◆私はこういうタイプの選手が嫌いではないので…。
01年大学選手権の1回戦だった。5回表に一死走者なしで左打席に入った東亜大の農山は、カウント2−1と追い込まれた4球目以降、実に11本のファウルを打って、17球目をレフトのライン際に運んだ。1打席でファウル11本は私にとってのタイ記録であり、相手投手に投げさせた17球は新記録になる。
| 01/06/13(神宮) 大学選手権1回戦 2日目第4試合 16:58〜 | ||
| 東亜大 | 503 002 0 =10 | ○小森 |
| 福島大 | 100 000 0 =1 | ●尾形 (7回コールド) |
「殿堂」を安売りするつもりはない。いくら新記録といっても、そう簡単には選べない。それに、大差がついたあとだったから、勝敗に直結したり影響したりする場面ではなかったというのもマイナス要素だ。
実は01年の大学選手権では、もう1つの「マイ記録」が生まれていた。優勝した東海大に2回戦で立ちふさがった愛知学院大のサウスポーが記録したものだ。5回途中から登板して、8者連続の奪三振だった。しかも、打者10人を「完全」に封じた。
回 打順 位置 打者 左右 アウト走者 カウント 結果
5ウ 7番(左)長谷川L 2死走者なし BSBBKK 三振
6ウ 8番(二)古賀 L 無死走者なし BSBFS 三振
9番(三)栗原 R 1死走者なし BBSFK 三振
1番(遊)平野 L 2死走者なし SBFFS 三振
7ウ 2番 左 中島 R 無死走者なし FBSFBFFK 三振
3番(一)平間 L 1死走者なし SFS 三振
4番(捕)小田島R 2死走者なし SBSS 三振
8ウ 5番(中)橋本 R 無死走者なし BFBFFFK 三振
6番 打 渡辺 R 1死走者なし SBSBH 投ゴ
7番 打 鞘師 R 2死走者なし BH 遊邪
▲「S」は見逃しストライク、「K」は空振り、「F」はファウル、「B」はボール、「H」はインプレイの打球です。
東亜大と愛知学院大は、翌年の1回戦で対戦した。愛院大の先発投手は筒井。8者連続三振の投手だ。東亜大はこの筒井を5回途中でマウンドからひきずり降ろした。それはけっして派手なKO劇ではなかった。
| 02/06/12(神宮) 大学選手権1回戦 2日目第2試合 11:19〜 | ||
| 東亜大 | 001 000 002 =3 | ○米沢 |
| 愛知学院大 | 000 000 000 =0 | ●筒井−高峰 |
1年前と同じ5回表、1年前と同じ一死走者なしの場面で、農山が打席に入る。2−0と簡単に追い込まれた。3球目以降、農山は筒井から11本のファウルを打った。1年前と同じ本数だ。投げさせた球数も1年前と同じ17球だった。農山は四球を選んで一塁に歩いた。
筒井は次打者にも四球を与え、右打者を迎えるところでマウンドを降りた。貿易センタービルに1機目が衝突しただけでは、偶発的事故か意図的なテロか即座には断定しかねる。だが、時間を置かずに2機目が突っ込んだとき、それが偶然であるとは誰も思わなかったはずだ。
▲02年に書いたものです。まだ解説は不要だと思いますが、アメリカで起きた「9.11」同時多発テロのことですので、念のため。
1度だけなら、たまたま偶然のめぐり合わせかもしれない。だが、2度重なると無視できない。私が1991年から2001年までに見た「レコード対象ゲーム」1431試合では、92,778打数で9,803四球、1,596死球、3,766犠打、767犠飛であり、打撃妨害出塁が22回ある。
レコード対象外の試合を加えれば、悠に11万打席を超えるはずだ。1打席にファウルを11本打ったのを見たのは3回目だが、農山が2回だ。1打席で17球投げさせたのは農山1人なのだ(2回目)。11万打席で2回しか起こっていないことを、2回とも同じ選手がやったのだ。
何をためらうことがあるだろうか。これでも「殿堂」に選ばないなら、かえって私の記録マニアとしてのセンスが疑われることになる。家に帰った私は、前年の大会パンフを取り出した。調べたいことがあったからだ。
大学選手権のパンフには、春のリーグ戦の個人成績が載っている。試合中、農山の記録を見て「なんだ、これは!」と思っていたのだ。大学のリーグ戦は1シーズン当たり10試合強だ。1シーズンだけでは判断できない。それこそたまたま偶然の産物だったりもする。
大学選手権1回戦の東亜大のスタメン9人について、大会パンフに記載されている春のリーグ戦の個人成績を抜き出してみた。農山の異様な数字に気づいてもらえるはずだ。
| 01年春 | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | HR | 打点 | 盗塁 | 四球 | 02年春 | 試合 | 打数 | 安打 | HR | 打点 | 盗塁 | 四球 | |
| (右)中東 (左)小橋 (捕)谷 (遊)澄川 (指)福家 (三)河野 (一)森重 (二)農山 (中)山下 |
