セットポジションプロ野球
コンバート | ショート | 観戦試合勝敗表(プロ)

ショートというポジション

02/04/08作成
13/12/22更新

◆ 集計対象年度にご注意ください。01年以降のデータは反映させていません。今後も予定はありません。


◇ネタ元

坂本邦夫『プロ野球データ事典』(PHP研究所)には、2リーグ分立の1950年から2000年まで、年度ごとに12球団の主力選手が載っている。もちろん、簡単な成績もついている。嬉しいことに、打順や守備位置が掲載されているのだ。これは大いに利用価値があると思って、とりあえず買っておいた。

この本を利用すると、たとえば1975年の太平洋クラブライオンズは、1番サード・ビュフォード、2番セカンド・基、3番ライト・アルー、4番ファースト・土井、5番ライト・白、6番指名打者・江藤、7番レフト・竹之内、8番キャッチャー・楠、9番ショート・梅田が標準的なスタメンだったということが一目でわかる。

このように、打順とポジションを示しつつ、その年の標準的スタメンを特定する作業は、私なら絶対にやりたくない。なぜなら、「打順」と「ポジション」と「選手」の3要素を、それぞれ1対1で対応させなければならないからだ。固定メンバーならいざ知らず、なかにはややこしいときがあるのだ。

「コンバートの不可逆性」のページを見てほしい。96年、ローズはセカンドでスタメンに起用された試合が88試合ある。つまり、96年ベイスターズのセカンドはローズということになるはずだ。半数以上でスタメン起用されているのだから、誰も文句はないだろう。

同じ年のサードは、誰も過半数に達していない。一番多くスタメン起用されたのはローズだ。ポジションと選手は1対1で対応させなければ、標準的スタメンを示すことができない。この年のベイスターズのサードを誰にするか、悩むことになるだろう。ポジションだけでもこの調子なのに、打順まで絡んでくると一層面倒な話になる。

そこで、こういう本があると便利なのだ。私自身は責任を回避できるからだ。なお、同書には打順・守備位置に関して、次のような断りがついている。

坂本邦夫『プロ野球データ事典』(PHP研究所)

1950〜75年は、『定本・プロ野球40年』(報知新聞社)をもとに、セ・パ両リーグが毎年発表する年度別成績資料、『オフィシャル・ベースボール・ガイド(1963〜1975年版)』(共同通信社)、朝日新聞縮刷版(1950〜1975年)、各チームの球団史等を加味して作成した。1976年以降は、守備機会の多寡により、あらかじめレギュラー候補を拾い出しておき、それらの選手が任意に選んだ複数のチームとの対戦(1回戦〜最終戦)でどのような打順、守備位置で先発出場したかをチェックし、それをもとに代表的と思われる先発オーダーを確定した。全試合の先発オーダーをチェックしたわけではないので、必ずしもこれがベストオーダーとは言えない点に留意していただきたい。

◇歴代ショート(1960〜2000年)

コンバートには不可逆性がある(かもしれない)ことの検証は、不十分ながらもすでに試みた。私はひそかに「1268の法則」と呼んでいる。捕手が投手に転じること、ショートがバッテリーに転じること、センターがバッテリーやショートに転じること、ほかのポジション(34579)からこれらのポジション(1268)に転じることは、原則的にはあり得ない。

むろん、なかには逆行するケースもある。ただ、それはチーム構成の変化によるものが多く、ほとんどの場合はチーム力が落ちたことの反映だと思われる。つまり、欠員補充による繰上げ当選だろう。そこで、ショートの選手がその前後にどのポジションを守っていたか変遷をまとめてみた。次のような手順を踏んだ。

  1. まず、『プロ野球データ事典』に記載されているショートの選手をピックアップした(1960〜2000年)。
  2. 次に、森岡浩『CDプロ野球人名事典』(日外アソシエーツ)で、これらの選手のプロ在籍年度および球団を調べた。
  3. 改めて『プロ野球データ事典』に戻って、在籍期間中のポジションを調べた。

