セットポジション高校予想
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2008年センバツ予想

07/12/30作成
13/12/18更新


◇「21世紀枠」予想

今回は「21世紀枠」が3校選出されることになっている。昨年同様、まずは「逆転現象」から検討してみよう。

武修館 : 北海道大会準決勝で駒大岩見沢に敗退、優勝した駒大岩見沢の出場は確実
五所川原農林 : 東北大会1回戦で酒田南に敗退、酒田南は2回戦で敗れており出場は困難
安房 : 関東大会1回戦で霞ケ浦に敗退、霞ケ浦は準々決勝で完封負けしており出場は困難
成章 : 愛知県大会3位決定戦で中京大中京に敗退、東海準Vの中京大中京は出場確実
富山中部 : 富山県大会3位決定戦で高岡第一にコールド負け、北信越4強の高岡第一は微妙
畝傍 : 奈良県大会準々決勝で天理に完封負け、天理は近畿8強で線上
華陵 : 中国大会準決勝延長10回で八頭に敗退、八頭の出場は確実
富岡西 : 四国大会準々決勝で明徳義塾に敗退、四国大会優勝の明徳は出場確実
長崎商 : 九州大会2回戦で樟南に敗退、樟南はベスト8止まりで出場は困難

の有資格校は武修館のみだ。ただ、「有資格」と言っても、いささか問題がある。たしかに表面上は「逆転現象」を伴わないが、準優勝の北照は延長戦で駒大岩見沢に負けている。一方、武修館は0対5の完敗だ。

もし、「21世紀枠」などというふざけた制度がなければ、北海道は2校枠となっただろう。北照は当然のように選ばれたはずだ。野球とはまったく関係のない要素が強調されることで、本来選ばれるべき高校が選ばれなくなるのが「21世紀枠」なのだ。

これでは武修館には乗りづらい。それに私立校だ。高野連様がわざわざ私立校を選ぶものだろうか。いずれにしても、この3校ならどこが出てきたところで、たいした影響はなさそうだ。それなら、東は選ばずにおいて、その分をほかに振り向けたほうがいい。要は36校を予想すればいいのであって、別にパーフェクトを狙う必要はない。

では成章が3年連続で地区候補校になっている。成章は愛知県大会準決勝で愛工大名電に敗れて、3位決定戦では中京大中京に敗れた。愛工大名電は東海大会1回戦敗退だが、中京大中京は決勝まで残った。私のなかではこれはOKなのだ。

東海が4校枠なら、準決勝の2試合がコールドであることから、成章も(かろうじて)線上に加わってくるからだ。すくなくとも中京大中京にコールド負けした三重より高い評価を与えていいのではないかと思われる。ちなみに、成章の推薦理由には「渥美半島から試合会場へ長距離移動する苦労」があげられているが、それを気の毒だと思うのなら、たまには豊橋をメインにすればいいだけの話だ。

富山中部と畝傍は負け方が悪く、負けた相手の高岡第一と天理は最後の椅子を争う位置にいる。北信越4校、近畿7校だったとしても、線上には残らない。よって、中日本は成章でよい。これまで「21世紀枠」が神宮大会枠とかぶったことはないけれども…。

西の地区候補校は、中国が華陵、四国が富岡西、九州が長崎商だ。華陵は2年連続の地区候補で山口の推薦校になったのは3回目だ。富岡西も初年度以来2度目の地区候補となった。これに対して、長崎商は2度目の県推薦ながら地区候補は初めてだ。

華陵は一般枠でも中国3校目を窺う4番手であり、富岡西も四国4番手を争うポジションだ。一方、長崎商は九州5番手にはるか遠く、一般枠では補欠校にも入りそうにない。それに、長崎商は87年夏に出場している。「30年」未満だ。

去年のこともあるし、中国大会優勝の下関商に県大会では勝っている華陵のほうが有力と見ていいだろう。ちなみに、華陵の推薦理由には1学年3クラスの小規模校で「部員確保が困難」とあるが、2学年で40人いれば十分ではないかと私には思われる。まあ、小規模校は進学校より許せる。

