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ポストシーズンゲームはこうしろ!

05/12/01作成
13/12/22更新

◆このページは、05/09/17付で「日本シリーズの投手起用」のページに追記した「プレイオフはこうしろ!」の項目を膨らませたものです。07/01/30付で再構成し、「ポストシーズンゲームはこうしろ!」に改題しました。ポストシーズンゲームの是非を論じるより、どんなポストシーズンゲームが望ましいのかという議論のほうが発展的です。


◇現行制度

07年からセリーグを含めた形でポストシーズンゲームが開催される。「両リーグが足並みを揃えるのだとすれば、次の3つが候補に入っているのは間違いないだろう」と書いていたら、そのまんまに決まった(当面08年まで)。

<A>        <B>           <>

パ1位─┐      パ1位───┐       パ1位───┐
    ├─┐          │             │
セ2位─┘ │    セ2位─┐ ├─┐     パ2位─┐ ├─┐
      ├─       ├─┘ │         ├─┘ │
セ1位─┐ │    セ3位─┘   │     パ3位─┘   │
    ├─┘            ├─            ├─
パ2位─┘      パ2位─┐   │     セ2位─┐   │
               ├─┐ │         ├─┐ │
           パ3位─┘ ├─┘     セ3位─┘ ├─┘
                 │             │
           セ1位───┘       セ1位───┘

レギュラーシーズンだけでリーグ優勝チームを決めてしまうのなら、わざわざ日本シリーズ(ポストシーズンゲームのファイナル)をパ対セに固定する必要はない。AやBを支持する人たちも少なくないと思われるが、私はもう少しひねってページシステムを採用してほしいと考える。ページシステムなら1位チームには十分なアドバンテージがある(後述する)。

>          <>

 パ1位─┐        パ1位───┐
    ※├───┐         ※├───┐
 セ1位─┘   │    セ1位───┘   │
         │              │
※の敗者───┐ ├─  ※の敗者─────┐ ├─
       │ │            │ │
 パ2位─┐ ├─┘    パ2位─┐   ├─┘
     ├─┘          ├─┐ │
 セ2位─┘        セ3位─┘ │ │
                    ├─┘
              セ2位─┐ │
                  ├─┘
              パ3位─┘

こうしろ!

私の「こうしろ!」はだ。2位や3位のチームは、いわば「敗者復活」でポストシーズンゲーム進出の権利を得たのだから、1位同士の敗者にも(最後の)「敗者復活」の権利を与える。1位は2ラウンド勝てば日本一だが、2位や3位のチームは4ラウンドを勝ち抜かなければならない。ページシステムなら1位チーム同士の対戦を必ず見ることができる。しかも、うまくハマれば2度見られるのだ。

★ポストシーズンゲーム1回戦は2勝先勝制(3戦とも2位チームのホーム)
★ポストシーズンゲーム2回戦は3勝先勝制(第2戦まで一方のチームのホーム)
★ポストシーズンゲーム3回戦は3勝先勝制(第2戦までと第5戦が※の敗者のホーム)
★ファイナルは4勝先勝制(第2戦までと第6戦以降が※の勝者のホーム)
★延長は15回までとして、15回終了で同点の場合は一死満塁任意打順によるサドンデス

            土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日月火水木金土日
2位対3位の1回戦   123            
2位対3位の1回戦   123
1位同士の2回戦       12移345
下位勝ち上がりの2回戦     12移345
3回戦                    12移34移5
ファイナル                            12移345移67

チケットは先行して発売するしかない。MLBではそういうシステムでやっている(負けて次のラウンドに進めないときは払い戻し)。

4ラウンド制のE案は、ポストシーズンゲームだけで、まるまる1カ月を要する。必然的にレギュラーシーズンの試合数を削減せざるを得ない。下位チーム同士の消化試合を10月に見せてもらわなくてもよい。10月に試合をしたければ勝て。強いチームをつくればビジネスチャンスが広がるのだ。競争原理も働くことになる。

なお、サドンデスに関しては社会人野球では継続打順による「タイブレーク」が採用されているが、見る側としては任意打順のほうが面白い。誰に打たせるのかを想像するだけでも楽しいことだからだ。プロである以上、見る側が面白いものを採用すべきだ。

アドバンテージ

06年パリーグのプレイオフは、1位チームに無条件で1勝のアドバンテージを与えた。1試合分、収益を上げるチャンスを最初から放棄したわけだ。アホとしか言いようがない。

5ゲーム差で1勝のアドバンテージを与えるという04年と05年の制度は、実にすぐれたものだった。なぜなら、1位やプレイオフ進出が確定したあとでも、上位チームには5ゲーム差をめぐる攻防が残されていたからだ。モチベーションが下がらない。

◆ソフトバンクホークスのWebサイトには、次のように記述されていました。まあ、負ける前の話ですが…。引用元URL=http://www.softbankhawks.co.jp/playoff/about.html

レギュラーシーズンで1位のチームが2位以下に5ゲーム以上の差をつけると、第2ステージで1勝のアドバンテージが与えられます。つまり、5試合で2つ勝てばいいということです。そのため、レギュラーシーズンで1位を確定した場合でも、それ以降が消化試合になるわけではなく、5ゲーム差をめぐって最後まで戦いは続きます

3位に入れば優勝の可能性があるのだから、4位のチームもシーズン終盤まで諦めない。お呼びでないのは5位と6位だけだ。ペナントレースの展開にもよるだろうけれど、結果的には消化試合を激減させる制度として機能したはずだ。