▼『プロ野球データ事典』で、1960年から2000年まで各球団のショートとして記載されている選手の一覧です。
▼「ポジション」の項目のスラッシュ(/)は、非レギュラーを示します。たとえば、石毛の場合はプロ6年目までショート、7年目からサード、ホークスに移った最後の2年間は非レギュラー、ということになります。
▼01年以降の所属球団は反映させていません。現役選手も00年までの記載にとどめていますので、ご了承ください。球団名の「A」「B」「O」「W」は、「表記規準」(ニックネーム)をご参照ください。
▼同書では61年ドラゴンズはショートが2人いて、サードがいません。河野旭輝がショート、前田益穂がサードと解しました。同様に68年オリオンズはショートが2人いて、セカンドがいません。山崎裕之をショート、前田益穂をセカンドにしました。

歴代ショート(1960-2000年)
選手 在籍年度・所属球団(00年まで) ポジション(00年まで)
アスプロモンテ
安達 俊也
李  鍾範
飯塚 佳寛
井口 忠仁
64-65D、66W
84-96Bu
98-00D
69-70O、71-72W、73C、73-80O
97-00H
遊遊遊
//////遊//////
左左
////遊遊遊遊遊遊
/遊遊/
石毛 宏典
池山 隆寛
石井 琢朗(忠徳)
石黒 和弘
石渡  茂
81-94L、95-96H
84-00S
89-00W・YB
64-71O
71-82Bu、83-85G
遊遊遊遊遊遊三三三三三三三三//
///遊遊遊遊遊遊遊遊遊/三三//
////三三三遊遊遊遊遊
遊//////
////遊遊遊遊遊/遊///
一枝 修平
今岡  誠
今津 光男
岩井 隆之
岩下 光一
64-71D、72-73Bu、74T
97-00T
58-64D、65-73C、74-75B
76-81W、82-88F
62-71F
//遊遊遊遊遊/遊//
/遊遊/
遊///////遊遊遊遊//////
////////遊////
遊遊遊遊//
宇野  勝
梅田 邦三
漆畑 勝久
エディ武井
大下 剛史
77-92D、93-94M
70G、71-75L、76-80D、80F
62-69C
60-61F
67-74F、75-78C
//遊遊遊遊遊遊遊左三///
///遊遊遊/////
///遊////
遊/
遊遊二二二二二二二二二
大橋  穣
岡崎  郁
岡島 博治
小川  史
小川 博文
69-71F、72-82B
80-96G
54-60D、61-65B、65-66S・A、67F
79-82L、83-96H
89-00B・BW
遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊//
/////遊遊遊遊三三三三三二
//遊三三三三三三二二
//////遊遊//遊遊//////
遊遊遊遊三三二遊遊遊遊/
川相 昌弘
菊川 昭二郎
城戸 則文
久慈 照嘉
久保寺 雄二
83-00G
63-67Bu、68-74L、75-76O
57-66L、67-74A・S
92-97T、98-00D
77-84H
//////遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊//
///////遊/遊///
//三三三三三三三遊/////
遊遊遊遊遊遊//
//中中左左三
黒江 透修
クレス
桑田  武
小池 兼司
小坂  誠
64-74G
63-65W、66Bu、67T
59-68W、69G、70S
61-74H
97-00M
//遊遊遊遊遊遊遊遊/
三三三
三三三
遊遊三右///
/遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊///
遊遊遊遊
河野 旭輝
河埜 和正
古葉 竹識(毅)
榊原 良行
阪本 敏三
54-60B、61-63D、64-66B、67L
70-86G
58-69C、70-71H
75-81T、82-84
67-71B、72-75F、76-78Bu、79-81H
遊遊遊//遊遊遊遊遊//
////遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊//
遊遊遊遊遊遊遊二二二二二二
///遊/////
遊遊遊遊遊遊三三二二/////
定岡 智秋
佐藤 兼伊知(健一)
佐野 嘉幸
塩崎  真
篠原 良昭
72-87H
78-92O・M
63-71F、72-75H、75-79C
97-00BW
62-69O、70-71A
///遊遊遊遊遊遊遊遊遊////
////////遊/遊遊//
///遊三三三//遊遊遊/////
///遊
////遊/////
渋井 敬一
進藤 達哉
末永 吉幸
菅野 光夫
杉本 公孝
78-92S
88-00W・YB
68-75F、76D、77-79O
75-85F
61-65S、66-67W
////////遊二二////
////遊遊遊遊三三三三
//////遊/////
///遊二二二二二//
遊遊////
勝呂 寿統(博憲)
鈴木  武
鈴木 康友
千田 啓介
高木  豊
88-91G、92-96BW、97-99Bu
53-60Bu、60-63W
78-84G、85L、86-90D、90-92L
62-69G、70-78O
81-93W・YB、94F
/////遊遊遊///
遊遊/遊二二遊遊遊//
////////遊//////
////////遊/遊//////
//二二遊遊二二二二二二一
高代 延博(慎也)
高橋 真裕(雅裕)
高橋 慶彦
立浪 和義
田中 秀太
79-88F、89C
83-96W・YB、97-99M
75-89C、90O、91-92T
88-00D
95-00T
遊遊遊遊遊/遊遊///
////遊遊遊遊遊////////
///遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊///
遊/遊遊二二二二二二左二二
/////遊
田中 幸雄
田辺 路朗(徳雄)
谷  真一
種田  仁
辻本 泰直
86-00F
85-99L、00G
83-90Bu
90-00D
62-64O
/遊遊遊遊遊/左右遊遊遊遊遊
//遊遊遊遊遊遊遊遊/////
遊///////
遊遊遊遊/////
/遊/
ディアス
土居 章助
東条 文博
豊田 泰光
鳥越 裕介
99-00C
56-60S、61G、62-63O
65H、66-74A・S、75O
53-62L、63-69S・A
94-99D、99-00H