◇一般枠と希望枠の予想

▼補欠校に回りそうなチームについては、9イニング換算した4試合分の失点を算出して、「備考」欄に掲げました。サヨナラ負けのイニング数については端数切り捨てで処理しています。

北海道 駒大岩見沢 北照 武修館
北海道F
北海道S
北海道Q
北海道2
7○5北照
5○0武修館
1○0駒大苫小牧
10○0森
5●7駒大岩見沢
8○5東海大四
8○1岩見沢農
4○3札幌第一
 −
0●5駒大岩見沢
2○1旭川大
6○1稚内大谷
備考 確実 35回16失点
(4.11)

補欠校の1番手は北照で問題ないとして、2番手には東海大四より駒大苫小牧という考え方もあるだろう。どうせ一般枠推薦には入らないだろうが…。34校以上が出場する記念大会は今回で6回目となる。過去5回は「21世紀枠」初年度の01年を除き2校選出だった。今回の北照は希望枠には遠く、「21世紀枠」の武修館次第だ。

東北 東北 聖光学院 盛岡大付 一関学院 明桜
東北F
東北S
東北Q
東北2
東北1
県F
11○3聖光学院
4○1盛岡大付
7○0盛岡四
3○2明桜
 −
7○0大崎中央
3●11東北
1○0一関学院
12○0日大山形
3○2酒田南
 −
11○1磐城
 −
1●4東北
6○1青森山田
6○0山形中央
10○3帝京安積
 −
 −
0●1聖光学院
4○2大曲工
1○0大崎中央
 −
3●4盛岡四
 −
 −
 −
2●3東北
 −
2●3大曲工
備考 確実 31回13失点
(3.77)
33回8失点
(2.18)
35回7失点
(1.80)

決勝の大差をどう評価するかだ。2校目は準優勝の聖光学院を軸にベスト4の盛岡大付、さらに2回戦で東北と延長14回を戦った明桜が絡んでくる。

一関学院は聖光に直接対決で負けていることから聖光の上には来ない。盛岡大付と一関学院は岩手県大会の準決勝で対戦しており、延長11回に一関学院がサヨナラ勝ちしている。また、一関学院は準々決勝で大曲工に勝っているが、明桜は秋田県大会の決勝で大曲工に負けている。

4つの連立不等式は、「聖光学院>一関学院>盛岡大付≒明桜」に集約することができる。聖光学院は国体に出場した。毎度のことだが、国体と東北大会は日程が接近しており、今回は国体決勝の2日後に東北大会が開幕する日程だった。この点は当然考慮されるだろうから、2校目は聖光にしておく。

さて、補欠校は岩手の2校だろうが、どちらも希望枠ではかなり有力だと思われる。希望枠が東北に回れば6年で3回目だ。一関学院には2回目の可能性がある。

関東 横浜 慶応 聖望学園 水戸商 千葉経大付 宇都宮南 安房
関東F
関東S
関東Q
関東1
県F
県S
3○2慶応
11○2水戸商
5○3千葉経大付
8○0日本航空
9○2慶応
6○1相洋
2●3横浜
3○1聖望学園
4○2宇都宮南
6○1常磐
2●9横浜
5○3川崎北
 −
1●3慶応
4○0霞ケ浦
3○2山梨学院
2●6花咲徳栄
4○0埼玉栄
 −
2●11横浜
4○3花咲徳栄
5○1桐生市商
1●3霞ケ浦
3○1東洋大牛久
 −
 −
3●5横浜
11○3矢板中央
10○4安房
2○1東総工
 −
 −
2●4慶応
 −
18○0矢板中央
4○3佐野日大
 −
 −
 −
0●1霞ケ浦
4●10千葉経大付
5○4木更津総合
備考 確実 確実 確実 線上 有力 線上

神宮大会枠の獲得で5または6校枠となった。4校目は準決勝で大敗した水戸商ではなく、準々決勝で横浜とほぼ互角に戦った千葉経大付だろう。

焦点となる5校目は水戸商のほかに宇都宮南、花咲徳栄、それに山梨学院大付が絡んでくる。花咲徳栄は水戸商に負けており、地域性でも5校目に滑り込む余地がない。宇都宮南は開催県シードで1回戦不戦勝なので、評価する材料に欠けるのが辛いところだ。

