◆当サイトの一部ページでは、スポーツ新聞等で掲載されているようなテーブルスコアを掲げています。私は20年来の『日刊スポーツ』固定読者でした(過去形)。したがって、当サイトのテーブルは「日刊式テーブル」に準拠しています。
◆「日刊式テーブル」は、ゲーム展開を追うために必要な情報をほぼ網羅しながら、あまりスペースを使わないという点で、他紙のテーブルよりすぐれています。詳細な試合経過を載せようとすると、「殿堂」の「石川」のページのようになってしまいます。私としては、テーブルは1画面のなかでコンパクトにおさめたいと思っています。結局は、どこで折り合いをつけるかという問題になります。
もともと私は『スコアシート』で、「日刊式テーブル」に私なりの工夫を加えてテーブルを作成していました。当サイトでもこれを継承しています。2文字で打撃結果を示すときは次のようになります。
投ゴ:ピッチャーゴロで、打者または走者のいずれか1人がアウト 捕飛:キャッチャーフライで打者アウト 一邪:ファーストファウルフライで打者アウト 二直:セカンドライナーで打者アウト 遊失:ショートフライ落球エラーで、走者・打者ともにオールセーフ ショートゴロ捕球エラーで、走者・打者ともにオールセーフ ショートゴロ送球エラーで、走者・打者ともにオールセーフ 遊ゴ:ショートゴロの一塁送球をファーストが捕球エラーして、走者・打者ともにオールセーフ 三野:一塁でアウトにできるサードゴロを他の塁に送球してオールセーフ 左犠:レフトフライが犠牲フライとなり走者が得点 レフトファウルフライが犠牲フライとなり走者が得点 犠失:十分に犠牲フライとなる外野フライを落球し走者は得点、他の走者と打者はオールセーフ (2文字である関係上、打球を処理し損ねたポジションは示さない) 中安:センターへのシングルヒット 右2:ライトへの二塁打 中3:センターへの三塁打 左本:レフトへの本塁打 遊併:ショートゴロ併殺打 三ギ:サードへの送りバント ギ失:送りバントを捕球エラー、走者は進塁、打者はセーフ 送りバントを送球エラー、走者は進塁、打者はセーフ (2文字である関係上、打球が飛んだポジションは示さない) 三ギ:サード送りバントの一塁送球を一塁カバーの野手が捕球エラー、走者は進塁、打者はセーフ ギ野:一塁でアウトにできるサード送りバントを他の塁に送球、走者は進塁、打者もセーフ 打妨:キャッチャーの打撃妨害で出塁(=捕手の失策)
二塁打や三塁打の場合には、算用数字を用いて「中2」や「左3」としています。これを「中二」や「左三」としている全国紙のWebサイトもありますが、たとえばファースト強襲の二塁打のとき、「一二」より「一2」のほうがわかりやすいように私には思えます。はい。
このほか、当サイトのテーブルスコアを「読む」際には、次の諸点にご注意ください。
●イニング(一部未対応のページもあります)
イニングの先頭打者の上に何回の攻撃なのか示す半角数字を入れています。「+」はラインナップの選手、「-」はその時点ではまだ出場していない選手(またはすでにラインナップから退いた選手)を示します。
(8) (4) (9) (D) (7) (5)3 (3) 5 (6) (2) |
森本 田中賢 稲葉 セギノール 工藤 小谷野 稲田 飯山 金子誠 鶴岡 |
1 四球 投ギ 四球 右本 三振 左飛 + - + + |
+ + + + + 2 左飛 - 三振 三振 |
●スタメンと途中出場
スタメンの選手は、シート番号にカッコを付しています。
●打順
ご自分でスコアをつけた経験のない方は、いささか面食らうかもしれませんが、前の回の攻撃が8番打者で終われば、次の回は9番打者から始まります。この場合、9番、1番、2番…の順で見る必要があります。打者一巡したときの次のイニングや、選手交代が多いときなど、いくぶん見にくくなります。
●色分け
原則として、ヒットによる出塁は赤で、ヒット以外で塁に出た場合を青で示しています(一部例外もあります)。
●振り逃げ
いわゆる振り逃げは「振逃」で示しています。記録上は「三振と暴投」または「三振と捕逸」あるいは「三振と失策」(捕手が一塁に悪送球したような場合)になります。
●犠打と犠飛