04年と05年におこなわれたパリーグのプレイオフで、両チームの勝つ確率が同様に確からしく、引き分けが絡まないとするなら、1位チームの優勝確率は50%だ(A〜C案はすべて50%)。1位チームに無条件で1勝のアドバンテージを与えた06年の規定では次のようになり、これを足し算すると、1位チームの優勝確率は68.75%となる。

▼1位チームの勝ちが○、負けが●です。

○○   25.00%
○●○  12.50%
●○○  12.50%
○●●○  6.25%
●○●○  6.25%
●●○○  6.25%
○●●●  6.25%
●○●●  6.25%
●●○●  6.25%
●●●  12.50%

それでは、ページシステムの場合はどうだろうか。案では次のとおりだから、1位チームが日本一になる期待値は75%となる(E案も同じ)。

▼各ラウンドの勝ち抜けを○、敗退を●で示しました。

P1位 C1位 P2位 C2位
○○  ●○● ○●  ●
○○  ●○● ●   ○●
○○  ●●  ○○● ●
○○  ●●  ●   ○○●
●○○ ○●  ○●  ●
●○○ ○●  ●   ○●
●○● ○○  ●   ○●
●○● ○○  ○●  ●
●●  ○○  ○○● ●
●●  ○○  ●   ○○●
○●  ●○○ ○●  ●
○●  ●○○ ●   ○●
○●  ●●  ○○○ ●
●●  ○●  ○○○ ●
○●  ●●  ●   ○○○
●●  ○●  ●   ○○○
 6   6   2   2

E案で3位チームがファイナルを制した場合、すくなくとも4つ勝ち越すことなる。両リーグともに6チームとなった1958年以降、勝率5割に満たない3位チームは次のとおりだ。

年L  チーム      試  勝  敗  分  勝率  借金
62パ ライオンズ   136 62 68  6 .477 6
63セ タイガース   140 69 70  1 .496 1
66セ タイガース   135 64 66  5 .492 2
74セ スワローズ   130 60 63  7 .488 3
75パ ライオンズ   130 58 62 10 .483 4
78パ ファイターズ  130 55 63 12 .466 8
88パ ファイターズ  130 62 65  3 .488 3
90セ ホエールズ   133 64 66  3 .492 2
92パ ブルーウェーブ 130 61 64  5 .488 3
93セ ジャイアンツ  131 64 66  1 .492 2
96パ ライオンズ   130 62 64  5 .492 2
97セ カープ     135 66 69  0 .489 3
05パ ライオンズ   136 67 69  0 .493 2
05セ ベイスターズ  146 69 70  7 .496 1
06セ スワローズ   146 70 73  3 .490 3

レギュラーシーズンの借金は、ポストシーズンゲームでほぼ「返済」できる。それでも許せずアップセットを評価しないなら、案をとるしかない。

ページシステム

さて、ページシステムはカーリングの日本選手権で採用されているし、05-06年シーズンのVリーグでも採用されたが、やはり有名なのはソフトボールだ。

女子ソフトボールの日本リーグは68年から始まっている。94年の第27回から98年第31回までの5年間は、2組に分かれてリーグ戦をおこない(6チームによる2回戦総当り)、両組の上位2チーム計4チームによる決勝トーナメントで優勝チームを決めていた。ここで採用されたのがページシステムだ。

99年以降は、グループ分けを廃止して12チームによる2回戦総当りに変わっている。上位4チームがページシステムによる決勝トーナメントに進出する。ページシステムは古く1965年の第1回世界女子選手権大会でも採用されているようだが、次のようなものだ。

<94〜98年>       <99年〜>

A組1位─┐         1位─┐
    ※├───┐       ※├───┐
B組1位─┘   │     2位─┘   │
         │            │
※の敗者───┐ ├─  ※の敗者───┐ ├─
       │ │          │ │
A組2位─┐ ├─┘     3位─┐ ├─┘
     ├─┘          ├─┘
B組2位─┘         4位─┘

予選リーグが2組に組分けされている場合、トーナメント初日は1位同士の対戦(勝者は決勝へ)と2位同士の対戦(敗者は4位確定)がおこなわれる。翌日の第1試合では、1位同士の敗者が2位同士の勝者と対戦(敗者は3位確定)する。この勝者が第2試合で1位同士の勝者と決勝を戦う。

2位チームは優勝まで3勝しなければならない。1位チームは2勝で優勝できる。そのうえ、1位チームには敗者復活のチャンスが与えられている。タスキ掛けで「A組1位対B組2位」と「B組1位対A組2位」の準決勝をおこなうより、興味をそそられる方式だと言えるだろう。これまでの優勝チームは次のとおりだ。

 年  回  優勝        リーグ戦順位        決勝T
1994 27 豊田自動織機    Bグループ1位       ○○
1995 28 日立高崎      フューチャーセクション1位 ○○
1996 29 豊田自動織機    フューチャーセクション2位 ○○○
1997 30 日立高崎      フューチャーセクション1位 ○○
1998 31 豊田自動織機    フューチャーセクション1位 ○○
1999 32 豊田自動織機    リーグ戦2位        ●○○
2000 33 日立ソフトウェア  リーグ戦3位        ○○○
2001 34 豊田自動織機    リーグ戦1位        ○○
2002 35 日立高崎      リーグ戦2位        ○○
2003 36 日立&ルネサス高崎 リーグ戦1位        ○○
2004 37 豊田自動織機    リーグ戦1位        ○○
2005 38 日立&ルネサス高崎 リーグ戦1位        ○○
2006 39 豊田自動織機    リーグ戦1位        ○○