水戸商は群馬1位の桐生市商と埼玉1位の花咲徳栄に勝っている。聖望が県大会決勝で負けた花咲徳栄に勝ったのだから、ここに着目するなら、「水戸商>花咲徳栄>聖望」の序列となるわけだ。5校目は水戸商と見る。

さて、いつもなら関東5校目と東京2校目が最後の椅子を争うが、今回は神宮大会枠の関係で関東6校目と東京2校目の争いとなる。常識的に考えて、関東の6校目が入るとは思えない。補欠校は宇都宮南と花咲徳栄だろう。

宇都宮南は35?イニング8失点、花咲徳栄は37イニング8失点、霞ケ浦は35イニング9失点であり、失点だけなら「いい線」なのだが、あいにく神宮枠を得ているので希望枠が回ってくることはない。

もし、「21世紀枠」に安房が選ばれて、直接対決で安房に勝った霞ケ浦の選手が集団でグレたら、高野連様と毎日新聞社様は連帯して責任をとるに違いない。「21世紀枠」とはそういう制度なのだ。勝ったチームが選ばれず負けた側が選ばれるのは、ごく素朴に考えておかしい。これをおかしいと思わないなら異常だ。

東京 関東一 国士舘 東亜学園
東京F
東京S
東京Q
東京2
東京1
ブロック決
9○5国士舘
14○4早稲田実
15○4東京実
11○4創価
 −
13○1紅葉川
5●9関東一
9○6東亜学園
11○3日大二
9○2成立学園
8○0二松学舎大付
4○1日野台
 −
6●9国士舘
4○0堀越
2○1日大三
 −
2○1日体荏原
備考 確実 有力 36?回11失点
(2.75)

関東が神宮大会枠を確保したので、東京はその恩恵を受けて2校を確保するのだろう。補欠校2番手がやや難しそうだが、上位3校に関しては、さして問題はなさそうだ。

東海 常葉菊川 中京大中京 常葉橘 三重 宇治山田商 市岐阜商 成章
東海F
東海S
東海Q
東海1
県F
県三決
県S
5○3中京大中京
10○3常葉橘
5○2市岐阜商
 −
7○0東海大翔洋
 −
9○2島田商
3●5常葉菊川
8○0三重
3○2宇治山田商
3○2東海大翔洋
 −
3○1成章
4●6豊田大谷
 −
3●10常葉菊川
2○1中京
8○1日生第二
 −
9○0島田商
3●6東海大翔洋
 −
0●8中京大中京
4○3豊田大谷
8○7土岐商
 −
7○0相可
0●4宇治山田商
 −
 −
2●3中京大中京
 −
10○3日生第二
 −
4○0三重
 −
 −
2●5常葉菊川
6○5愛工大名電
 −
2○1県岐阜商
0●2中京
 −
 −
 −
 −
 −
1●3中京大中京
2●4愛工大名電
備考 確実 確実 線上 線上 線上

神宮大会枠を得て3〜4校枠となったが、その3校目がやっかいだ。同じ準決勝コールド負けでも、内容的には常葉橘が明らかに上回っている。ただし、地域性という要素では分が悪い。

三重と宇治山田商を比較すると、県大会準決勝の直接対決で宇治山田商が勝っている。三重は中京大中京にコールド負けだが、宇治山田商は中京大中京と互角に渡り合っている。「宇治山田商>三重」の序列は動かない。

地域性を考えるなら、立命が譲渡を目論んでいる市岐阜商も浮かんでくる。常葉橘と市岐阜商には中京という共通の対戦相手があり、常葉橘は東海大会で中京に勝っているが市岐阜商は県大会準決勝で中京に負けている。序列は「常葉橘>市岐阜商」だ。