///遊遊///
////遊遊遊遊遊//
遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊///
//遊遊//遊
永尾 泰憲
中原 全敏(勝利)
奈良原 浩
二岡 智宏
西村 俊二
73-78A・S、79-81Bu、82-87T
69-80F
91-97L、98-00F
99-00G
70-80Bu
/遊遊二二//////////
/////遊遊///
///////遊//
遊遊
///遊遊/////
野村 謙二郎
バート
浜名 千広
浜村  孝(健史)
パラーゾ
89-00C
71-72D
92-00H
66-70L、71G
80S
/遊遊遊遊遊遊遊遊遊//
遊遊
遊遊遊遊遊遊二二
/遊遊遊//
東出 輝裕
平田 勝男
広岡 達朗
広瀬  宰
広瀬 哲朗
99-00C
82-94T
54-66G
69-72O、73-75D、76-81L
86-98F
/遊
/遊遊遊遊遊///////
遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊/
遊/遊/遊遊遊遊遊////
///////遊遊三三//
広瀬 叔功
吹石 徳一
福留 孝介
藤田  平
船田 和英
55-77H
75-88Bu
99-00D
66-84T
62-65G、66-71L、72-80A・S
///遊遊遊遊中中中中中中中中中中/////
/////遊遊//遊////
遊遊
/遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊一一一一
//遊/三三/遊/三三三三三三
堀  幸一
前田 益穂
真喜志 康永
正岡 真二
松井 稼頭央(和夫)
88-00O・M
58-63D、64-75O
87-94Bu
68-84D
94-00L
///二二二二遊遊二中二
/遊遊三三三三三三三二///////
/遊遊/////
////////遊遊遊//////
/遊遊遊遊遊遊
松岡 功祐
真弓 明信
水上 善雄
水口 栄二
水谷 新太郎
67-77W
73-78L、79-95T
76-89O、90C、91-92H
91-00Bu
72-90A・S
遊遊遊////////
/////遊遊遊遊遊二二右右右右右左右////
///遊遊遊遊遊遊遊/遊遊/遊/
///遊遊二二二二二
////遊遊遊遊/遊遊遊遊遊////
南渕 時高
三村 敏之
宮本 慎也
武藤 孝司
村上 嵩幸(隆行)
90-97O・M、98-99D、00BW
67-83C
95-00S
96-00Bu
84-00Bu
/遊遊遊遊二二////
///遊遊遊遊遊遊遊遊二二////
/遊遊遊遊遊
/遊遊遊遊
/遊遊遊中中///中中////
本屋敷 錦吾
森  範行
森脇 浩司
八木  裕
安井 智規(俊憲)
58-63B、64-69T
85-96F
79-83Bu、84-87C、87-96H
87-00T
61-76Bu
遊遊遊/遊遊二二//
///////遊////
////////遊////////
//遊三三左左左三//////
/////遊遊遊遊遊遊////
柳田 利夫
矢ノ浦 国満
山口 富士雄
山崎 裕之
山下 大輔
59-62O、63-67G、67-70H
60-65Bu、66-67A、68G
63-73B、73W
65-78O、79-84L
74-87W
/遊遊遊/////
遊遊遊遊遊遊遊遊/
/遊二二二二///
遊/遊遊二二二二二二二二二二二二二二二二
/遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊二二
山本 久夫
湯上谷 *志(宏)
行沢 久隆
弓岡 敬二郎
吉田  剛
61-63F、64-65D
85-00H
76-79F、79-88L
81-91B・BW
85-00Bu、00T
遊////
//遊/二二二二//三三///
/遊/遊遊//////
遊遊遊遊遊遊遊遊//
//////遊遊遊//遊////
吉田 義男
米田 慶三郎
レドモン
ロイ
和田  豊
53-69T
68-79W
73F
63-67L、68Bu
85-00T
遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊遊//
//遊遊遊遊遊/////

