◆このページは、高校野球の02年秋季大会で北信越、東海、中国、四国、近畿の各大会に行ったときのものです。そのときに見た浜名、隠岐、高知東、斑鳩の4校について、98年春から02年秋までの戦績をまとめてあります(03年以降は追加していません)。また、各大会の場内アナウンス等を比較してみました。
96年5月10日、私は新潟市営鳥屋野球場に行くつもりだった。社会人の新潟大会だ。だが、天気予報が悪い。新幹線もホテルも予約せずに、当日深夜0:00を回ったところで新潟をあきらめた。羽田発北九州行きの始発便に空席があることを確認できたので、社会人野球の九州大会に振り替えた。
行き先は北九州市民球場だ。行きがかり上、第1試合を捨てることになるが、新幹線では第2試合にも間に合わないおそれがある。北九州空港から小倉駅行きの連絡バスを途中下車した。バス停を降りて地図を広げたら、一緒に降りたおじさんに、どこに行くのかと聞かれた。次の交差点を右折するようにと言われた。
福岡では雨の心配はなかった。どうやら、その日の新潟では雨の中で試合がおこなわれたらしい。どちらが「正解」だったのか、判断は難しいところだ。あれから7年が過ぎた。
センバツの北信越枠は、例年「2」だ。ということは、準決勝は事実上のセンバツ出場決定戦になる(実際にはそうならなかった…)。おいしい試合が見られる確率が高いという経験則に基づいて、「あさひ」に乗り込んだのは、02年10月13日だ。
新潟駅から歩いても30〜40分というところだろうか。とりあえず駅前のバス停で、時刻表を確認した。1時間に4本ほどある。それなら、バスでいい。一緒にバスを待っていたジャージ姿の中学生の一団がいた。引率の先生(たぶん)が、出発時刻を待つバスの中で運転手に尋ねた。「球場までおいくらですか?」
210円という答えを聞いて、その先生は生徒たちに釣り銭がないようにと伝えた。私は、王子に住むK氏からアドバイスを受けていた。球場の1つ手前のバス停で降りると運賃が安くあがる、と。せっかくだから、素直に受け入れた。180円だった。30円も違う。あとでお礼を言わねばならぬだろう。30円分たっぷりと…。
第1試合は長野工と石川の遊学館、第2試合は福井商と富山の氷見が対戦する。ベスト4が4県に分散したのに、地元・新潟だけが出ていないとは皮肉な話だ。それでも「センバツ出場決定戦」とあって客足が早い。1つ手前で降りて、貴重な30円を節約した私がのんびり歩いていると、バスは球場に向かう車の列の最後尾で動かない。
局所的な渋滞だ。結局、球場に着いたのは、一緒にバスに乗ったジャージ姿の野球部員(おそらく)と変わらなかった。なるほど! K氏のアドバイスは有益なものだったのだ。同じ時間に着くなら、30円払う必要はない。持つべきものは友、あらまほしきものは先達、ということだろう。
小○○中の野球部員より高いチケットを買った。まあ、中学生料金(たぶん無料)で入れてくれ、とは思っていない。たった今30円節約したばかりだからだ。スタンドの入口で、入場者1人1人に次のようなチラシが配られた。
| !注意 ファウルボール |
| ―お願い― |
| 試合中ファウルボールを顔面に受け、重傷を負うという痛ましい事故が発生しました。連盟としても一層の安全確保に努めますが、皆様のご協力をお願い致します。 ・ファウルボールは大変危険です! ・ボールの行方には十分ご注意ください。 (予想以上に早い打球・跳ね返りボール等) ・お子様をお連れの方は、特に注意してください。 ・ファウルボールのとき、当番校の生徒が笛を吹いてお知らせします。 |
| 新潟県高等学校野球連盟 |
私も02年6月、脇腹に直撃を受けたことがある。神宮の2階席だ。足を組んで前の席に投げ出していたので、身動きできなかった。別にアザにはならなかった。誰が当てたか、しっかり覚えている。国○○大出身で○○東○○の○○山だ。