宇治山田商は4試合6失点で本来なら希望枠有力候補の水準にある。だが、神宮枠が入っていることから、東海に希望枠は回らない。一般枠で常葉橘を選んで、宇治山田商を希望枠狙いで補欠1位に据えるという戦略が今回は使えないだけに悩ましいところだ。

もともと今回の東海・北信越は5校枠であって、神宮枠で東海が増えたので、「東海4・北信越2」の可能性もあるわけだ。私は「21世紀枠」の東を留保した。ここで切り札を切ろう。東海は4校選んでおく。もし成章を加えて東海から5校選出になると戦後では初めてだ。

北信越 長野日大 丸子修学館 敦賀気比 高岡第一
北信越F
北信越S
北信越Q
北信越1
県F
県三決
4○2丸子修学館
3○2敦賀気比
1○0福井商
8○0福岡
3●9丸子修学館
 −
2●4長野日大
5○4高岡第一
7○6富山商
8○4福井農林
9○3長野日大
 −
 −
2●3長野日大
4○3小松工
5○2日本文理
 −
9○1福井農林
 −
4●5丸子修学館
6○2鯖江
1○0金沢市工
 −
9○1富山中部
備考 確実 有力 36回9失点
(2.25)
35回8失点
(2.06)

決勝が長野対決でなければ北信越は2校でいいのだろうが、36校出場の記念大会なのに4県が空白になるのは具合が悪いだろう。ところが、その3校目が難しい。東海とは対照的に準決勝は2試合とも接戦であり、準々決勝も3試合が1点差だ。

こういう場合は、順番どおりでいい。優勝した長野日大に9回二死まで勝っていた敦賀気比が3番手、高岡第一が4番手だ。

近畿 東洋大姫路 平安 履正社 智弁和歌山 北大津 天理 奈良大付
近畿F
近畿S
近畿Q
近畿1
府県F
府県S
6○2平安
2○0履正社
6○4奈良大付
2○0八日市南
3○0報徳学園
7○1神戸国際
2●6東洋姫路
7○6智弁和歌
9○4郡山
5○4報徳学園
4○3西城陽
6○5福知成美
 −
0●2東洋姫路
10○8北大津
3○1県和商
4○0PL学園
15○5東海仰星
 −
6●7平安
6○5天理
6○2東海仰星
7○0県和商
10○9日高中津
 −
 −
8●10履正社
6○5西城陽
8○7綾羽
6○1八日市南
 −
 −
5●6智弁和歌
6○3PL学園
9○2奈良大付
5○4郡山
 −
 −
4●6東洋姫路
6○3神戸弘陵
2●9天理
9○2登美ケ丘
備考 確実 確実 確実 確実 有力 36回15失点
(3.75)
34回20失点
(5.29)

ベスト8で敗退した4校のうち3校が奈良県勢であり、今や「近畿の公立の星」となった北大津が地域性で滑り込むのは間違いない。北大津には各学年1クラスの体育コースがあるようだ。

奈良3校の中では、大差で負けた郡山が脱落気配だ。天理は県大会決勝で奈良大付に勝っているので、奈良大付が入ることもないだろう。すんなり6校決まりそうだ。奈良大付の失点が多すぎるが、郡山も4試合17失点だ。

中国 下関商 八頭 興譲館 華陵 共生 鳥取西
中国F
中国S
中国Q
中国1
県F
県三決
県S
4○3八頭
3○2興譲館
3○1鳥取西
7○6総合技術
1●2華陵
 −
7○4宇部商
3●4下関商
4○2華陵
7○0米子松蔭
4○3如水館
 −
7○0鳥取工
1●2鳥取西
 −
2●3下関商
7○2開星
9○8松江東
6○2共生
 −
3○2岡山理大付
 −
2●4八頭
7○5共生
1○0松江南
2○1下関商
 −
9○5早鞆
 −
 −
5●7華陵
1○0宇部商
2●6興譲館
 −
4○1岡山城東
 −
 −
1●3下関商
5○0高陽東
3●6米子松蔭
 −
2○1八頭
備考 確実 確実 有力 34回14失点
(3.71)
34回10失点
(2.65)

