花巻家庭教会のストビューが追加されていた

花巻家庭教会

「統一教会(統一協会)関連施設MAP」を作成した去年の秋、花巻家庭教会については2013年8月のストリートビューしかありませんでした。2017年に移転していますので、それ以降のストビューがないと確認できません。

というわけで、念のため黄色マーカーにしておきましたが、2019年9月のストビューが公開されていましたので青マーカーに変えました。データがあるのならさっさと公開してくれればいいのに…と思わないわけでもありませんが、需要に応じて公開されるものかもしれません。

花巻家庭教会

ちゃんと看板も出ています。奥にある青緑の屋根にも何か看板らしきものが見えますので拡大してみました。

花巻ピースパレス

「花巻ピースパレス」のようです。ラスベガスの教団施設が「ピースパレス」という名称です。

空港の近く

本場のピースパレスと同じく花巻家庭教会も空港の近くという共通点はあります。あちらはホールの天井高が8.8mだそうです。こちらも元は工場と思われますので、それなりに天井は高いはずです。軽ワゴンの車高はおおむね1.3~1.4mです。

移転前と移転後
花巻(地理院タイルを加工)

地図の赤マーカーが移転前で、青マーカーは移転後の教会施設です。次の航空写真では、中央の3棟が新しい施設になります。

花巻家庭教会

2013年のストビューでは「株式会社ジェイ・ビー・アイ」という看板でした。どうやら化粧品関係の工場だったようですが、外観的にはとても化粧品製造のラインがあったとは思えません。

株式会社IJCの男女美化粧品に記載されている製造元は葛飾区青戸の企業であり、その工場は茨城県神栖にあります。いかにも化学工場っぽい雰囲気です。化粧品カテゴリーに含まれるというだけで、化粧品そのものを作っていたわけではなさそうです。

屋根のペンキ塗りは信者の手で

花巻家庭教会は国内の教会としては最大規模の敷地面積・約1370坪ということです。平米換算すると約4500㎡になります。マップ上で計測しても、ほぼ90m✕50mですので計算は合います。佐賀家庭教会と遜色のない敷地面積のようです。

天井の張替えだけでなく屋根のペンキ塗りも自分たちでやったようです。近隣のアメダス北上の最大積雪深は68センチ(1984年統計開始)で、最近では2021年2月5日に57センチを観測しています。山間部でないなら雪下ろしは必要なさそうな地域ですが、屋根のペンキ塗りは結構ハードだろうと思われます。天井の張替えも上を見上げながらの脚立作業になるはずです。

献堂式が9月17日ということですから、ペンキ塗りは8月後半の時期になるのでしょう。30℃を超えることもあるはずです。信徒の中には手慣れた業者がいるのかもしれませんが、いわゆる高所作業も自分たちでこなしてしまう教団のようです。

こうした作業中に事故が起きたら、教団としてどう対処するのか気になります。もちろん労災にはなりません。信心が足りないからで済まされないのか心配です。やりたいと言っても、やらせないのが真っ当な姿なのではないかと考える次第です。

昨年10月20日の会見では、2世教区長20人を並ばせる演出がありました。あの違和感と共通するものがあります。食口(信者)の協力で屋根のペンキ塗りをしたと誇らしげに記述してしまうところ、それを競い合っているように思えてしまうところに危うさを感じてしまうわけです。

岩手県内の教団施設は4教会です。いずれも東北新幹線沿いの内陸部で、沿岸部にはないようです。

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