページのソース(07年)

ソースのページタイトルも「ヶ」でした。むしろ「ヶ」一本槍です。

茅ヶ崎高校TOPページのフッタ(07年)

フッタでもかつては校名は「ヶ」表記でした。

神奈川県立茅ケ崎北陵高校

市北部の茅ヶ崎市下寺尾にある公立高校です。まずはロゴを確認します。

http://www.chigasakihokuryo-h.pen-kanagawa.ed.jp/(14/02/19)

茅ケ崎北陵TOPページ

ロゴは「ケ」です。それではソースを開きます。

茅ケ崎北陵TOPページのソース

表は「ケ」ですが、裏は「ヶ」です。ページタイトルも「ヶ」です。

茅ケ崎北陵校長あいさつ

校長先生は「ケ」です。

茅ケ崎北陵交通アクセス

案内図のタイトルは「ケ」ですが、地図そのものは「ヶ」表記になっています。

開校50週年記念行事のプレスリリース

神奈川県庁のサイトで創立50周年記念式典のプレスリリースを発見しました。ここでは高校名としては「ケ」、地名や市の施設は「ヶ」という具合に明確に使い分けられています。おそらくこれが「正解」ということなのでしょう。というわけで、茅ヶ崎市の3校はすべて「ケ」と判定します。

茅ケ崎北陵高校同窓会

同窓会のFacebookは「ヶ」でした。

神奈川県立市ヶ尾高校

横浜市青葉区市ケ尾町にある公立高校です。

www.ichigao-h.pen-kanagawa.ed.jp/(14/02/18)

市ヶ尾高校TOPページ

ロゴは「ケ」です。

市ヶ尾高校TOPページのソース

ところが、ソースのページタイトルは「ヶ」です。

市ヶ尾高校校長あいさつ

校長先生はタイトルでは「ケ」を用いて、本文では「ヶ」を使っています。校長先生にお尋ねしても埒が明かないようですので、「情報開示」をクリックしてみました。ここにおいしい(はずの)資料があるのです。

市ヶ尾高校学校平成18年度評価報告書

これは年度末に校長名で県教育長宛に提出されたと思われる「学校評価実施報告書」です。平成18年度分が掲載されています。18年度は「ヶ」です。

市ヶ尾高校平成19年度学校目標

平成19年度の「学校目標」は大きい「ケ」に変わっています。

市ヶ尾高校平成19年度実績評価実施報告書

平成19年度の「評価報告書」も「ケ」です。

市ヶ尾高校平成20年度学校目標

平成20年度の「学校目標」は小さい「ヶ」に戻っています。あいにく平成20年度の「評価報告書」と平成21年度の「学校目標」は(私にとって肝心な)表題部が掲載されていません。

市ヶ尾高校平成21年度学校評価実施報告書

平成21年度の「評価報告書」は再び大きい「ケ」が使われています。以降、平成22年度の「学校目標」と「評価報告書」、平成23年度の「学校目標」と「評価報告書」はいずれも大きい「ケ」です。公文書の「開示」のおかけで、近年は「ケ」を志向していることがわかりました。

市ヶ尾高校連絡窓口

卒業証明書などの受付窓口は「市ケ尾高校」です。「茅ヶ崎市」とは異なり、町域名としては「市ケ尾町」ですから、それに引きずられた可能性もあります。

市ヶ尾高校アクセスマップ

アクセスマップは小さい「ヶ」です。東急線の駅名は、ひらがなの「が」と「の」で統一されています。町域名が「溝口」や「雪谷」でも、わざわざ(親切に?)「溝の口」駅や「雪が谷大塚」駅としているほどです。このマップでは駅名表記に間違いはありません。

以前はこれほど「ケ」を見かけませんでした。「ケ」の使用頻度が上がっていますが、「ヶ」を駆逐するほどの勢いはありませんので、今回の判定はドローとします。ドローならチャンピオンの防衛です。したがって、このページの見出し表記は「市ヶ尾高校」としておきます。

龍ケ崎市の見解

龍ケ崎市の公式サイトには次のような見解が示されています。

www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/qa/2013101602781/(14/02/18)

龍ケ崎市の見解(2014年)

http://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/qa/2013101602804/(14/02/18)

龍ケ崎市の見解「ケ」

突っ込みどころがないわけではありませんが、この「姿勢」は評価されるべきです。かつてはもっと詳しい説明がなされていましたが、インターネット・アーカイブでも見つけることができませんでした。龍ケ崎市の02年当時の見解は、さる掲示板に全文が転載されていますが、当該サイトはリンク先ページを限定しておられますので、私はその意向を尊重してリンクしません。代わりにURLだけ掲出しておきます。「uub.jp/arc/arc60.html#6740」の投稿です。もともとの龍ケ崎市の見解は「business2.plala.or.jp/ryu-city/news/ind_news.htm」に示されていたようです。


外部リンクです。
ざりがに教養講座夏休み特別講座 地名における「ケ」の研究
 「日常生活の上ではどうでもいいこと」を、これだけの熱意をもって語れるところに強く惹かれます。「住所ファイル」に記載された地名の「ケ」や「ヶ」が正しいかどうかという検証が欠けているのではないかと思われますが、それを差し引いても楽しい読み物です。(06/12/25設定、07/12/11リンク元移転、14/02/17再設定、14/05/22リンク元移転)

◆事実誤認、変換ミス、リンク切れ等にお気づきの際は、お手数ですが「メールのページ」または「4代目んだ」(「ケ」か、「ヶ」か)からご一報いただけると幸いです。
◆「茅ヶ崎北陵同窓会」を名乗る方より14/03/15にメールを頂戴しました。どうやら、神奈川県(教育委員会?)が「ケ」表記一本化に舵を切ったようです。表が「ケ」で裏が「ヶ」になっているのは、せめてもの抵抗の意思表示なのかもしれません。metaタグを修正し忘れることがあっても、ページタイトルは気づくはずですから…。

★14/02/22HTML文法チェック(エラーなし)



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