ページシステムとは2リーグ制でこそ生きる制度であって、予選が1組だと、どうにも具合が悪い。2位は1位と同じだし、4位は3位と同じだからだ。1リーグ制のVリーグが1年限りで撤退したのも当然だろう。なお、ソフトの国際大会ではおおむね予選は2組であり、ページシステムが見事にハマる。

アップセット

トーナメント大会が主流のテニスでは、ランキングによってシード順位が決まる。下位シードの選手が上位シードの選手を破る番狂わせのことを「アップセット」と呼ぶ。NBAやNHLでも使われるので、必ずしもテニス用語というわけではないようだ。

プレイオフの面白さとは下位チームが上位チームを倒すことにある。アップセットは否定されるべきことだろうか。神宮大会(大学)の九州代表は、九州3連盟の秋季上位各3校(計9校)による次のような変則トーナメントで決定する。1位は2勝で優勝できるが、3位が優勝するには5勝、2位は4勝ないし5勝が必要だ。

1位───────┐
         │
2位───┐   │
     │   │       【九州選手権優勝校】
2位─┐ ├─┐ ├─┐      94年:九州東海大(九州地区/2位)
   ├─┘ │ │ │      95年:九州国際大(九州六/1位)
3位─┘   │ │ │      96年:九州国際大(九州六/2位)
       ├─┘ │      97年:九州共立大(福岡六/1位)
3位─┐   │   │      98年:九州共立大(福岡六/1位)
   ├─┐ │   ├─     99年:九州共立大(福岡六/1位)
3位─┘ ├─┘   │      00年:九州共立大(福岡六/1位)
     │     │      01年:福岡大(九州六/1位)
2位───┘     │      02年:九州国際大(九州六/1位)
           │      03年:九州国際大(九州六/2位)
1位───────┐ │      04年:九州産業大(福岡六/1位)
         ├─┘      05年:九州産業大(福岡六/1位)
1位───────┘        06年:九州産業大(福岡六/1位)

高校野球では夏の予選等でシード制が採用されているところも多い。夏の東京や愛知は変則的で、シード校が3回戦からの登場となる。東東京では、01年の城東や03年の雪谷がノーシードから勝ち上がった。これはアップセットそのものであって、当時は好意的に受け止められたはずだ。

NPBにサラリーキャップ制はない。ドラフトは制度改正のたびに本来の目的であったはずの「戦力均衡」と逆方向に進んでいる。こうした環境では、ポストシーズンゲームによるアップセットの機会を与えることも興行としては必要なことだと思われる。

日本の野球ファンの大半は、プロ野球と高校野球しか知らない。NPBは2リーグ分立以降、日本シリーズを開催してきた。それは両リーグの優勝チームが覇を競うものだった。また、高校野球のうち、とりわけ注目度の高い夏の選手権大会は、初期のわずかな例外を除いて1敗すれば終わりのトーナメント大会としてその歴史を刻んでいる。

このような制度に慣れ切ってしまうと、レギュラーシーズン2位のチームが(プレイオフに勝って)日本シリーズに出るのは「もってのほか」ということにしかならないかもしれない。しかしながら、日本でも、社会人野球には当たり前のように敗者復活戦があり、大学野球では勝ち点制が主流なのだ。

あって当たり前

ほかのチーム球技に目を向けても、今ではプレイオフを導入していない競技のほうが珍しい。かつておおむね「日本リーグ」を名乗っていた国内他球技団体が、90年代から続々とプレイオフを導入したのはなぜなのだろうか。もし、プレイオフがリーグ戦の価値を低下させるだけなら、そろそろ見切りをつけてプレイオフから撤退してもいいはずだ。

彼らはそういう選択をしていない。微調整を繰り返しながら、プレイオフをより充実したものにしようとしている。アマチュアでさえ当然のようにやっているプレイオフを、興行が目的であるはずのプロがやらないなら、そんなプロは消えてなくなればいいのだ。レギュラーシーズンの価値の低下という問題は割り切って考えるしかない。

レギュラーシーズンの価値が低下する代わりに、今までなかった別の価値あるものが提供されるだけの話だ。もし、レギュラーシーズンの価値が下がるからプレイオフ(ポストシーズンゲーム)には反対だと主張するなら、レギュラーシーズンの混戦を促す有効な対案を提示すべきだろう。サラリーキャップ制には一定の効果が期待できるかもしれない。だが、NPBがそんなことをやれるような集団だろうか。

16球団で2リーグ各2地区制にできるなら、地区優勝チーム同士でリーグチャンピオンを決めればいいから、守旧派の反対は少ないかもしれない。だが、10球団に減らそうと画策した連中に4球団増やせと言うのは、シーラカンスに空を飛べと言うのに等しい。

◆「2リーグ各2地区制、地区優勝チーム同士でリーグチャンピオン決定戦、リーグチャンピオン同士で日本シリーズ」の場合、勝率5割未満で地区優勝できる可能性があります。また、この制度では、同一地区チームとの対戦は他地区チームとの対戦より多くなるはずですから、G戦を手放したくない球団とG戦を増やしたい球団との綱引きになってしまって収拾がつかないでしょう。中長期的なビジョンとしては「あり」ですが、すぐにでも実現可能なプランではありません。

◆100試合を超えるレギュラーシーズンの予選化が嫌なら、ポストシーズンゲームはやるべきではありません。その代わり、つまらない消化試合を見せつけられたとしても文句は言えません。むしろ、積極的に消化試合を観戦し、優勝争いとは関係のない球団にもたっぷりと収益をもたらすコアで自虐的なファンになってもらう必要があります。それができるのなら、ポストシーズンゲームに反対する資格があります。