翌月、伊勢原では隣に置いていた空のペットボトルに命中した。このときは普通に座っていたので、5mぐらい逃げ出した。突き指したくないので、硬球を捕ろうとは思わない。それに左手にスコアカード、右手にはペンを持っている。
鳥屋野に行った2週間後の早朝、5:05に水道橋駅から東京駅行きの上り電車に乗った。この時間、みどりの窓口は開いていない。持ち合わせの小銭が318円だったので、290円の切符を買った。この時間帯は、黄色の電車ではないから、御茶ノ水で乗り換える必要はない。
東京駅発5:20の東海道線下り電車は2ドアの車両、リクライニング仕様だ。そうでなければ、3時間も乗っていられない。途中で富士山が見えた。雲はかかっていない。てっぺんには雪もある。ただし、宝永山のでっぱりが見える。なかなか「完璧」は難しい。
静岡着が8:27。隣のホームに接続用の浜松行きが待っていた。島田までさらに30分弱かかる。試合開始は10:00の予定だ。島田駅の改札口は1つだけだ。島田球場は線路の反対側にあるはずだ。駅舎内の案内板を見ると、線路を越えるには、改札口の右手に歩いていかなければならない。
ちょっと距離があるようだ。近くに駅員がいたので、線路の反対側に行くにはどこから行けばいいのか尋ねた。改札口左手の交番の先から抜けられるようだ。その前に、なにか食糧を確保しておく必要があるだろう。駅前でコンビニを探したが見当たらない。
仕方がないので、駅の売店で菓子パンとゆで卵(2個)を仕入れた。まあ、高校野球だから、売店は出ているだろうが、どうせ「関税」がかかっているに違いない。途中にコンビニがあるかもしれないし、ないかもしれない。あったとしても開いていなければ意味がない(経験談)。
最悪の事態を想定して、最低限の備えを怠らないのが、この道の達人というものだ。駅員に教えてもらった通り抜け用の連絡通路は、かなり年季が入っていた。公称169cmの石川雅規でも腰をかがめないと、頭をぶつけることになるだろう。ムルアカ氏なら、這いずっていくしかない。おまけに暗い。
線路の反対側に出ると、さっそくそれらしき照明灯が見えた。ほどなく球場に着いた。この季節、日陰に入るか、日向に出るか、微妙なところだ。島田球場の日陰席は30席ほどだった。
風が強い。風で体感温度が下がることを考えたが、とりあえず数の少ない日陰の席を確保した。本格的に寒くなったら日向に出ればいい。寒くなった頃には太陽は傾いているから、いやでも西日を受けるだろう。
今日の目当ては、第1試合の浜名だ。浜名高校と言うぐらいだから、浜名湖岸にあるのかと思って地図を開いてみたら、浜名湖とは接していない浜北市にあるようだ。
| 02/10/27(島田) 高校秋季東海大会 2回戦 2日目第1試合 | ||
| 浜名高 | 002 000 000 002 =4 | ○#1 |
| 東邦高 | 002 000 000 000 =2 | ●#1 |
第1試合は延長に入ったため、2時間半かかった。第2試合は7点差で迎えた7回表に1点だけ入って、コールドになり損ねた。試合終了15:38。この球場は大井川の河畔にある。もう少し早く終われば、1kmぐらい先にある蓬莱橋を渡ろうと思っていたが、相変わらず風も強いので、あきらめた。
| 98年 | 99年 | 00年 | 01年 | 02年 | |
| 春 | 3○0新居 4●6磐田東 【西部3回戦】 |
12○5浜松北 9●10二俣 【西部3回戦】 |
6○0浜松北 6○0袋井 2○1興誠 10○9掛川西 13○6浜松工 4●5御殿場西 【県1回戦】 |
4○2浜北西 15○0浜名湖南 9○5磐田西 0●1掛川西 4●5磐田東 6●12富士 【県1回戦】 |
16○6湖西 11○1天竜林 12○3浜松工 12○7聖隷 0●9浜松商 2●5沼津学園 【県1回戦】 |
| 夏 | 7○0静清工 10○0磐田農 0●7常葉橘 【3回戦】 |
20○0下田南南伊豆 14○1沼津工 3●5静清工 【3回戦】 |
13○0磐田北 11○0長泉 5○1磐田農 0●4掛川西 【準々決勝】 |
3○2韮山 0●3磐田北 【2回戦】 |