11 11 11 11 1 11 11 10 11 |
40 40 39 36 1 31 30 20 27 |
3 8 6 9 0 11 9 12 10 |
14 11 13 7 0 6 15 3 10 |
0 0 1 0 0 0 0 0 0 |
6 6 5 7 0 7 5 3 14 |
1 4 1 1 0 7 0 2 3 |
4 6 5 10 0 10 7 13 9 |
(右)中東 (一)河野 (捕)谷 (遊)澄川 (指)田沢 (中)富浦 (左)南口 (三)日野原 (二)農山 |
11 11 10 11 11 11 10 11 11 |
36 35 33 36 35 33 28 36 22 |
16 11 10 10 8 13 6 8 7 |
0 0 1 0 0 0 0 0 0 |
9 9 12 4 5 11 4 2 4 |
3 0 0 2 2 4 1 0 3 |
11 3 6 7 6 10 5 5 13 |
▲同パンフには「死球」の項目がありませんので、「四球」の項目は「死球」を含む「四死球」の意味だと思われます。私は、2文字分のスペースしかないときは「四死」を使っています。もっとも、このパンフでは「試合数」や「本塁打」が3文字表記ですが…。
▲01年のパンフには「得点」の項目がありますが、02年のパンフにはありません。私の無意識による脱落ではありませんので、念のため。
01年春のヒットは3本にすぎない。レギュラーとしてはあまりにも物足りない数字だろう。だが、01年は10試合で13個の四球、02年も11試合で13個の四球を得ている。したがって、出塁数(率)で考えれば、十分にレギュラーたりうるのだ。
一般的に四球の多い打者は、強打者であることが多い。たとえ意図的に勝負を避けなくても、厳しいコースを突いて結果的に四球になっても仕方がないという配球もあるだろうからだ。01年のプロ野球で両リーグの四球数上位10人の打者をリストアップしてみた。
▼『ベースボール・レコード・ブック』2002年版(ベースボールマガジン社)から作成しました。こちらの「四球」は額面どおりです。つまり、故意四球は含みますが、死球は含みません。当たり前です。
| パリーグ | セリーグ | |||||||||||||||
| 打者 | 所属 | 試合 | 打数 | 安打 | HR | 四球 | 打率 | 打者 | 所属 | 試合 | 打数 | 安打 | HR | 四球 | 打率 | |
| ボーリック 中村紀洋 カブレラ ローズ マクレーン |
M Bu L Bu L |
132 140 139 140 135 |
452 525 514 550 481 |
126 168 145 180 119 |
31 46 49 55 39 |
107 104 84 83 78 |
.279 .320 .282 .327 .247 |
金本知憲 松井秀喜 ペタジーニ 江藤 智 清原和博 |
C G S G G |
140 140 138 134 134 |
472 481 463 485 467 |
148 160 149 138 139 |
25 36 39 30 29 |
128 120 120 73 65 |
.314 .333 .322 .285 .298 |
|
|
パルデス 小坂 誠 大島公一 吉岡雄二 谷 佳知 |
H M BW Bu BW |
137 140 122 127 136 |
526 657 414 456 547 |
163 144 109 121 178 |
21 1 1 26 13 |
77 77 75 66 65 |
.310 .262 .263 .265 .325 |
谷繁元信 木村拓也 小川博文 金城龍彦 福留孝介 |
YB C YB YB D |
137 137 131 138 120 |
447 551 420 480 375 |
117 145 111 130 94 |
20 7 15 3 15 |
65 61 57 56 56 |
.262 .263 .264 .271 .251 |
|
こうしてみると、四球の多い打者というのは、勝負を避けられがちな長距離打者か(谷繁は打順の要素もあるだろう)、塁に出てから勝負するタイプの選手ということになるのだろう。
さて、大学野球ではどうなのだろうか。01年と02年の大学選手権パンフから、春のリーグ戦で10四球以上だった打者をピックアップしてみた。
▼「打順&ポジション」欄の算用数字は打順、漢数字がポジションです。打順もポジションも固定的なものではありませんが、当該年度の大学選手権で最初に見た試合のものを掲げました。大学選手権で見られなかったチームについては、当該年度の春季リーグ戦で見たときの打順とポジションです。
| 01年 | 02年 | |||||||
| 選手 | 所属 | 試-球 | 打順&ポジション | 選手 | 所属 | 試-球 | 打順&ポジション | |
| 伴 大須賀 熊田 遠藤 高橋史 |
東北福祉大 東北福祉大 福島大 福島大 創価大 |