各種競技でプレイオフが広く受け入れられているのは、プレイオフそのものが注目を集めるイベントだからという理由だけではなく、単調になりがちなリーグ戦終盤を活性化する効果があるからだ。

ちなみに、キューバ、ベネズエラ、プエルトリコなどの中南米諸国やオーストラリア、イタリアの野球リーグにも2位以下のチームが参加するプレイオフがある。プレイオフとはあって当たり前の制度であり、なければおかしいのだ。

ワイルドカード

MLBではポストシーズンゲームが8チーム3ラウンド制になった95年からワイルドカードが採用されている。ワイルドカードのポストシーズンゲームでの成績は次のとおりだ。

▼「○○○」はワールドシリーズ制覇、「○○●」はワールドシリーズ敗退(リーグチャンピオン)、「○●/」はリーグチャンピオンシップ敗退、「●//」はディビジョンシリーズ敗退。

年 アリーグ       ナリーグ     
95 ●//ヤンキース   ●//ロッキーズ
96 ○●/オリオールズ  ●//ドジャース
97 ●//ヤンキース   ○○○マーリンズ
98 ●//レッドソックス ●//カブス
99 ○●/レッドソックス ○●/メッツ
00 ○●/マリナーズ   ○○●メッツ
01 ●//アスレチックス ●//カージナルス
02 ○○○エンゼルス   ○○●ジャイアンツ
03 ○●/レッドソックス ○○○マーリンズ
04 ○○○レッドソックス ○●/アストロズ
05 ●//レッドソックス ○○●アストロズ
06 ○○●タイガース   ●//ドジャース

延べ24チームのうちワールドシリーズを制したのが4チームあり、02年はワイルドカード同士のワールドシリーズだった。ワイルドカードのディビジョンシリーズ突破率は58%になる。

おそらく、MLBでは「1位チームにアドバンテージを!」などという議論はされないのだろう。そうしたナイーブな意見はマイノリティなのだと思われる。結局はワイルドカードになじみがあるかどうかの問題でしかない。

韓国プロ野球

韓国プロ野球は1982年に6球団で始まっている。86年から7球団に、91年から8球団に増えた。99年と00年を除き、1リーグ制だ。05年の場合、レギュラーシーズン3位と4位で3勝先勝制(04年まで2勝先勝制)の「準プレイオフ」、その勝者と2位が3勝先勝制の「プレイオフ」、その勝者と1位が4勝先勝制の「韓国シリーズ」をおこなって年間チャンピオンを決めている。

01年はレギュラーシーズンを65勝63敗の3位で終えた斗山ベアーズが、ポストシーズンに快進撃を見せ、レギュラーシーズン81勝52敗の三星ライオンズを破って優勝している。

YY/MM/DD ラウンド       スコア  相手  
01/10/07 準プレイオフ第1戦  6○4  ハンファ
01/10/08 準プレイオフ第2戦 14○5  ハンファ
01/10/12 プレイオフ第1戦   1●5  現代
01/10/13 プレイオフ第2戦   5○3  現代
01/10/15 プレイオフ第3戦   8○5  現代
01/10/16 プレイオフ第4戦   6○1  現代
01/10/20 韓国シリーズ第1戦  4●7  三星
01/10/22 韓国シリーズ第2戦  9○5  三星
01/10/24 韓国シリーズ第3戦 11○9  三星
01/10/25 韓国シリーズ第4戦 18○11 三星
01/10/27 韓国シリーズ第5戦  4●14 三星
01/10/28 韓国シリーズ第6戦  6○5  三星

韓国プロ野球は、88年まで2シーズン制だった。87年には前後期ともに三星が優勝しているが、年間チャンピオンは前期3位で後期2位のヘテだった。年間勝率2位のヘテが前後期を制した三星との韓国シリーズに勝ったからだ。2シーズン制の難しさは、こういうところにあらわれてくる。

台湾(中華民国)プロ野球

台湾のプロ野球は1990年に4球団で始まった。ピーク時の1997年には2リーグ11球団に達したが、03年から1リーグ6球団に落ち着いている。基本的に2シーズン制だ。

05年のプレイオフは3チームに出場権があり、まず前後期優勝チームのうち年間勝率の低いチームが残り4球団のうちの年間勝率最高チームと対戦(3勝先勝制)、その勝者が前後期優勝チームのうち年間勝率の高いチームとの台湾シリーズ(4勝先勝制)を戦う。

前後期の優勝チームがかぶった場合には、年間勝率2位と3位のチームが対戦し、その勝者が1位チームとの台湾シリーズに臨む。この場合には前後期制覇チームに1勝のアドバンテージが与えられるそうだ。

2シーズン制のプレイオフとしては、かなりよくできている。悪くはない。NPBでこれを採用しようとすると、ネックになるのは交流戦だろう。前後期ともにホームとビジターで1試合ずつという日程は組めそうにないからだ。

Jリーグ(サッカー)

04年までのJリーグは、96年を除いて2シーズン制だった。2シーズン制の最大の問題は、同一チームが前後期ともに優勝してしまった場合だ。Jリーグでも苦慮しているようで、時期によってその対応は異なる。

【93〜95年】
 前後期の2位チーム同士でチャンピオンシップ進出決定戦、その勝者がチャンピオンシップへ。
 前後期の2位チームも同じなら決定戦なし。前後期1位のチームと前後期2位のチームでチャンピオンシップ。
【97〜04年】
 同一チームが第1ステージと第2ステージで優勝したら、チャンピオンシップはおこなわない。