10○1周智 2●4桐陽 【2回戦】 |
| 秋 | 7○4浜松北 2○1浜松商 6○2袋井 0●4興誠 3●4磐田西 15○0静清工 8○0富士宮西 6○1掛川西 6○2常葉菊川 2●4静岡 【県決勝】 |
9○2春野 11○1新居 3●5掛川西 7○3浜北西 4○0浜松日体 10○2浜松西 5○4富士宮北 6○2常葉橘 7○0日大三島 5●7浜松工 3○1静岡 【県3位決定戦】 |
5○3天竜林 7○0浜北西 2●3磐田北 8○7興誠 7○0裾野 5●7島田商 【県2回戦】 |
13○0二俣 6○1浜松商 6○5磐田農 1●2浜松南 2●12掛川西 7○6静岡 3●10富士宮北 【県2回戦】 |
10○0春野 14○3聖隷 8○1磐田東 11○3常葉菊川 10○0磐田農 7○5島田商 8○4静岡市立 8●11常葉菊川 8○2静岡商 【県3位決定戦】 |
天気予報がすぐれず、高速バスの予約をためらっているうちに、福山行きは満席になっていた。出発当日、倉敷行きを確保した。これまで夜行バスを利用したことが3回ある。富山、長野、大阪だ。到着時刻が早すぎて持て余した。さすがに岡山だとちょうどいい。
バスが津山インターを降りたとき、まだ雨が降っていた。ここから終点の倉敷までは、高速ではなく一般道だ。時間を食うだけなら、さっさと乗り換えるに限る。まだ先は長いのだ。岡山駅前で降りた。三原駅に着いたとき、雨は上がっていた。三原駅からバスに乗る。1時間に1本しかない貴重なバスだ。
3番乗り場から、10:00発「小泉」行きのバスに乗った。バスを待つ間に晴れ間が広がっていく。バスの中では日差しがまぶしくて、サングラスを取り出した。もう天気を心配する必要はないようだ。10:24、三原市民球場の最寄りのバス停「見初橋」で降りた。一緒に降りたのは私を含めて5人だ。
真っ先に降りた白い帽子と紺のブレザーのおじさんは、何のためらいもなく、ずんずん歩いていく。どうせ目的地は同じだ。だいたい、胸にリボンさえあれば、いかにも大会役員という格好だ。私はストーカー作戦には出なかった。やるべきことがあるからだ。
道路の反対側に渡って、帰りの時刻表を書き写した。本数が少ないなら、これが常識というものだ。私が書き終えたとき、一緒に降りたはずのカップルが戻ってきて、道路を渡ろうとしていた。私に触発されたらしい。なかなか感心なこころがけだ。あとで役に立つ(こともある)。
この日は、中国大会の初日だ。開会式は隣接する尾道市のびんご球場でおこなわれる。選手は開会式に出たあとで、移動しなければならない(関東や北信越もこのスタイルだ)。そんなわけで、第1試合は11:30開始予定だった。私が球場前に着いたのは、10:40頃だろう。
どうも様子がおかしい。高校の秋季地区大会なら、1時間前にはチケットを売り出すはずだ。どうやら、開会式を含めて、1時間遅れにしたらしい。チケット販売が11:30、試合は12:30から始まるようだ。長距離バス移動の身としては、2時間の待機はつらい。げんなりだ。
明日の予定は四国なのだ。天気次第で、高校の四国大会か、松山の坊っちゃんスタジアムでおこなわれる神宮大会の代表決定戦(大学)のどちらかに行くつもりだ。二股かけているから、ホテルも予約していない。ここで1時間ロスすると、まず松山は絶望的だ。
せめて、周辺に喫茶店でもあれば座って時間をつぶせるが、そういう施設があるとも思えない。ひたすら待った。耐え忍んだ。じらされるのは最良のオードブルらしいが、いつもそうとは限らない。私は悲観論者だ。
ようやくチケットを買って球場の中に入る。想像していたより、きれいな球場だった。陸上競技場やテニスコートなどの周辺施設を含めて、改装されてから日が浅いものと思われる。
だが、まだ1時間ある。やがて練習が始まった。どういうわけか、BGMが「栄冠は君に輝く」だ。センターポールの旗も青ではない。パンフを見たら、「後援・朝日新聞社」だった。納得だ。
| 02/11/01(三原) 高校秋季中国大会 1回戦 初日第1試合 | ||