犠打(犠牲バント)と犠飛(犠牲フライ)は出塁率計算で扱いが異なりますので、「ギ」と「犠」で区別する実益があります。一般的には打球を処理した野手で犠牲バントなのか犠牲フライなのかわかりますが、紛らわしいケースも考えられます。たとえばファースト後方の外野地域でセカンドが捕球したファウルフライが犠牲フライになれば当サイトのテーブルでは「二犠」ですし、セカンドがバント打球を処理して打者をアウトにすれば「二ギ」です。
●ワンヒット・ワンエラー
俗に言う「ワンヒット・ワンエラー」は「ヒットによる出塁」と「エラーによる進塁」ですから、打撃結果としてはヒットのみの表示になります。たとえば、レフト前ヒットのあと、レフトから内野への返球が悪送球となる間に打者走者が二塁に達した場合、打撃結果としては「左安」です。
●併殺打
打撃結果における「*併」は打撃記録上の併殺打のときに用います。守備記録上の「併殺」とは異なりますのでご注意ください。センターフライで三塁走者がタッチアップしてアウトになった場合は、「中併」ではなく「中飛」です。この場合の三塁走者のアウトは「走塁死」として処理しますので、打撃結果には反映しません。
●イニングのアウトが3に満たない場合
打撃結果のみでイニングのアウトが3に満たない場合は、テーブルの左部または下部に示した「盗塁死」「牽制死」「走塁死」の項目を参照してください。それでも計算が合わないなら、私が間違っています。
●イニングのアウトが4以上になる場合
セカンドゴロの一塁送球をファーストが落球して打者が塁に生きた場合、「二失」あるいは「一失」とせず、「二ゴ」と記載しています。「二失」とすると、セカンドがエラーしたかのように誤解される恐れがあり、「一失」とするとファーストゴロの捕球エラーと解釈されてしまうからです。なお、この場合には、打者が塁に生きていますので、「二ゴ」という具合に色分け表示しています。
●盗塁死
当サイトでは、「盗塁死」は攻撃側から見た場合の盗塁失敗、「盗塁刺」は守備側から見た場合の盗塁阻止という具合に使い分けています。『公認野球規則』では、盗塁に失敗した走者に対して「盗塁刺」が記録されることになっていますので、誤解のないようにお願いします。
『公認野球規則』における「盗塁刺」の項目は次のとおりです。当サイトのテーブルでは、『…規則』上の「盗塁刺」を「盗塁死」として打撃結果とは別に記載しています。
08年版 『公認野球規則』盗塁刺
(h) 次に該当する走者が、アウトになるか、失策によってアウトを免れたと記録員が判断した場合には、その走者に盗塁刺を記録する。すなわち、
(1)盗塁を企てた走者(2)塁を追い出されたために次塁へ進もうとした走者(元の塁に戻ろうとした後に次塁へ進もうとした走者とした走者を含む)(3)盗塁を企ててオーバースライドした走者がそれである。
【原注】 捕手が投球をそらしたのを見て走り出した走者が、アウトになるか、失策によってアウトを免れたときは、その走者に盗塁刺を記録しない。
走者がオブストラクションによって1個の塁を与えられた場合、あるいは打者によるインターフェアによって走者がアウトを宣告された場合は、その走者に盗塁刺を記録しない。
走者がたとえセーフになっていたとしても盗塁が記録されないような場合(たとえば、捕手が投球をそらしたのを見て走り出した走者がアウトになった場合)では、その走者に盗塁刺を記録しない。
【注1】 本項は、前記の走者が走塁をはじめたとき、次塁に走者がいなかった場合、または走者がいてもその走者も盗塁を企てていた場合だけに適用される。
【注2】 塁を追い出された走者が、元の塁に戻ろうとしてアウトになるか、失策によってアウトを免れた場合には、その走者に盗塁刺を記録しない。
▲07年版から「もとの」が「元の」に改められています。なお、この条項は07年版まで10.08でした。青字は08年改正による追加部分です。この【原注】は07年版まで【付記】でした。
●牽制死
「牽制死」という術語は、『公認野球規則』にはありません。当サイトにおける「牽制死」とは、投手または捕手の牽制球によって走者がアウトとなり、投手または捕手に補殺が記録される場合です。もちろん、「盗塁死(刺)」が記録される場合には、「盗塁死」として処理しています。
●走塁死
「走塁死」も『…規則』で定義されていない術語です。当サイトにおける「走塁死」とは、進塁義務のない走者が、「盗塁死(刺)」または「牽制死」によらずにアウトとなったケースをさします。具体的には、次のような各事例です。
▲「刺殺」や「補殺」の意味がおわかりでない方は、「外野手守備成績」のページへどうぞ。
●打者・投手の左右