2シーズン制のプレイオフには、もう1つの問題がある。前後期通算1位のチームが前期も後期も優勝できないというケースがあり得るからだ。00年のチャンピオンシップでは、後期の覇者・鹿島が前期を制した横浜を退けて日本一になった。実は、この年の前後期通算勝ち点は、柏58、磐田55、鹿島55、横浜54の順だったのだ。チーム数が多いと、こういう現象は起きやすくなる。

なお、ヨーロッパのサッカーリーグは1シーズン制であり、プレイオフはない。カップ戦では、予選リーグ→決勝トーナメントの形が多い。最近のW杯では、32カ国出場で半分の16チームが決勝トーナメントに進む。

NFL(アメフト)

NFLには32チームが所属している。16チームずつAFC(American Football Conference)とNFC(National Football Conference)に分かれ、さらに各カンファレンスは4チームずつ東西南北の4地区(ディビジョン)に分かれる。レギュラーシーズンはわずか16試合しかない。その内訳は次のとおりだ。

A:同カンファレンス同地区の3チームとホーム&アウェイで各1試合(6試合)
B:3年周期で同カンファレンス内の1地区の4チームと各1試合(4試合)
C:4年周期で他カンファレンスの1地区の4チームと各1試合(4試合)
D:B以外の同カンファレンス内で前年順位が同一のチームと各1試合(2試合)

プレイオフに出場できるのは、両カンファレンスから6チームずつだ。次のようにシード順位が定められている。

第1シード:地区優勝チームのうち勝率1位チーム
第2シード:地区優勝チームのうち勝率2位チーム
第3シード:地区優勝チームのうち勝率3位チーム
第4シード:地区優勝チームのうち勝率4位チーム
第5シード:ワイルドカードの勝率1位チーム
第6シード:ワイルドカードの勝率2位チーム

第1シードと第2シードは1回戦を免除される。1回戦は、第3シード対第6シード、第4シード対第5シードの対戦となる。1回戦を勝ち上がった2チームのうち下位シードチームは2回戦で第1シードと対戦し、上位チームは第2シードと対戦する。

シード順位を上げれば、相対的に有利な組み合わせになるわけだ。3回戦(カンファレンス・チャンピオンシップ)までは、すべて上位シードチームのホームスタジアムで試合がおこなわれる。決勝戦(スーパーボウル)だけは、進出チームに関係なく、あらかじめ決められた競技場が使用される。

NBA(バスケ)

所属チームは30チームあり、2カンファレンス各3地区制となっている。レギュラーシーズンは1チーム82試合だ。

同カンファレンス同地区の4チームと各4試合(計16試合)
同カンファレンス他地区の10チームと3試合または4試合(計36試合)
他カンファレンスの15チームと2試合(計30試合)

プレイオフは15チームの各カンファレンス中8チームに出場権が与えられる。シード順は次のとおりだ。

第1シード:地区優勝チームのうち勝率1位チーム
第2シード:地区優勝チームのうち勝率2位チーム
第3シード:地区優勝チームのうち勝率3位チーム
第4シード:ワイルドカードの勝率1位チーム
第5シード:ワイルドカードの勝率2位チーム
第6シード:ワイルドカードの勝率3位チーム
第7シード:ワイルドカードの勝率4位チーム
第8シード:ワイルドカードの勝率5位チーム

プレイオフは4勝先勝制だ。第1シードをとれば1回戦は第8シード、2回戦は第4シードか第5シードとの対戦となる。ファイナルまで4回勝ち抜かねばならないので、最少でも16試合、すべて第7戦までもつれたら28試合戦うわけだ。したがって、プレイオフの期間は2カ月に及ぶ。

04-05年シーズンの東カンファレンスでは第2シードのピストンズがカンファレンス優勝して、西カンファレンスで同じように勝ち上がったスパーズとファイナルを戦った。

第1シード/マイアミ・ヒート    ─┐4
                   ├─┐
第8シード/ニュージャージー・ネッツ─┘0│4 
                     ├─┐ 
第5シード/ワシントン・ウィザーズ ─┐4│0│
                   ├─┘ │
第4シード/シカゴ・ブルズ     ─┘2  │3 
                       ├───3−4サンアントニオ・スパーズ
第3シード/ボストン・セルティックス─┐3  │4      (西/第2シード) 
                   ├─┐ │
第6シード/インディアナ・ペイサーズ─┘4│2│
                     ├─┘ 
第7シード/フィラデルフィア・76ers ─┐1│4 
                   ├─┘ 
第2シード/デトロイト・ピストンズ ─┘4

NHL(アイスホッケー)

NHLも30チームで構成されている。2カンファレンス3地区制で各地区に5チームが所属するのもNBAと同じだ。レギュラーシーズンも同じ82試合だが、その内訳がNBAとは異なる。

同カンファレンス同地区の4チームと各6試合(計24試合)
同カンファレンス他地区の10チームと各4試合(計40試合)
他カンファレンスの15チームと各1試合(計15試合)
プラス3試合(チームごとに調整)

レギュラーシーズンの順位決定は勝ち点制となっている。05-06年シーズンでは、あらゆる勝ちが勝ち点「2」、延長(オーバータイム)負けが勝ち点「1」、5分間の延長を2度繰り返しても同点の場合におこなわれるシュートアウト合戦による負けが勝ち点「1」だ。

プレイオフもNBA同様、各カンファレンス8チームに出場権が与えられる。4勝先勝制もNBAと同じだ。シード順についても、NBAの勝率を勝ち点に置き換えるだけで済む。シード上位のチームにはホームゲーム・アドバンテージがあり、原則として第1戦、第2戦、第5戦、第7戦を主催するらしい。