4番手の華陵が「21世紀枠」で救済されるなら、“めでたしめでたし”というものだ。鳥取3位だった八頭は県勢として12年ぶりの出場を確実にしている。

四国 明徳義塾 小松島 今治西 寒川 済美
四国F
四国S
四国Q
四国1
県F
県三決
県S
6○5小松島
8○1寒川
5○1富岡西
 −
6○2高知
 −
7○0高知中央
5●6明徳義塾
2○1今治西
7○6済美
 −
4○1富岡西
 −
8○6生光学園
 −
1●2小松島
5○2高知
 −
5○0宇和島東
 −
9○3済美
 −
1●8明徳義塾
9○5高知商
 −
9○3高松
 −
7○5香川西
 −
 −
6●7小松島
9○2高松
 −
8○1今治北
3●9今治西
備考 確実 確実 有力 36回21失点
(5.25)
32回19失点
(5.34)

補欠1位は寒川ではなく済美と思われるが、いずれにしても希望枠の目はない。

九州 明豊 沖縄尚学 鹿児島工 城北 沖学園 神村学園
九州F
九州S
九州Q
九州2
九州1
県F
県三決
県S
2○1沖縄尚学
8○4城北
10○6神村学園
13○3自由ケ丘
 −
3○1大分商
 −
17○2中津工
1●2明豊
3○1鹿児島工
12○8佐賀学園
7○0大分商
 −
3○0中部商
 −
3○0名護商工
 −
1●3沖縄尚学
2○1沖学園
12○10文徳
 −
8○3樟南
 −
4○3神村学園
 −
4●8明豊
2○1樟南
3○2中部商
 −
3○2文徳
 −
2○1鎮西
 −
 −
1●2鹿児島工
11○1佐世保実
 −
5○4自由ケ丘
 −
3○2東福岡
 −
 −
6●10明豊
3○2佐賀商
7○0日向学院
 −
4○2鹿屋工
3●4鹿児島工
備考 確実 確実 有力 39回13失点
(3.00)
36回9失点
(2.25)
34回14失点
(3.71)

今回も「福岡枠」の発動はないと思われるが、沖学園の失点が少ないことから、保険のために希望枠で選んでおこう。

希望枠は今回限りで廃止されることになっている。3つの特別枠のなかで、希望枠は「より少なく悪い」制度だった。改善の余地はあるけれども許容範囲なのだ。補欠1位校のなかから選ぶという発想は妥当なものだからだ。補欠1位の9校の中から「21世紀枠」的な視点で数校を選ぶシステムなら、私の言う「逆転現象」は起きない。

▲01〜08年の補欠校から選んでみました。→「3代目んだ」(もし“21世紀枠がなかったら…”)

勝敗予想

「21世紀枠」を2校しか選ばなかったので反則スレスレだが、とりあえず36校の出場予想は完了した。例によってランクをつけよう。最後に宇都宮南と敦賀気比を入れ替えたのがどう響くかだが…。目標ポイントは2年連続で「12」にしておく。

1.明豊
2.平安
3.横浜
4.明徳義塾
5.東北
6.常葉菊川
7.千葉経大付
8.智弁和歌山
9.沖縄尚学
10.駒大岩見沢
11.慶応
12.東洋大姫路
13.関東一
14.今治西
15.中京大中京
16.鹿児島工
17.履正社
18.小松島
19.聖望学園
20.国士舘
21.聖光学院
22.天理
23.下関商
24.城北
25.長野日大
26.常葉橘
27.水戸商
28.沖学園
29.丸子修学館
30.華陵
31.敦賀気比
32.宇治山田商
33.八頭
34.北大津
35.成章
36.興譲館

▲採点方法は「01年センバツ予想」のページをご覧ください。

出場予想の当否

注目の東海3校目は宇治山田商だった。地域性にどれだけのウエイトを置くかの問題だったわけだが、決め手は失点の少なさだったのかもしれない。その点では宇都宮南も同様だ。まあ、両者には公立校という共通点もあるけれど…。