| 隠岐高 | 000 011 200 =4 | ●#1−#8 |
| 宇部鴻城高 | 117 000 00X =9 | ○#1 |
「悠久の夢、海越えて」――第1試合に登場した隠岐高校の横断幕は、私にとっての最優秀横断幕だ(02年末現在)。島内唯一の高校だから、ろくに練習試合もできないだろう。試合は、かろうじてコールドを免れた。隠岐は「21世紀枠」で念願のセンバツ出場を果たした。「悠久の夢」だからこそ、自力でかなえてほしかった。
| 98年 | 99年 | 00年 | 01年 | 02年 | |
| 春 | 7●9松江北 【東部1回戦】 |
10○9松江北 9○0松江高専 6○4明誠 12○5江津 3○2開星 7○5益田東 【県決勝】 |
1●4淞南学園 【東部1回戦】 |
6○1松江工 10○2情報科学 14●15川本 【県1回戦】 |
3●6松江商 【東部1回戦】 |
| 夏 | 9○2川本 11○2出雲商 3●11浜田 【3回戦】 |
11○1益田工 6●8江の川 【3回戦】 |
1●8出雲商 【2回戦】 |
11○5津和野 8●9安来 【3回戦】 |
5●12浜田 【2回戦】 |
| 秋 | 13○1出雲農林 1●12浜田 【県1回戦】 |
3●5開星 【1次2回戦】 |
7○4大東 2●3三刀屋 【1次2回戦】 |
9○8大田 2●6松江農林 【3回戦】 |
11○7出雲工 8○1松江高専 3○0江の川 2○1出雲北陵 5○4開星 【決勝】 |
第2試合終了が17:30だった。終バスの1本前に間に合った。見初橋バス停で乗ったのは私1人だった。ちなみに、東京のバスならバス停に立っているだけで止まってくれるが、地方のバスは手を上げないと止まってくれない。危うく乗り損ねるところだった。夕闇迫る山奥で1時間に1本しかないバスを逃したら…。
四国大会は、2日から始まる。組み合わせ抽選は1日だ。高松駅近くのホテルに泊まった。夕刊には組み合わせが出ているだろうと思ってコンビニで探したが、夕刊は見当たらない。ホテルのフロントで尋ねたら、もともと夕刊自体が存在しないようだ。
時間が時間だけに、問い合わせるなら新聞社だろうが、きっと迷惑がられるだろうと思ってやめておいた。まあ、どのみち早起きするしかないのだ。ただ、組み合わせを見ないことには行く球場が決まらない。翌朝、早めに起きた私は、ロビーに降りて地元紙を開いた。
| 志度(×1.2) | オリーブ |
| 鳴門工(1)対(0)尽誠学園 今治西(1)対(1)高知 |
今治東(2)対(2)生光学園 高知東(2)対(1)丸亀城西 |
あらかじめ、各校にポイントをつけておいた。私は「1度見たチームを何度も見る必要はない」主義者だが、高校の場合、3年たてば選手が入れ替わるから、さほど気にするわけではない。ただ、尽誠は01年神宮大会で見ているので、できれば遠慮したい。
対戦カードがイーブンなら、駅から近い志度球場にするつもりだった。オリーブスタジアムは、これからも行く機会があるかもしれない。志度はたぶんないだろう。それなら、チャンスがあるときに志度に行ったほうがいい。だから、4校のポイントを足し算して、志度は1.2倍する手はずだった。
そんな計算をするまでもなかった。この顔合わせでは心は1つだ。そそられる3校がオリーブに揃っているのだ。もはや迷うことはない。
高松駅からバスに乗った。球場に着いたのは9:00を少し回っていた。このバスに乗らないと10:00の試合開始には間に合わないはずなのに、30分ほど乗っていたバスの後半の15分ほどは、私以外の乗客がいなかった。したがって、私が降りたあと、あのバスはむなしく運転手1人になったのだ。
地方の大学野球や社会人野球では、よく経験することだ。ときどき、存在を忘れられてしまうようで、群馬の太田球場に関甲新リーグを見に行ったときは、ちゃんと降車ボタンを押したのに、バス停を通り過ぎてから止まってくれた。こっちは、どこにバス停があるかも知らないというのに…。