11-13 11-10 12-13 13-14 12-11 |
2三 (6/13対九州国際大) 3遊 (6/13対九州国際大) 4捕 (6/13対東亜大) 3三 (6/13対東亜大) 1遊 (6/16対京都学園大) |
名和 高橋 宗像 阿久津 斎藤 |
北海道大 石巻専修大 石巻専修大 上武大 上武大 |
10-10 11-11 11-11 7-10 12-10 |
4遊 (6/13対福井工業大) 4捕 (6/13対九州国際大) 8左 (6/13対九州国際大) 1中 (6/12対龍谷大) 4左 (6/12対龍谷大) |
|
| 高橋光 多井 平野 栗原 平山 |
創価大 法政大 東海大 東海大 愛知学院大 |
12-11 12-10 11-12 11-11 10-12 |
6一 (6/16対京都学園大) 3左 (6/17対広島経済大) 1遊 (6/17対愛知学院大) 9三 (6/17対愛知学院大) 4三 (6/13対奈良産業大) |
鞘師 大松 岡本武 小田 衣川 |
東海大 東海大 関東学院大 愛知学院大 岐阜聖徳大 |
11-13 11-12 10-11 11-10 10-10 |
3中 (4/20対筑波大) 4右 (4/20対筑波大) 2遊 (6/11対四国学院大) 5一 (6/12対東亜大) 4捕 (6/12対九州共立大) |
|
| 平林 幸 足立 農山 澄川 |
奈良産業大 京都学園大 京都学園大 東亜大 東亜大 |
10-10 13-10 13-14 10-13 11-10 |
6三 (6/13対愛知学院大) 4左 (6/16対創価大) 1中 (6/16対創価大) 8二 (6/13対福島大) 4遊 (6/13対福島大) |
川原 戸田 坂本 農山 中東 |
龍谷大 奈良産業大 奈良産業大 東亜大 東亜大 |
11-12 14-13 13-14 11-13 11-11 |
1中 (6/12対上武大) 1中 (4/05対大阪大) ? 9二 (6/12対愛知学院大) 1右 (6/12対愛知学院大) |
|
| 河野 山下 山中 枦山 藤原 |
東亜大 四国学院大 四国学院大 九州国際大 九州国際大 |
11-10 12-15 12-13 11-12 10-11 |
6三 (6/13対福島大) 1遊 (6/13対岐阜聖徳大) 5左 (6/13対岐阜聖徳大) 6二 (6/13対東北福祉大) 5指 (6/13対東北福祉大) |
富浦 | 東亜大 | 11-10 | 6中 (6/12対愛知学院大) | |
| 大西 岩切 |
福岡工業大 崇城大 |
10-11 17-11 |
4三 (6/12対上武大) 3二 (6/15対横浜商科大) |
|||||
これを打順別・ポジション別に見ると、次のようになる。打順別では1番と4番に集中している。下位を打つ農山が上のリストに2度登場する特異さがわかろうというものだ。誰もがホームランバッターである必要はない。下位打者には下位打者の役割がある。
| 打順別 | ポジション別 | |||
| 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 |
8人 2人 5人 10人 3人 5人 0人 2人 2人 |
捕 手 一塁手 二塁手 三塁手 遊撃手 左翼手 中堅手 右翼手 指名打者 |
3人 2人 4人 7人 7人 5人 6人 2人 1人 |
|
農山は東亜大の野球スタイルを具現化した選手だったのだろう。03年大学選手権で、私は東亜大の試合を1試合だけ見た。
| 03/06/14(神宮) 大学選手権 2回戦 5日目第2試合 11:40〜14:39 | ||
| 東亜大 | 001 100 004 =6 | ○竹林 |
| 上武大 | 000 001 000 =1 | ●菊地−川崎−蓮見−山下 |
両チームのファウルの数は次のとおりだ。東亜大は打者48人で47本、1人当たり0.98本だ。上武大は1人当たり0.61本だから、その差は歴然としている。
| 東亜大(47本/48人) | 上武大(19本/31人) | |||||||||||||||||
| 1表 | 2表 | 3表 | 4表 | 5表 | 6表 | 7表 | 8表 | 9表 | 1ウ | 2ウ | 3ウ | 4ウ | 5ウ | 6ウ | 7ウ | 8ウ | 9ウ | |
| 1 0 2 1 0 - - - - |
1 - - - - 1 4 1 3 |
- 0 3 0 1 1 1 - - |
0 1 1 0 - - - 5 1 |
- - - - 0 0 1 0 - |
2 2 0 1 5 - - - 0 |
- - - - - 1 0 1 0 |
1 0 0 0 - - - - - |
0 0 0 - 1 0 1 0 3 |
1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 8番 9番 |
2 0 0 - - - - - - |