遊遊遊三三一
///遊遊遊二二二二三二二二

ショートでレギュラーをとる前にほかのポジションでレギュラーだった選手は125人中12人に過ぎない。逆にショートでレギュラー・ポジションをとった選手の多くは、その晩年をセカンドやサードで過ごしていることがよくわかる。ショートというポジションはご老体には向かないポジションだと言えるのかもしれない。

◇タイトルホルダーのポジション(打撃三冠部門、1950〜2000年)

打撃三冠部門のタイトルを獲得した選手のポジションを、『プロ野球データ事典』で調べてみた。51年間で、ショートの選手がタイトルをとったのはわずかに5回しかない。このうち95年のパリーグではイチローと初芝清、それに田中幸雄が打点王を分け合っているが、80打点での打点王はパリーグ最低だ。

タイトルホルダーの守備位置(1950-2000年)
首位打者 本塁打王 打点王

65野村克也 91古田敦也 57野村克也
61野村克也
62野村克也
63野村克也
64野村克也
65野村克也
66野村克也
67野村克也
68野村克也
75田淵幸一 62野村克也
63野村克也
64野村克也
65野村克也
66野村克也
67野村克也
72野村克也


60榎本喜八
63 ブルーム
66榎本喜八
71江藤慎一
73加藤秀司
79加藤秀司
83落合博満
84 ブーマー
89 ブーマー
51川上哲治
52西沢道夫
53川上哲治
55川上哲治
68王 貞治
69王 貞治
70王 貞治
73王 貞治
74王 貞治
78水谷実雄
80谷沢健一
81藤田 平
85 バース
86 バース
93 オマリー
70大杉勝男
71大杉勝男
74 ジョーンズ
75土井正博
76 ジョーンズ
84 ブーマー
53藤村富美男
60藤本勝巳
62王 貞治
63王 貞治
64王 貞治
65王 貞治
66王 貞治
67王 貞治
68王 貞治
69王 貞治
70王 貞治
71王 貞治
72王 貞治
73王 貞治
74王 貞治
76王 貞治
77王 貞治
85 バース
86 バース
89 パリッシュ
90落合博満
91落合博満
94大豊泰昭
99 ペタジーニ
51飯田徳治
52飯田徳治
70大杉勝男
72大杉勝男
75加藤秀司
76加藤秀司
79加藤秀司
84 ブーマー
87 ブーマー
89 ブーマー
91 トレーバー
92 ブーマー
94石井浩郎
52西沢道夫
53藤村富美男
55川上哲治
60藤本勝巳
62王 貞治
64王 貞治
65王 貞治
66王 貞治
67王 貞治
71王 貞治
72王 貞治
73王 貞治
74王 貞治
75王 貞治
76王 貞治
77王 貞治
78王 貞治
85 バース
86 バース
90落合博満
91広沢克己
93広沢克己
94大豊泰昭
96 ロペス
97 ロペス
首位打者 本塁打王 打点王