出場しない予想校 予想しなかった出場校
20.国士舘
26.常葉橘
28.沖学園
宇都宮南
一関学院
安房

私が意外だったのは市岐阜商の補欠1位(東海4番手)だ。常葉橘と市岐商は中京だけでなく常葉菊川も共通の対戦相手だ。菊川との点差だけなら、たしかに市岐商が上に来るのだが…。関東4番手が千葉経大付でなく水戸商だったのも意外だった。

実は、UP直前まで、宇都宮南を加えて「関東6、東京2」の予想をしていた。予想しなかった「21世紀枠」の1つを最初は関東で使っていたのだ。最後になって宇都宮南を外して敦賀気比を加えた。長野オンリーでは具合が悪いように思えたからだ。

宇都宮南と宇治山田商は地区大会未勝利という理由で意外に思われているようだが、これまでも近畿では地区大会未勝利校がたびたび選出されているし、東海では03年の東邦が地区大会未勝利で選ばれている。東海の場合は県1位校が1回戦不戦勝となる(自動的にベスト8)ので、県1位校が未勝利でも頭から排除されるマイナス要素とはならない。

四国の補欠校は準決勝大敗の寒川ではなく、準々決勝で小松島に惜敗した済美だった。また、「福岡枠」の発動もなかった。希望枠を沖学園にしたのは、希望枠で選ばれそうな高校のなかではもっとも上位進出の可能性が高いと思われたからだ。この予想は究極的には出場校予想が目的ではない。

補欠1位校

補欠校1位校のデータは次のとおりだ。

補欠1位校の「守備力」比較
補欠1位校 被塁打 与四死球 失点 失策
一関学院 27 6.94 2.06 1.80 1.29
高岡第一 24 9.77 3.09 2.06 0.77
沖学園 23 8.00 4.75 2.25 0.50
北照 17 13.37 1.26 4.04 1.51
鳥取西 16 10.85 3.18 2.65 1.85
済美 15 13.07 3.41 5.40 0.57
奈良大付 17 14.03 3.97 5.29 0.53
国士舘 13.50 5.03 5.29 1.32

希望枠は守備力重視で選ばれることになっている。今回の一般枠選考でも、微妙な地区では例外なく失点の少ないチームが選ばれているように思える。意地の悪い私は過去5回の希望枠選出チームについて4試合分の得点と失点を調べてみた。

03年 旭川実  22得点、9失点 1●8広陵
04年 秋田商  26得点、5失点 10○0鳴門工/3○0甲府工/1●7愛工大名電
05年 三本松   7得点、9失点 3●8東海大相模
06年 一関学院  8得点、4失点 1●2岐阜城北
07年 大垣日大 19得点、5失点 7○4北大津/4○1都城泉ケ丘/9○1関西/5○4帝京/5●6常葉菊川

今回の一関学院は8得点で7失点だ。データ上では、エース防御率のいい高校よりチーム打率のいい高校のほうが上位進出の可能性は高い。(→「エース防御率とチーム打率」

組み合わせにもよるだろうが、厳しい戦いを強いられるのではないかと思われる。ちなみに、もし一関学院が初戦敗退すれば、戦後の春夏通算ワースト勝率が新潟から岩手に移る。(→「いつか、テイクオフ」

勝敗予想の当否

出場予想の時点で3校を失い、獲得ポイントの満点は「32」だった。07年までの的中率55.1%で計算すると、獲得ポイントの期待値は「17.63」になる。結果的に、獲得ポイントはこの期待値どおりの「18」だった。

さすがに初日の3連敗には肝を冷やしたが、その後は盛り返して、ベスト8のランク総和は「104」でだった。01年以降、125→82→82→106→105→146→107だから、まずまずだ。前半は北大津、後半は聖望学園が主役だった。

目標ポイントから逆算すると、予想ランク「6」の常葉菊川が優勝すればビンゴだったが、菊川は3回戦で千葉経大付に敗れた。予想ランク「5」の東北は初日に敗れたので、予想ランク「7」の千葉経大付が私の期待を担うことになった。千葉経大付は準決勝で聖望学園に敗れて、ビンゴの夢は崩れた。