- - - 0 0 1 - - - |
- - - - - - 0 2 0 |
1 1 1 1 - - - - - |
- - - 2 2 1 0 - - |
0 1 - - - - - 1 0 |
- - 0 1 1 0 - - - |
- - - - - - 0 1 0 |
0 0 0 0 - - - - - |
| 4 | 10 | 6 | 8 | 1 | 10 | 2 | 1 | 5 | 計 | 2 | 1 | 2 | 4 | 5 | 2 | 2 | 1 | 0 |
▲1回表東亜大の3番打者には打撃妨害の打球を含みます。また、 4回裏上武大の4番打者の打席では一塁走者が盗塁死となりチェンジです。
いかに私が記録マニアといえども、1試合のファウルの数を数えることはあまりない。だが、「石川」のページでは延長18回打者53人を送った青学大のファウルの数を集計している。44本だから、1人当たり0.83本だ。
ためしに、ほかのチームについても、ざっくり数えてみた。1試合当たり20本前後が標準だと思われる。打者1人当たりにすれば、0.5〜0.7本といったところだろうか。
| 年月日 | 勝ちチーム | 1打席当たりのファウル | 負けチーム | 1打席当たりのファウル |
| 03/06/10 03/06/10 03/06/10 03/06/14 03/06/14 |
日本文理大 愛知大 早稲田大 札幌大 九州共立大 |
0.71本(29本/41人) 0.53本(21本/40人) 0.50本(18本/36人) 0.39本(15本/38人) 0.51本(21本/41人) |
仏教大 近大工学部 旭川大 流通経済大 金沢学院大 |
0.64本(23本/36人) 0.49本(17本/35人) 0.83本(20本/24人) 0.55本(17本/31人) 0.41本(14本/34人) |
03年パンフに記載された東亜大の野手登録17人は、左打ちが5人、両打ちが8人で、右打ちはわずかに4人(そのうち2人は捕手登録)しかいない。まあ、パンフで両打ちになっていても、実際には純粋なスイッチヒッターばかりではないけれども…。
上武大戦で東亜大が放った13本のヒットのうち10本はセンターから右方向だった。内野安打も5本あった。卒業した農山の精神が今も息づいていると言うより、もともとこういうチームカラーだから農山が輝いたと考えるほうがより適切なのかもしれない。
| 年月日等 | 回 | スコア | アウト走者 | 投手 | カウント | 結果 |
| 01/06/13 対福島大 8番二塁 |
1表 3表 5表 7表 |
4対0 5対1 8対1 10対1 |
無死満塁 1死2・3塁 1死(なし) 2死1・2塁 |
尾形R 尾形R 尾形R 尾形R |
BBBSSK H SBSFFFBFFFFFFFBFH SH |
三振 右飛 左安(次打者のとき二盗) 左邪 |
| 01/06/17 対創価大 8番二塁 |
3表 5表 7表 9表 |
0対0 2対1 2対2 3対2 |
無死1塁 1死(なし) 2死1塁 2死1塁 |
森川L 森川L 森川L 森川L |
1F1BH SBSH BBSSH 1S1H |
左安 投ゴ 遊ゴ 三ゴ |
| 02/06/12 対愛院大 9番二塁 |
3表 5表 7表 9表 |
0対0 1対0 1対0 3対0 |
無死1塁 1死(なし) 2死(なし) 2死1塁 |
筒井L 筒井L 高峰R 高峰R |
B1SH SSFBFFFFFBFFFBFFB SSBH BBSFS |
三ギ 四球 三ゴ 三振 |
▲カウント欄の*はバント、*はバスター、*はエンドラン、「1」は一塁への牽制球です。
▲創価大戦の第1打席では、2球目前の牽制球で一塁走者が誘い出されて盗塁死しています(1-3-6)。
◆残念ながら、東亜大が所属する中国地区大学リーグの連盟パンフには、前季個人成績が載っていないそうです。ネット上で検索しても、ほかのシーズンの打撃成績は出てきませんでした。もっとも、かりに○打数○安打という個人成績を探し出したとしても、リーグ戦でもファウルで粘ったあげくに四球を得ていたのではないかという疑問を解決することはできません。まあ、そう考えるのが自然でしょうが…。
◆いわゆる「松坂世代」に属する農山ですが、高校2年の秋は、PL学園に府大会準々決勝で9回サヨナラ負け(0対1)しています。高校3年(1998年)夏の北大阪大会でも延長11回の末、準々決勝で敗れています。当時は、キャプテンで1番ショートだったようです。
| 98年高校選手権北大阪予選準々決勝 | |
| 桜宮高 | 011 000 205 02 =11 |
| 大阪学院大高 | 001 410 201 00 =9 |
◆「最多ファウルは11本」のページに、私が見た試合で1打席に6本以上のファウルを打った打者のリストを掲げてあります。
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