53岡本伊三美
62 ブルーム
76吉岡 悟
81落合博満
82落合博満
93辻発彦
79 ミヤーン
83真弓明信
84篠塚利夫
87篠塚利夫
87正田耕三
88正田耕三
99 ローズ
82落合博満
95小久保裕紀
78 マルカーノ
82落合博満
97小久保裕紀
93 ローズ
99 ローズ


55中西 太
58中西 太
77有藤道世
85落合博満
86落合博満
50藤村富美男
59長島茂雄
60長島茂雄
61長島茂雄
63長島茂雄
66長島茂雄
71長島茂雄
92 ハウエル
00金城龍彦
53中西 太
54中西 太
55中西 太
56中西 太
58中西 太
85落合博満
86落合博満
00中村紀洋
58長島茂雄
59桑田 武
61長島茂雄
79掛布雅之
82掛布雅之
84掛布雅之
92 ハウエル
93江藤 智
95江藤 智
53中西 太
56中西 太
57中西 太
59葛城隆雄
85落合博満
86落合博満
95初芝 清
00中村紀洋
58長島茂雄
61桑田 武
63長島茂雄
68長島茂雄
69長島茂雄
70長島茂雄
82掛布雅之
83原 辰徳
84衣笠祥雄
89落合博満
95江藤 智


54レインズ
56豊田泰光
84宇野 勝 58葛城隆雄
95田中幸雄
首位打者 本塁打王 打点王


57山内和弘
61張本 勲
67張本 勲
68張本 勲
69張本 勲
70張本 勲
72張本 勲
74張本 勲
91平井光親
64江藤慎一
65江藤慎一
72若松 勉
82長崎啓二
90パチョレック
97鈴木尚典
98鈴木尚典
59山内和弘
60山内和弘
61中田昌宏
77 リー
99 ローズ
52杉山 悟
57佐藤孝夫
83山本浩二
83大島康徳
87 ランス
96山崎武司
97 ホージー
54山内和弘
55山内和弘
60山内和弘
61山内和弘
68 アルトマン
77 リー
90石嶺和彦
99 ローズ
54杉山 悟
92 シーツ


50大下 弘
51大下 弘
64広瀬叔功
75白 仁天
87新井宏昌
90西村徳文
94 イチロー
95 イチロー
96 イチロー
54与那嶺要
56与那嶺要
57与那嶺要
58田宮謙次郎
67中 暁生
75山本浩二
77若松 勉
89 クロマティ
94 パウエル
95 パウエル
50別当 薫
51大下 弘
87秋山幸二
50小鶴 誠
51青田 昇
54青田 昇
78山本浩二
80山本浩二
81山本浩二
98松井秀喜
00松井秀喜
50別当 薫
95 イチロー
50小鶴 誠
51青田 昇
79山本浩二
80山本浩二
81山本浩二
98松井秀喜
00松井秀喜
首位打者 本塁打王 打点王


52飯島滋弥
59杉山光平
69永淵洋三
78佐々木恭介
80  リー
88高沢秀昭
92佐々木誠
97 イチロー
98 イチロー
99 イチロー
00 イチロー
62森永勝也
76谷沢健一
96 パウエル
52深見安博
69長池徳二
72長池徳二
73長池徳二
78 ミッチェル
55町田行彦
56青田 昇
57青田 昇
59森  徹
88 ポンセ
69長池徳二
71門田博光
73長池徳二
74長池徳二
54渡辺博之
56宮本敏雄
57宮本敏雄
59森  徹
87 ポンセ
88 ポンセ



79 マニエル
80 マニエル
81 ソレイタ
81門田博光
83門田博光
88門田博光
89ブライアント
90デストラーデ
91デストラーデ
92デストラーデ
93ブライアント
94ブライアント
96 ニール
97 ウィルソン
98 ウィルソン
80 マニエル
81 ソレイタ
83水谷実雄
88門田博光
90デストラーデ
91デストラーデ
93ブライアント
96 ニール
98 ウィルソン

◇ポジション別打率(1950〜2000年、セリーグ)

『プロ野球データ事典』には、打数と安打数も載っているので、セリーグ6球団についてポジションごとに51年分を足し算してみた。その結果、得られたポジション別の打率は次のとおりだ。