03-04年シーズン東カンファレンスのプレイオフは次のとおりだ。1回戦(ファーストラウンド)は、第1シード対第8シード、第2シード対第7シード、第3シード対第6シード、第4シード対第5シードの対戦となる。ここまではNBAと同じだ。

第1シード/タンパベイ・ライトニング   ─┐4
                      ├─┐ 
第8シード/ニューヨーク・アイランダース ─┘1│4
                        ├─┐
第2シード/ボストン・ブルーインズ    ─┐3│0│
                      ├─┘ │
第7シード/モントリオール・カナディアンズ─┘4  │4
                          ├───4−3カルガリー・フレームズ
第3シード/フィラデルフィア・フライヤーズ─┐4  │3      (西/第6シード)
                      ├─┐ │
第6シード/ニュージャージー・デビルズ  ─┘1│4│
                        ├─┘
第4シード/トロント・メイプルリーフス  ─┐4│2
                      ├─┘
第5シード/オタワ・セネタース      ─┘2

2回戦(カンファレンス・セミファイナル)は、2回戦進出チームのうち最上位シードのチームが最下位シードのチームと対戦する。上の例で言えば、順当に1回戦を突破した第1シードのライトニングは、第7シードのカナディアンズと対戦する。2回戦の組み合わせが最初から固定しているNBAとの相違点だ。

Xリーグ(アメフト)

97年からXリーグの名称で開催されている。イースト、セントラル、ウエストの3ディビジョンが各6チームで構成されており、1回戦総当りのリーグ戦をおこなう。セントラルと言っても、実際には「東」のチームであり、イーストとセントラルではチームの入れ替えがおこなわれている。

順位決定には勝ち点制が採用されている(勝ちが「2」、引き分けが「1」)。勝ち点が同じなら、直接対決(3チームが並んだときは直接対決2試合の得失点差)が尊重されるようだ。各地区の上位2チームが「ファイナル6」と呼ばれるプレイオフに進出する。ファイナル6では、1回戦不戦勝チームが2チームあるわけだが、どうやらウエスト1位は無条件にシードされるようだ。

06年ジャパンXボウル(ファイナル)は、オンスカと鹿島というイースト同士の対戦だった。

▼上段が各ディビジョンの1位、下段が2位、カッコ内は勝ち点、赤字はジャパンXボウル(02年まで東京スーパーボウル)の勝者。□と☆はファイナル6の1回戦を免除されたチーム。1回戦では■同士、★同士が対戦し、セミファイナルでは■の勝者が□と、★の勝者は☆と対戦。

ファイナル6進出チーム
イースト セントラル ウエスト
97 ■アサヒビール(10)
★オンワード(8)
鹿島(10)
■日産プリンス東京(6)
□松下電工(10)
★サンスター(6)
98 ■日産プリンス東京(8)
★アサヒビール(8)
☆鹿島(8)
リクルート(8)
□アサヒ飲料(10)
★松下電工(8)
99 ■オンワード(10)
★リクルート(8)
☆鹿島(10)
アサヒビール(8)
□アサヒ飲料(10)
★マイカル(8)
00 ■富士通(10)
★アサヒビール(8)
☆リクルート(10)
■日産プリンス東京(6)
□松下電工(8)
アサヒ飲料(8)
01 ☆鹿島(10)
■富士通(8)
■リクルート(10)
★アサヒビール(8)
□松下電工(8)
アサヒ飲料(8)
02 ■富士通(10)
★鹿島(8)
シーガルズ(10)
■ON−SKY(8)
□松下電工(10)
★アサヒ飲料(8)
03 ON−SKY(10)
■アサヒビール(7)
■鹿島(10)
★オービック(8)
□松下電工(10)
★アサヒ飲料(8)
04 ■鹿島(8)
★アサヒビール(8)
☆ON−SKY(10)
■オービック(8)
松下電工(10)
★アサヒ飲料(8)
05 オービック(10)
■ON−SKY(8)
■鹿島(8)
★アサヒビール(8)
□松下電工(10)
★アサヒ飲料(8)
06 ON−SKY(10)
■鹿島(8)
■アサヒビール(10)
★オービック(8)
□松下電工(10)
★内外電機(8)

bjリーグ(バスケットボール)

05年に新設されたプロリーグだ。プロと言っても1チームの年俸総額は6000万円、保有選手は15人に制限されているので、単純計算すると年俸400万にしかならない。リーグを運営する「株式会社プロバスケットボールリーグ」がスポンサー収入や放映権収入を一括管理し、各チームに分配することになっている。

初年度は6チームで構成され、レギュラーシーズンは8回戦総当りのリーグ戦だった(ホーム&アウェイ方式、1チーム40試合)。順位は勝率で決まるが(引き分けはない)、勝率が等しい場合は得失点差、得失点差も等しいときは総得点、総得点も等しいときは抽選となる。06-07年シーズンでは、8チームに増えて事実上の2地区?制になった(同一地区3チームと各8試合、他地区4チームと各4試合の計40試合)。

プレイオフは、準決勝が1位対4位と2位対3位、決勝はその勝者という単純なトーナメントでおこなわれている。すべて1回戦制であり、決勝の前座で3位決定戦もおこなわれている。

スーパーリーグ、Wリーグ(バスケットボール)

日本バスケットボール協会主催の旧「日本リーグ」は、96年にバスケットボール日本リーグ機構(JBL)が主催する「スーパーリーグ」に衣替えした。98年には女子リーグを統括する女子バスケットボール日本リーグ機構(WJBL)が設立されて「Wリーグ」が始まった。