月日  回戦    勝ちチーム  スコア  負けチーム     当否    『サンデー毎日』 
3/22 1    (35)成章  3−2 駒大岩見沢(10)  /( 0- 1) 80<85( 0-1- 0)
3/22 1   (34)北大津  3−2 東北(5)      /( 0- 2) 85<90( 0-2- 0)
3/22 1    37)安房  2−0 城北(24)     ( 0- 3) 80<85( 0-3- 0)
3/23 1   (4)明徳義塾  3−1 関東一(13)    ○( 1- 3) 90>85( 1-3- 0)
3/23 2   (17)履正社  3−2 下関商(30)    ○( 2- 3) 90>85( 2-3- 0)
3/23 2  (19)聖望学園  2−0 小松島(18)    /( 2- 4) 90>85( 3-3- 0)
3/23 2  (16)鹿児島工  3−1 水戸商(27)    ○( 3- 4) 85=85( 3-3- 1)
3/24 2   (6)常葉菊川  6−4 明豊(1)      /( 3- 5) 95>85( 4-3- 1)
3/24 2  (7)千葉経大付  3−0 興譲館(36)    ○( 4- 5) 90>85( 5-3- 1)
3/24 2  (25)長野日大  6−3 今治西(14)    /( 4- 6) 85=85( 5-3- 2)
3/25 2 (12)東洋大姫路  4−1 一関学院(37)   ( 4- 7) 90>80( 6-3- 2)
3/25 2    (33)八頭  1−0 宇都宮南(37)   ( 4- 8) 85=85( 6-3- 3)
3/25 2  (8)智弁和歌山 12−4 丸子修学館(29)  ○( 5- 8) 90>85( 7-3- 3)
3/26 2    (22)天理  5−1 敦賀気比(31)   ○( 6- 8) 85=85( 7-3- 4)
3/26 2    (30)華陵  1−0 慶応(11)     /( 6- 9) 85<90( 7-4- 4)
3/26 2   (9)沖縄尚学  1−0 聖光学院(21)   ○( 7- 9) 90>85( 8-4- 4)
3/27 2     (2)平安  3−2 成章(35)     ○( 8- 9) 85>80( 9-4- 4)
3/27 2   (34)北大津  6−2 横浜(3)      /( 8-10) 85<95( 9-5- 4)
3/27 2 (32)宇治山田商  4−3 安房(37)     ( 8-11) 85>80(10-5- 4)
3/28 2   (4)明徳義塾  3−2 中京大中京(15)  ○( 9-11) 90>85(11-5- 4)
3/28 3  (19)聖望学園  7−5 履正社(17)    /( 9-12) 90=90(11-5- 5)
3/28 3  (16)鹿児島工  3△3 平安(2)      延長15回引き分け
3/29 3  (7)千葉経大付  7−2 常葉菊川(6)    /( 9-13) 90<95(11-6- 5)
3/29 3  (25)長野日大  2−0 北大津(34)    ○(10-13) 85=85(11-6- 6)
3/29 3 (12)東洋大姫路  1−0 八頭(33)     ○(11-13) 90>85(12-6- 6)
3/30 3     (2)平安  1−0 鹿児島工(16)   ○(12-13) 85=85(12-6- 7)
3/30 3  (8)智弁和歌山  2−1 宇治山田商(32)  ○(13-13) 90>85(13-6- 7)
3/30 3    (22)天理 10−1 華陵(30)     ○(14-13) 85=85(13-6- 8)
3/31 3   (9)沖縄尚学  3−1 明徳義塾(4)    /(14-14) 90=90(13-6- 9)
4/01 Q  (19)聖望学園  8−0 平安(2)      /(14-15) 90>85(14-6- 9)
4/01 Q  (7)千葉経大付  8−7 長野日大(25)   ○(15-15) 90>85(15-6- 9)
4/02 Q (12)東洋大姫路  2−0 智弁和歌山(8)   /(15-16) 90=90(15-6-10)
4/02 Q   (9)沖縄尚学  4−2 天理(22)     ○(16-16) 90>85(16-6-10)
4/03 準  (19)聖望学園  4−2 千葉経大付(7)   /(16-17) 90=90(16-6-11)
4/03 準   (9)沖縄尚学  4−2 東洋大姫路(12)  ○(17-17) 90=90(16-6-12)
4/03 決   (9)沖縄尚学  9−0 聖望学園(19)   ○(18-17) 90=90(16-6-13)

