仙台家庭教会
仙台市宮城野区小田原1丁目の仙台家庭教会が外壁工事をしていたようです。最新2024年9月のストビューではレンガ調タイルになっています。
ここは最古2014年7月のストビューから教団施設です。2021年6月のストビューまでメッコール自販機が設置されていました。下段の右2本がメッコールです。この自販機は最新ストビューでは撤去されています。
仙台市内で確認できる教団施設は4か所です。下の3か所（青と赤）のほかに青葉区郊外に研修センターがあります。2019年頃まで大崎市古川福浦2丁目に仙台家庭教会の古川伝道所があったようです。
仙台家庭教会から車なら10分かからない距離ですが、宮城県庁は青葉区にあります。仙台の駅前とは内陸側です。広瀬川は宮城野区を流れていません。宮城野区は宮城2区、青葉区は宮城1区に属します。
宮城1区の土井亨氏
宮城1区選出の土井亨氏は2003年総選挙が国政初挑戦で、✕◯✕◯◯◯◯の当選5回です。郵政選挙で初当選した小泉チルドレンで安倍派所属でしたが、裏金問題が発覚する直前に清和会を離脱しています。
安倍派離脱前の不記載はありませんでしたが、旧・統一教会（統一協会）との自民党点検では関連団体会合で挨拶ということで氏名公表されています。
（1）2013年8月、「ワシントン・タイムズ財団」が開催した国際学術セミナーでスピーチ
（2）2016年7月、UPF主催のピースロードで東北実行委員会委員長として挨拶
（3）2017年7月、ピースロードの東北実行委員長として挨拶
（4）2021年4月、教団主催の「天の父母様聖会 神統一世界安着のための神日本第2地区 希望前進礼拝」にビデオメッセージ
（5）2021年6月、UPF創設の「日本・世界平和議員連合懇談会」に出席
（6）2022年6月、「日本・世界平和議員連合懇談会」に出席
土井氏は（4）のビデオメッセージ冒頭で韓鶴子氏に「まことのおかあさま」と呼びかけており、「私は真のお父様の聖和式に最初と次の年の2年続けて参加させて頂きました」と語っています。
光言社は「真のお母様のみ言」との副題の本を出版していますが、初見では「しんの～」と読んでしまうのが一般的日本人です。これを正確に「まことの～」と読んで、「聖和式」という教団用語を使えるのは、ごく特定の限られた層だけです。
「まことのおとうさま」こと文鮮明氏が亡くなったのは2012年です。「聖和式」とは教団流の葬送儀礼のことです。回忌法要については「聖和◯周年」とされます。教団的には霊界での新しい人生の出発を祝うものです。
（A）広い意味での教団関係者か、（B）脱退者か、（C）そこそこ踏み込んで教団をことを調べているか、でなければ使いこなせない独特の「専門用語」です。招待されて挨拶をしただけの関係性ではないと見るのが妥当です。
宮城2区の秋葉賢也・元復興大臣
宮城2区の秋葉賢也氏は茂木派で当選7回です。2005年4月の補欠選挙で初当選、同年9月の総選挙で再選、2009年は比例単独で3選、2012年以降は3連勝、前回2021年は571票差で小選挙区落選でしたが比例復活でした。
秋葉氏は安倍氏銃撃事件後の内閣改造で2022年8月に復興大臣に就任します。初入閣でした。就任会見で次のように述べています。
「認識している限り…一切ございません」ですので、認識していないものが1件や2件ぐらいなら逃げ切れる範囲です。在任中の9月に公表された旧・統一教会（統一協会）との自民党点検では氏名公表されていません。
（1）2020年7月、選挙区支部が平和大使協議会に24000円の新聞購読料を支出
（2）2021円7月、選挙区支部が世界平和連合宮城県連合会に24000円の会費を支出
（3）2021年9月、宮城野区と若林区の教団施設で挨拶
（4）2021年10月の総選挙期間中、仙台家庭教会が借りていた泉区の桂市民センターを選挙カーで訪問
（5）2021年10月の総選挙期間中、多賀城市で行われた関連団体イベントで挨拶
このほかにも2～3件指摘されていますが、会合への参加はいずれも記憶も記録もないとの国会答弁でした。選挙期間中に近隣とはいえ選挙区外の施設に行ったなら記憶はありそうなものです。
（1）については、平和大使協議会への「新聞購読料」として収支報告書に記載されていました。
（2）は、同じ金額が「会費」として記載されており、指摘を受けて訂正されました。
ただし、支払先が世界平和連合です。世界平和連合を通じて「世界思想」を年間購読するだけなら1万800円です。2万4000円という金額は平和大使協議会の一般会員の会費です。この会費には「世界思想」1年分が含まれます。つまり「購読料」や「雑誌代」の費目がむしろ虚偽です。
秋葉氏は、ほかにも不明朗な会計処理や影武者疑惑が発覚し年末には大臣を辞任することになりました。
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