男子は1部を「スーパーリーグ」、2部を「日本リーグ」と呼んでいる。女子は、1部が「Wリーグ」、2部が「W1リーグ」だ。1部リーグは男女ともに8チームで構成され、レギュラーシーズンでは4回戦総当りのリーグ戦をおこなう。06-07年シーズンでは男子が7チームになっている。4回戦総当りは変わらない。

レギュラーシーズンの順位決定は勝率による。2チームの勝率が同じ場合は当該チーム間の対戦の勝率、それも同じなら当該チーム間の対戦のゴール・アベレージ(得点/失点)により決定する。3チーム以上が同勝率の場合は、リーグ戦全試合のゴール・アベレージだ。

プレイオフは男女ともに上位4チームに出場権があり、セミファイナルは1位対4位と2位対3位で2勝先勝制、ファイナルは3勝先勝制だ。最終順位は、ファイナル勝者が1位、ファイナル敗者が2位、セミファイルの敗者のうちレギュラーシーズン上位が3位となる。

アジアリーグ(アイスホッケー)

03-04年にコクド、王子製紙、日本製紙、日光アイスバックスの国内4チームに韓国のハルラウィニアを加えた5チームで始まった。第1回は4回戦総当りのリーグ戦であり、プレイオフはおこなわれていない。

04-05年シーズンは、前記5チームに中国の2チームとロシアの1チームを加えた8チームで6回戦総当り42試合のレギュラーリーグを戦い、上位4チームでプレイオフがおこなわれたようだ。プレイオフのセミファイナルは1位対4位と2位対3位の3勝先勝制、ファイナルも3勝先勝制だ。

05-06年シーズンは日中韓の9チームとなり、レギュラーリーグ戦はホーム&アウェイ方式の4回戦総当り32試合にグループゲーム6試合を加えて1チーム38試合だ。レギュラーリーグは勝ち点制で順位が決定する。勝ち点は、60分勝ちが「3」、延長(オーバータイム)勝ちが「2」、引き分けが「1」、延長負けが「1」となっている。

05-06年の場合、プレイオフに出場できるのは9チームのうち6チームだ。06-07年シーズンは1チーム減って8チームとなったが、プレイオフは従来どおり6チームで争われる。

1位───┐
     │
4位─┐ ├─┐
   ├─┘ │
5位─┘   │
       ├─
3位─┐   │
   ├─┐ │
6位─┘ ├─┘
     │
2位───┘

1位と2位はプレイオフの1回戦(ファーストラウンド)を免除される。1回戦から決勝まですべて3勝先勝制だ。レギュラーリーグもプレイオフも延長はサドンデス方式であり、シュートアウト戦はない。

ハンドボール日本リーグ

05-06年の1部の場合、レギュラーシーズンは男子7チーム、女子5チームによる3回戦総当りのリーグ戦だ。06-07年シーズンでは男子が10チームで2回戦総当り、女子は6チームで3回戦総当りに変わっている。リーグ戦の順位決定には勝ち点制が採用されている。勝ち点は、勝ちが「2」、引き分けが「1」、負けが「0」というシンプルなものだ。

勝ち点が同じなら当該チームの対戦で勝ち点の多いほう、それも同じなら当該チーム間の得失点差上位、以下、全試合における得失点差上位、全試合における得点の多いほうの順で順位を決める。

プレイオフは99年から採用され、男子が上位4チーム(03-04年シーズンまでは3チーム)、女子が上位3チームで争われるトーナメントだ(1試合制)。

<男子>       <女子>

1位─┐ 
   ├─┐     1位───┐
4位─┘ │          │
     ├─    2位─┐ ├─
3位─┐ │        ├─┘
   ├─┘     3位─┘
2位─┘

トップリーグ、スーパー12(ラグビー)

03-04年シーズンから始まったのがラグビーのトップリーグだ。12チームによる1回戦総当りのリーグ戦で、順位決定にはワールドカップやスーパー12と同じ勝ち点制を採用している。トップリーグの上位8チームは、「トップ8トーナメント」(マイクロソフトカップ)に進む。

勝ち点は、勝ちが「4」、引き分けが「2」、7点差以内の負けが「1」であり、4トライ以上の場合には勝敗にかかわらず「1」が加算される。このシステムでは、たとえ負けても7点差以内で4トライ以上なら「2」となるわけだ。単に勝敗だけでなく、その内容が問われる仕組みだ。

06-07年シーズンでは、14チームによる1回戦総当りの全91試合となり、上位4チームが「プレーオフトーナメント」を戦うことになった。これまでは、マイクロソフトカップがプレイオフなのか、そうでないのか微妙なところだったが、名称の上で明らかにプレイオフとして位置づけられたわけだ。また、プレイオフ準決勝では、日本のラグビーとしては画期的な延長戦が採用されている。

なお、南半球3カ国のチームでおこなわれている「スーパー12」(06年から「スーパー14」)は、1回戦総当りのリーグ戦で、やはりプレイオフがある。プレイオフ進出は4チームであり、1位対4位の勝者と2位対3位の勝者でファイナルを戦う。

ホッケー日本リーグ(フィールドホッケー)

05年の場合、男女とも社会人4と大学4の計8チームで構成されている。2回戦総当りのリーグ戦で、勝ちが「3」、引き分けが「1」の勝ち点制が採用されている。プレイオフはない。06年は男子9チームだったようだが、やはりプレイオフはない。

Vリーグ(バレーボール)