最終結果

もし聖望が優勝していれば、総合ポイントが3季連続でマイナスになるところだった。最悪の事態は回避できた。今回は36校出場なので目標ポイントの「12」は最低水準と言っていい。これより低くすると「目標」にならないからだ。明豊と平安のワン・ツーだから、目標ポイントをそう高くすることもできない。最終ポイントの「3」はターゲット内だ。

年  獲得 優勝チーム    総合   目標   最終 
01年 10 常総学院(2)  10- 2= 8  13  13- 8= 5
02年 14 報徳学園(8)  14- 8= 6  14  14- 6= 8
03年 19 広陵(4)    15- 4=11  13  13-11= 2
04年 18 済美(2)    18- 2=16  12  16-12= 4
05年 17 愛工大名電(7) 17- 7=10  14  14-10= 4
06年 12 横浜(4)    12- 4= 8  11  11- 8= 3
07年 12 常葉菊川(16) 12-16=-4  12  -4-12=16
08年 18 沖縄尚学(9)  18- 9= 9  12  12- 9= 3

出場予想しなかったチームは3校だったが、組み合わせを見たときは2校が初戦突破するのではないかと心配した。今年は(も?)ランク差「15」以上と「4」以下の試合で苦戦した。

勝敗予想の結果詳細
内訳 01-07年 08年
勝率
全試合 102 119 .462 18-17
 出場予想したチーム同士の対戦 102 83 .551 18-12
  ランク差「15」以上 28 13 .683 6- 5
  ランク差「10」〜「14」 26 11 .703 7- 2
  ランク差「5」〜「9」 24 27 .471 4- 2
  ランク差「4」以下 24 32 .429 1- 4
 出場予想しなかったチームが絡んだ試合 0 36 .000 0- 4
  出場予想したチームとの対戦(予想したチームの26勝9敗)
  出場予想しなかったチーム同士の対戦(1試合)
3- 1
0

これまで、私は埼玉のチームを常に上位に置いてきた。

01夏: 6花咲徳栄 ○●
02春: 2浦和学院 ○○●
02夏: 1浦和学院 ○●
03春: 3浦和学院 ○●
03春:10花咲徳栄 ○○△●
03夏:17聖望学園 ○○●
04夏: 3浦和学院 ○●
05春: 5浦和学院 ●
05夏: 2春日部共栄●
06夏: 8浦和学院 ●
07夏:14浦和学院 ●
08春:19聖望学園 ○○○○●

半分より下のランクに据えたのは今回が初めてだ。よりによって、そういうときに決勝まで残らなくていいのに…。


◆鬼が大笑いしそうですが、来年は「んだ」(09年センバツ予想)に予想を投稿されることを拒みません。条件は自分のケツを自分で拭くことです。時期が遅れても構いませんが、大会終了後には必ず自分の予想の採点結果も投稿してください(義務が果たされないときは当サイトおよび関連ブログの閲覧をブロックします。それ以前に不適切な投稿は削除したうえで投稿禁止にしますけど…)。なお、夏に関しては、私自身の予想が日程的にギリギリである関係上、投稿できるタイミングはほとんどありません。

◆事実誤認、数値の誤り、変換ミス、リンク切れ等にお気づきの際は、お手数ですが「3代目んだ」(08年センバツ予想)または「メールのページ」からご一報いただけると幸いです。なお、当サイトでは固有名詞における「ヶ」は例外なく「ケ」に改めることにしています。「霞ヶ浦」は「霞ケ浦」で表記しましたのでご了承ください。

◆他の年の予想→06年センバツ07年センバツ07年選手権08年選手権/09年センバツ/10年センバツ

★07/12/30校正チェック済、ケOK、順OK
★07/12/31HTML文法チェック済(エラーなし)



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