▼たとえば130試合制のシーズンに、一塁で120試合、三塁で10試合出場した選手がいても、すべて一塁でカウントすることになります。したがって、純粋な意味での「ポジション別打率」ではないことにご注意ください。近似値という理解が妥当です。
▼球団ごとに、もっとも打率の高いポジションを赤字で、もっとも打率の低いポジションを青字で表示しました。ピンクは2番目から4番目、水色は5番目から7番目です。
▼同書では、72年藤田平の安打数が「114」、73年三村敏之の安打数が「11」になっています(私が持っているのは第1刷です)。誤植だと思われますので、それぞれ「144」と「121」に修正して計算しました。

ポジション別打率(1950-2000年のセリーグ)
YB 6球団合計
捕手 .259 .248 .257 .240 .238 .254 .247 (97373打数24049安打)
一塁 .313 .282 .281 .280 .273 .277 .283(124414打数35200安打)
二塁 .291 .264 .274 .277 .265 .259 .268(119797打数32127安打)
三塁 .298 .273 .273 .264 .264 .265 .270(119429打数32301安打)
遊撃 .276 .272 .251 .260 .272 .256 .262(119357打数31262安打)
左翼 .293 .264 .272 .279 .271 .277 .273(115667打数31571安打)
中堅 .298 .269 .276 .279 .280 .268 .276(122021打数33623安打)
右翼 .294 .274 .276 .276 .279 .270 .275(117594打数32315安打)

球団によって多少のばらつきがあるのは、特定の選手の存在が影響しているものと思われる。Gのサードは長島茂雄、Tのサードは藤村富美男と掛布雅之、Tのショートは吉田義男、Dのキャッチャーは木俣達彦、Dのセカンドは高木守道、YBのセカンドは高木豊やローズ、Cのショートは高橋慶彦と野村謙二郎、Cのセンターは山本浩二だ。

6球団分のトータルで見ると、打率の高いピンクは左投げの選手でも入れるポジションであり、打率の低い水色は左投げの選手が排除されるポジションだ。これに関連して、次のような興味深い示唆がある。

ロバート・アデア『ベースボールの物理学』(紀伊国屋書店、中村和幸・訳、134ページ)

卓越したフィールディングがあれば、打撃の平凡さをカバーできる、わざのポジションがある。セカンド、ショート、サード、キャッチャーが、それである。こうしたポジションは、右で打つ傾向がある右投げの人への指定席である。左ききの選手は、野手のポジションでプレイするために、よく打たなければならない。したがって右打ち左打ちと打率の差の一因は、左投げか右投げかによって入れるポジションが違ってくる点にもあるに違いない。

あいにく、この本にはポジション別の打率は示してなかったのだ。ネットで検索しても、なかなか見つからない。ならば自分で踏み込むしかない。ようやく解決したという次第だ。いずれにせよ、ショートはキャッチャーに次いで打率の低いポジションであり、打率が低くても使ってもらえるポジションでもある。

ところで、ベイスターズの石井琢朗は次のように語っている。

『ベースボール・クリニック』02年7月号(ベースボール・マガジン社、24ページ)

遊撃に移ってしばらくすると、三塁手のときにはなかった守備の楽しさ、面白さというものを感じるようになりました。守備に就いたときに、視野が広いのです。三塁手というのは、極端に言えば、自分と打者との間のわずかな角度しか視野がありません。特に右打者のときなど、打者の背中、左肩のあたりしか見えないのです。遊撃の場合は、打者だけでなく、捕手のサインから何から全部見えています。視野が広がる、野球が奥深くなりますね。

ここで言う「視野の広さ」とは、文字どおり打者の顔が見えるという意味だけでなく、もっと広く野球そのものの「視野」のことではないかと思われる。続けて、石井はショートとしての「快感」についても語っているが、むやみに引用するのは避けておこう。


◆私の中でのNO.1ショートは大橋です。生で見た選手に限定すれば宮本ですが…。
◆関連で「打順とポジションの親和力」というページがあります。社会人野球での打順とポジションとの関係を示したものです。今後とも、この周辺にはこだわりを発揮したいと思っています。類似のテーマについて、本格的に扱っているサイトをご存知でしたらお知らせください。
◆当サイト内には「キャッチャーが退くとき」というページもあります。大学野球ですが、何回の何点差で先発捕手が交代したか、344試合分のデータを揃えました。

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