ほとんどの場合、選手名の後ろに「R」または「L」をつけています。もちろん、右打者(右投手)と左打者(左投手)のことです。打席に入らなかった選手は「−」で示しています。「S」はその試合で左右両打席に入った選手です。スイッチヒッターが、その試合で左打席のみに入ったときは「L」を用いることになります。
●学年と出身校
スペース上の余裕がある場合に、学年や出身校を示していることもあります。「R」「L」「S」「−」の前に付した数字は学年です。
●「数」「安」「点」
テーブルの打撃成績で「数」「安」「点」とあるのは「打数」「安打」「打点」です。また、投手成績の「打」は打者数です。
●投手成績
テーブルの投手成績欄には、原則として「投球回数」(「回数」または「回」)、「打者数」(「打」)、「被安打数」(「安」)、「奪三振数」(「振」)、「与四死球数」(「球」)、「失点」(「失」)の6項目を掲げています。テーブル上では、自責点より失点のほうが重要だと思うからです。ただし、失点と自責点が変わらないときは、「自責点」(「責」)を掲載するようにしています。また、「与四球」(「四」)と「与死球」(「死」)を分けることもあります。
●投手交代の時期
投手の交代時期は、投球回数と打者数で読み取ることが可能です。ただし、打席途中での交代は反映されません。
●フライとライナー
私がスコアをつけるときは、フライ、ライナー、ハーフライナーの3区分ですが、これをテーブルに反映させるときは、ハーフライナーはライナーとして処理しています。
●走者の入れ替わり
たとえば、走者一塁でセカンドゴロ、一塁走者は二塁に封殺されて、一塁走者が入れ替わった場合、二塁はフォースアウトですので、前記「走塁死」ではありません。このような場合の走者の入れ替わりに関しては、テーブルには反映されません。
●エラーで2個以上進塁した場合
たとえば、ショートゴロを放った打者走者がショートの一塁悪送球を利して二塁まで達した場合、テーブルの打撃結果は「遊失」のみです。つまり、当サイトのテーブルでは、失策・暴投・捕逸などによってどの塁まで進んだかは反映されません。
●打点
一部スポーツ紙のテーブルでは、打席ごとの打点を示すものもありますが、当サイトでは基本的に打点を反映させることは諦めています。どのみち打点がつかないケースもありますので…。
●重盗失敗
たとえば、走者一・二塁からのダブルスチールで、二塁走者が三塁タッチアウトになった場合、テーブルでは二塁走者の「盗塁死」として処理するだけです。一塁走者がこのアウトの間に進塁してもテーブルには反映されません。
●野手交代の時期
代打は打席に入りますから、いつ起用されたかテーブルでわかります。代走については、テーブルだけではわかりません。また、守備の交代やシートの変更は、いつ変わったのかテーブルに明確に反映されるわけではありません。
当サイトに示された試合の記録は私のジャッジによるものです。公式記録ではありませんのでご注意ください。アマチュアの試合では新聞等のボックススコアは信頼性に欠けるケースが多々あります。もちろん、私のほうが間違っていることもあるはずです。
試合開始(終了)時刻についても、あくまでも私の時計によるものです。日本標準時に基づくものではないのはもとより、公式記録と一致するとは限りません。私は、試合開始時刻については、球審による「プレイボール)」の宣告があったときの時刻をスコアシートに記入しています。
試合終了時刻については、最終アウト成立またはサヨナラの走者が得点したときの時刻を基準にしていましたが、02年夏以降のアマの試合では、整列後の球審による「ゲーム(セット)」の宣告があったときに改めました。
◆お断りする必要はないはずですが、このページの内容が適用されるのは当サイト内のテーブルスコアです。私はこうしていますということです。よそ様のサイトのことは私が関知する問題ではありません。よそ様にはよそ様のルールがあるかもしれませんし、ないかもしれません。お問い合わせは各当事者にお願いします。
◆冒頭でお断りしているように、どこで折り合いをつけるかという問題だけです。たとえば、選手交代の時期も加えたいなら、そうすればいいわけです。私はとくに必要ないと思っています(必要なら本文に明記します)ので、テーブルには記載していません。
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