▲03年社会人長野大会で、R師は8:15長野駅発「運動公園行き」のバスに乗ったそうですが、終点まで「貸切」状態だったそうです。
オリーブスタジアムのチケットもぎりは、高校生ではなかった。高野連の腕章をつけていたので、どこかの先生なのだろう。高校生でないなら、言うべきことがある。組み合わせ抽選が前日では予定が立てられないとクレームをつけた。
▲03年の秋季四国大会は、前日抽選ではありませんでした。まあ、前日に時間と球場が決まる仕組みでは、応援も難しいでしょう。
スタンドに入ると、開会式の途中だった。分散開催なら、わざわざ開会式をやる必要はないような気もするが、第1試合の2チームだけでやっていた。役員表彰もあった。そっちが主目的なのかもしれない。
第1試合終了後、球場の売店でさぬきうどんを食べた。せっかく香川に来たのだ。それに、日向にいても寒い。暖をとる必要もある。代金を払うと、どんぶりに麺だけ入れてくれる。麺は自分で湯がいて、おつゆも自分で入れるというシステムになっている。
第2試合は、高知東が2点リードで迎えた9回表に5点とって、ゲームを決定づけた。
| 02/11/02(オリーブ) 高校秋季四国大会 1回戦 初日第2試合 | ||
| 高知東高 | 010 003 005 =9 | ○#1 |
| 丸亀城西高 | 010 001 000 =2 | ●#1 |
高知東は2回戦(準々決勝)で優勝した徳島商に1点差負けしてベスト4には入れなかったが、「21世紀枠」候補校であり、「希望枠」でも好位置だった。島根と違って、高知には明徳義塾という高くて厚い壁がある。救済しても、文句を言うつもりはなかったのに、残念ながら選ばれなかった。
| 98年 | 99年 | 00年 | 01年 | 02年 | |
| 春 | 7○4須崎工 0●8室戸 【2回戦】 |
10○3城山 5○3室戸 5●12中村 【準々決勝】 |
10○3清水 7○0高知西 2○1安芸工 2●8伊野商 【準決勝】 |
11○3中芸 17○2安芸 2●3室戸 【準々決勝】 |
6○3西土佐 12○3小津 3○1高知商 2○1室戸 0●2明徳義塾 【チャレンジM】 |
| 夏 | 1●11清水 【1回戦】 |
4○2大方商 10○7中芸 6○3安芸 6○2岡豊 4●12高知 【準決勝】 |
9○6追手前 8●9中村 【3回戦】 |
10○0清水 4●9高知商 【2回戦】 |
1●5高知商 【1回戦】 |
| 秋 | 0●6高知商 【1回戦】 |
3○1安芸 6○4高知高専 13○6高知東工 3●11高知商 【準決勝】 |
9○3須崎工 5○4小津 11○10明徳義塾 4○3岡豊 2●3高知 【決勝】 |
4●6高知商 【1回戦】 |
10○3宿毛工 5○4中村 9○3高知西 1●2高知 2○1高知商 【3位決定戦】 |
最近5年間の高知の甲子園出場校は、98春=明徳、98夏=明徳、99春=明徳、99夏=明徳、00春=明徳、00夏=明徳、01春=高知、01夏=明徳、02春=明徳、02夏=明徳、だ。00年秋の準々決勝は貴重な1勝なのだ。
福山に泊まった私は、新幹線には乗らずに在来線で尾道に行った。びんご球場(しまなみスタジアム)の最寄り駅は新尾道だ。尾道と新尾道の間のバスは豊富にあるから、無理に特急料金を払う必要はない。ただし、新尾道から先のバスはない(試合開始に間に合わない時間帯ならある)。
地図だけ見ていたら、新尾道から球場まで歩いて20分もあれば着きそうな距離だ。だから歩いた。失敗だった。地図には等高線も描かれている。山の上にあるのはわかっていた。歩き始めてほどなく、駅まで引き返してタクシーに乗ろうかと思った。
まだ4試合しか見ていないとはいえ、遠征も3日目だ。しかも、(31日)東京→(1日)岡山→三原→高松(2日)→福山(3日)→尾道という具合に、連日の当日移動なのだ。普段より重い鞄を抱えていては、ハイキングコースを楽しむ気分にはなれない。
