バングラデシュより東のアジア各国の新型コロナ陽性者数です。陽性者数と死亡者数についてはJohns Hopkins大の10/29午後6:24時点の数値です。「感染率」は人口1万人当たりの累積陽性者数で、グアム島の人口は16.8万人で算出しました。「致死率」は死亡者/陽性者で計算し、「7/2~」は7/2以降の新規陽性者の比率です。
国・地域 | 陽性者 | 死亡者 | 感染率 | 致死率 | 7/2~ |
日本 | 99,371 | 1,733 | 7.8 | 1.7% | 81% |
韓国 | 26,271 | 462 | 5.1 | 1.8% | 51% |
北朝鮮 | 0 | 0 | 0.0 | - | - |
モンゴル | 340 | 0 | 1.1 | 0.0% | 35% |
中国 | 91,271 | 4,739 | 0.6 | 5.2% | 7% |
台湾 | 550 | 7 | 0.2 | 1.3% | 19% |
香港 | 5,310 | 105 | 7.1 | 2.0% | 77% |
フィリピン | 376,935 | 7,147 | 34.9 | 1.9% | 90% |
インドネシア | 404,048 | 13,701 | 10.9 | 3.4% | 85% |
ブルネイ | 148 | 3 | 3.4 | 2.0% | 5% |
シンガポール | 57,994 | 28 | 99.9 | 0.0% | 24% |
マレーシア | 29,441 | 246 | 9.2 | 0.8% | 71% |
タイ | 3,763 | 59 | 0.5 | 1.6% | 16% |
カンボジア | 290 | 0 | 0.2 | 0.0% | 51% |
ベトナム | 1,173 | 35 | 0.1 | 3.0% | 70% |
ラオス | 24 | 0 | 0.0 | 0.0% | 21% |
ミャンマー | 49,072 | 1,172 | 9.1 | 2.4% | 99% |
グアム島 | 4,466 | 76 | 265.8 | 1.7% | - |
7/3日付で宗教に着目して東アジアの国の陽性者数をまとめていますので、「7/2~」はこの回と比較しています。
人口1万人当たりの陽性者数が100人に迫っているのがシンガポールです。全人口の1%目前ですが、8月中旬以降はすっかり落ち着いて推移しています。
逆に、8月下旬以降に急激に感染拡大しているのがミャンマーです。インドと国境を接していますので、その影響なのかもしれません。ミャンマーでは8月12日付で集会制限を5人以上禁止から30人以上禁止に緩和されています。あるいは、これが裏目に出たのかもしれません。
地理的にはアジアと言ってもいいと思われますので、グアムも調べてみましたが、人口1万人当たりの累積陽性者数は260人台で、アメリカ全土とほとんどイーブンです。沖縄や東京が20人台ですので、やはり突出しています。
北朝鮮と中央アジアのトルクメニスタンは相変わらず感染者ゼロのままです。インドシナではベトナムとラオスが社会主義国家ですが、ラオスの24人目はロシアからパリと仁川を経由して帰国した留学生ということです。
9月 2日 ロシア留学中に発症、学生寮で療養、その後回復。
在ラオス日本国大使館>新型コロナウイルス(ラオス国内の確定症例 10月21日)
10月 6日 ラオスに帰国するために検査を受ける。
10月 9日 検査結果が陽性のため、隔離、ただし無症状。
10月 12日 再検査の結果が陰性のため、学生寮に戻る。
10月 14日 モスクワ出発、パリ経由。
10月 17日 仁川発
10月 18日 ビエンチャン着、検査。
10月 20日 陽性判定、ミタパープ病院で隔離中。
ミタパープ病院が見つかりませんでしので、サインポールを探してみました。
青の帯には結構な数の星が施されていて、星条旗っぽいデザインです。2014年9月撮影のストビューです。外務省の基礎データによれば、ラオスの主な貿易相手国はタイ、中国、ベトナムということですので、ロシアの影響下からは離れているようです。
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