自転車店と理髪店の兼業以上

2016年から理容所と美容所の重複開設が認められるようになっています。理容師と美容師の双方の免許所持者なら1人でも1つの施設を「理容所兼美容所」として開設することができます(頁末外部リンク参照)。

理容免許所持者と美容免許所持者が結婚して、理美容店を開業するというケースは珍しくありません。この場合、入口や施設を同一にできないことに変わりはありませんが、屋号としての「理美容店」を名乗ることはもともと制限されていません。

尾花沢市と山辺町で自転車店と理容店との兼業が2例見つかりました。人口が多いわけではない地域では、単独ではなかなか生計を維持できないものかもしれません。多角化の先駆けのようなものとも言えなくはありません。

夫婦なのか親子なのか、同一の建物内に自転車店と理容店が同居しているわけですが、どちらが先なのだろうという疑問が生じてきます。夫婦だとすれば、資格が必要な理容店をあとから副業的に始めるというのは少し考えにくい話です。

親子なら事情が異なります。もともと親が自転車店を営んでいるところに、子供が理容師免許を取得して、自宅兼店舗の一角で理容店を開業することは大いにあり得る話です。これらを凌駕?するものも見つかりました。

2012年10月のストビューです。玄関にはフレンチのサインポールが立っていますが、ガラスドアに記された法人名は設備屋さんで看板は設備・建材のパナソニックです。ついでに、右の駐車場には「遠藤モータース」の文字もあります。

専業主婦を潔しとしない奥さんだったのかもしれません。建物の規模からして2世帯と思われますので、子育ては任せられる環境にあるはずです。まあ、他人の家庭の事情に踏み込むのは野暮でしかありません。

【外部リンク】
 東京都福祉保健局>理容所と美容所の同一場所での開設