寒い中で、汗をかきながら20分、ようやく運動公園の入口にたどりついた。途中、引き返してくる空車のタクシーを止めようかと何度も思った。照明灯のほうに行こうとしたら、あまり人気(ひとけ)が感じられない。それは陸上競技場だった。球場は一番奥にあるようだ。さらに5分ぐらい歩かされた。
やっと目的地に着いたと思ったら、ゴールはまだ先にあったのだ。これは結構しんどい。第1試合は8:31に始まった。大会3日目なのに、なぜか「開始式」というのがあった。何をやるのかと思えば、ただ日の丸を揚げるだけの話だ。ご苦労な習慣だ。ちなみに、第4試合終了後の「終了式」はなかった。
| 02/11/03(びんご) 高校秋季中国大会 準々決勝第1試合 | ||
| 広陵高 | 101 000 021 =5 | ○#1 |
| 広島国際学園高 | 000 010 002 =3 | ●#10−#1 |
2回表、一死一・二塁でインフィールド・フライをセカンドが落球した。落としたセカンドは、すぐに二塁のカバーに入ったショートに送球した(セーフ)。広島という土地柄だけに、わざと落としたようにも思いたくなる。
第3試合の途中に、車の呼び出しのアナウンスがあった。高校野球では珍しいことではない。だいたいは「お車の移動をお願いします」であり、ときには「ライトがついております」もある。後者のアナウンスがなかったために、バッテリーが上がった経験を持つのは旧姓S氏だ。びんご球場での「窓が開いております」は初めて聞いた。
第4試合が終わったのは18:29だった。タクシー会社の電話番号を聞きに、中に入った(本部室?)。外に出ると、つい1カ月ほど前に、東京から大阪に転勤になったばかりのN氏がいた。転勤直前の県営大宮球場で「今度は神宮大会で」と言って別れたはずなのに…。まあ、この業界?では、いかにもありがちなことだ。
尾道ラーメンを食べる時間もなく、慌しく上りの新幹線に乗った。考えてみれば、この遠征中特急料金を払うのは初めてだ。翌日の行き先は西京極なので、阪急沿線がいい。大阪ではなく三宮に泊まった。新幹線に乗ったのは西明石までだ。新神戸まで新幹線で行くより、1000円ほど違うからだ(地下鉄込み)。
西京極の近畿大会は、準々決勝(2回戦)だった。近畿枠は「6」。負けても可能性はあるが、勝てばほぼ「確実」だ。第1試合は、東洋大姫路と育英の対戦だった。9回表、1点を追う育英は二死一・三塁としたが、東洋大姫路が逃げ切った。
続く第2試合、一塁側の応援席には「明るく楽しく元気よく和歌山県立南部高等学校」の横断幕が掲げられた。「頑張れ!○○球児」より私の好みだ。試合は、9回表に5本のシングルヒットと2個の四球で、斑鳩が逆転勝ちした。
| 02/11/04(西京極) 高校秋季近畿大会 準々決勝 4日目第2試合 | ||
| 斑鳩高 | 000 000 014 =5 | ○#1 |
| 南部高 | 000 120 010 =4 | ●#1−#6 |
01年秋、奈良4位で「21世紀枠」に推薦された斑鳩は、1年後自ら「切符」をつかんだ。
| 98年 | 99年 | 00年 | 01年 | 02年 | |
| 春 | 0●9奈良商 【1回戦】 |
7○2志貴 9○2西大和 1●6高田商 【3回戦】 |
10○0志貴 7●9桜井 【2回戦】 |
0●10畝傍 【2回戦】 |
3○2田原本農 3○1香芝 4○1北大和 4○3五条 9○5智弁学園 14○0高田商 【決勝】 |
| 夏 | 0●7桜井 【2回戦】 |
2●10富雄 【1回戦】 |
19○0帝塚山 13○12桜井商 0●11郡山 【3回戦】 |
4●10郡山 【1回戦】 |
1●2天理 【2回戦】 |
| 秋 | 5○2富雄 12○2室生 3●5高田 【3回戦】 |
5●12奈良大付 【2回戦】 |
7○5添上 4○3片桐 5○4広陵 4○1奈良大付 6●10智弁学園 【決勝】 |
9○1片桐 4○2平城 4○3橿原 8●9智弁学園 0●7天理 【3位決定戦】 |
3○2上牧 7○3奈良大付 7○5郡山 6○3登美ケ丘 6○5天理 【決勝】 |