05-06年のレギュラーラウンドは、男子が8チームの4回戦総当り(1チーム28試合)、女子が10チームの3回戦総当り(1チーム27試合)だ。06-07年も変わらない。バレーには引き分けがないので、リーグ戦の順位はスムーズに決められる。勝率が同じならセット率、セット率も同じならポイント率だ。

Vリーグが始まったのは94年だが、第1回からプレイオフが採用されている。03-04年のプレイオフは、レギュラーラウンドの上位4チームが1回戦総当りのリーグ戦をおこない、その上位2チームが2試合制の決勝(セット率上位が優勝)というシステムだった。

04-05年のプレイオフは、レギュラーラウンドの上位4チームが1回戦総当りのリーグ戦をおこない、その上位2チームで2勝先勝制の決勝を戦っている。05-06年ではページシステムが採用された(決勝は2勝先勝制)が、06-07年シーズンは元に戻っている。

カーリング日本選手権

カーリングでもページシステムが採用されているようだ。06年日本選手権女子の部は予選リーグの上位4チームでページシステム方式の決勝トーナメントがおこなわれている。

予選1位・チーム青森━━━━┓
             ※┣━━━┓
予選2位・チーム常呂中───┘   ┃
                  ┃
  ※の敗者・チーム常呂中───┐ ┣━
                │ │
予選3位・チーム長野━━━━┓ ┣━┘
              ┣━┛
予選4位・チームカシオペア─┘

カーリングでは高校生の大会でもページシステムが採用されている。前述したように、ページシステムは予選リーグが1組の場合には、いささか座りが悪い。無理して1位にならなくても2位でいいからだ。


◆当サイトに「神宮大会はこうしろ!」というページを掲げたのは00年12月でした。05年の神宮大会はおおむね「こう」なりました。また、00年10月に「ベターな制度」として紹介した「サドンデス」は、「タイブレーク」として03年から社会人野球で採用されました。私は実現可能な提案をしているつもりですが、出られるかどうかわからないポストシーズンゲームのために、全球団が1カ月球場を押さえることは困難かもしれません。

外部リンクです。
サークルチェンジ>Baseball Monthly BN
 「ベネズエラ野球」のページによれば、ベネズエラの国内リーグは8チーム各62試合のレギュラーシーズンのあと、上位5チームによる総当りリーグ戦によるプレイオフ・セミファイナルを戦い、その上位2チームが4勝先勝制のプレイオフ・ファイナルに勝ち上がるというシステムだそうです。また、「プエルトリコ野球について」のページによれば、プエルトリコでは6チームが約50試合のレギュラーシーズンを戦い、上位4チームによるトーナメント形式のプレイオフで優勝チームを決めるシステムになっているようです。
 この両国の優勝チームにメキシコとドミニカの優勝チームを加えた「カリビアン・シリーズ」も開催されているそうです。(B未通知、06/03/22設定)
イタリア野球セリエA REGGID BASEBALLセリエA1 プレイオフ
 イタリアの野球リーグ・セリエAは、1部リーグは10チームで年間54試合を戦い、上位4チームがプレイオフに進出するようです。準決勝は1位対4位と2位対3位の対戦で3勝先勝制、決勝ラウンドは4勝戦勝制だそうです。なお、下位2チームは自動的に2部リーグに降格するようです。(B未通知、06/03/22設定)
Epoxy Patty's notes
 韓国や台湾プロ野球の年度順位が掲載されています。「勝率制反対!」のページもどうぞ。勝率制反対とは言葉のアヤであって、1引き分けを「0.5勝」と「0.5敗」に換算して勝率を求めろという主張と同じことです。サッカーの勝ち点には引き分け防止策の意味がありますが、勝負とは文字どおり勝つか負けるかであって、引き分けが面白くないのはどんな競技でも変わりはありません。(05/12/01通知済)
NFL JAPAN
 「NFL運営システム」のページには“リーグ運営は設立当初から、スポーツの魅力とは最高のレベルで戦力の均衡したチームが繰り広げる競争状態である、という理念のもとに行われています。リーグ全体が継続的に繁栄しアメリカ全土を熱狂させるためには、戦力や資金力が特定のチームにだけ片寄ってしまうことのないシステムを構築することが必要である、という信念がそれを支えています”とあります。このように、空虚でない「理念」なり「信念」なりが掲げてあるのは、なんともうらやましい限りですが…。(P未通知、05/12/01設定)
thread the needle
 “NHLとアイスホッケーバカによるNHLとアイスホッケーバカのためのサイト”だそうです。私の経験上、バカがバカのためにつくっているWebサイトにあまり外れはありません。外れは、その資格がないのに「バカ」という尊称を使っている場合です。(05/12/01通知済)
スポパラ.com世界スポーツ見聞録ラグビー・スーパーリーグ
 イングランドでラグビー・シーズン終了後におこなわれているアメフトのようなラグビー「スーパーリーグ」では、D案に相当するプレイオフがおこなわれている(た?)ようです。(P未通知、06/01/23設定)

◆水球のイタリア・セリエAリーグでもプレイオフがあるとのことです(詳細不明)。また、当然のことですが、各競技のリーグ戦やプレイオフのシステムは微調整されたり変更されたりします。私1人で漏れなくフォローすることはできませんので、最新情報をお寄せいただければ確認のうえ反映します。ここに掲げていない競技団体のプレイオフに関する情報も同様です。

◆事実誤認、数値の誤り、変換ミス、リンク切れ等にお気づきの際は、お手数ですがブログ「んだ」(WBCとプレイオフ)または「メールのページ」からご指摘いただけると幸いです。

★07/01/30校正チェック済、ケなし、順OK
★06/09/22HTML文法チェック済(エラーなし)



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