さて、5つの地区を回ってみると、関東とは異なる点がある。違和感があるのが、場内アナウンスの際に背番号を言わないことだ。一般的な関東スタイルは「1番センター○○くん、背番号○」であり、ときには出身中学や学年がついたり、フルネームだったりする。背番号を言ってくれないと、書くのが追いつかない。
大学野球の場合、スタメンのアナウンスの時期が関東と関西で異なる。関東の大学野球で両チームのスタメンがアナウンスされるのは、後攻チームのノックが終わり、先攻チームのノックが始まった直後だ。関西の大学野球では両チームのノック終了後だから、両チームのノックを見ることができる。
今回行った5地区の高校野球では、関西スタイルだった。個人的には関東スタイルが好ましいと思っている。選手名、シート番号、背番号、審判名などを漏れなく記入するには5分はかかる。関西スタイルだと、まだ書き終わらないうちに試合が始まってしまうことがある。
場内アナウンスに関しては、1回表のシートのアナウンスに続けて、審判名を言うかどうかという点でも差異がある。また、私はあまり関心はないが、校歌の有無(試合終了後、2回の攻撃前、シートノック時)も地区によって違う。
| 地区 | チケット | パンフ | 喫煙 | その他 |
| 北信越 | ¥500- | ¥100- | 不可 | 勝利校の校歌あり。各イニング終了時にイニング得点のアナウンスあり。 ex.「○回の裏、○○高校無得点」 |
| 東海 | ¥600- | ¥200- | 不可 | 第1試合開始前のアナウンスが「おはようございます。ただいまより…」で始まる。考えてみれば自然なことなのに、ハッとするほど新鮮だった。アドリブなら偉い。 |
| 中国 | ¥500- | ¥500- | 可 | 5回終了時のグラウンド整備のとき、バッターボックスやキャッチャーボックスのラインを引かない(三原、びんご共通)。 |
| 四国 | ¥500- | 無料 | 不可 | 勝利校の校歌あり。 |
| 近畿 | ¥700- | ¥200- | 可? | 勝利校の校歌あり。試合終了後、開始・終了時刻のアナウンスあり。 |
▲高校野球で、私が最初に「スタンド内禁煙」に出くわしたのは、97年秋季関東大会の平塚球場です。スタンド内禁煙だとアナウンスもされているのに、「○○高校野球部父母会」の野球帽をかぶった人は、プカプカやっていました。
まあ、アナウンスやグラウンド整備など、ある意味ではどうでもいいことだ。だが、どうでもよくないこともある。中国大会の組み合わせだ。02年秋は広島開催だった。広島からは4校出場し、他の4県からは3校ずつ出場している。ここまでは、北信越と同じだ。
02年秋の中国大会では、岡山3チームの1回戦の相手は、例外なく広島の高校だ。こんな組み合わせは、中国以外にはない。
関西(岡山2位) 4−5(広島4位)広島国際学院 岡山理大付(岡山3位)7−12(広島2位)賀茂 岡山城東(岡山1位) 4−2(広島3位)崇徳
◆当初、ページタイトルは「越すに越されぬ」のつもりでした。島田球場が大井川河畔にあるからです。ところが、浜名高校は私の予想に反して、東海大会の決勝戦まで進みました。まあ、浜名高校自体は大井川より西にありますから、甲子園基準で考えるなら、もともと「越すに越されぬ」は無理でした。
◆次に、隠岐高校の横断幕から「海を越えろ!」のタイトルで作成していました。ところが、隠岐高校は「21世紀枠」の候補校に選ばれ、結局「当選」しました。本文でも書いたように、私は自力で越えてほしいと思っていますので、最初から上のようなタイトルでUPしました。
◆事実誤認、数値の誤り、変換ミス、リンク切れ等にお気づきの際は、お手数ですが「メールのページ」からご一報いただけると幸いです。このページに関連するブログ「んだ」のエントリーは(今のところ)ありません。
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