知事の逮捕
現職知事が逮捕されたケースは2002年の徳島です。東京地検特捜部によるものでした。
2002年 | 徳島 |
3月4日 | 東京地検が逮捕 |
3月15日 | 辞職 |
2006年の福島も東京地検特捜部ですが、逮捕は知事辞職から1か月後です。
2006年 | 福島 |
9月28日 | 辞職 |
10月23日 | 東京地検が逮捕 |
和歌山は辞職表明後でしたが、逮捕されてから正式に辞職しました。年末選挙を避けたかったのかもしれません。現職知事を逮捕したのは大阪地検特捜部です。
2006年 | 和歌山 |
11月2日 | 辞職表明 |
11月15日 | 大阪地検が逮捕 |
12月2日 | 辞職 |
宮崎も辞職後の逮捕で現役知事ではありませんでした。珍しく県警が前知事を逮捕しています。
2006年 | 宮崎 |
12月1日 | 不信任案可決 |
12月4日 | 辞職 |
12月8日 | 宮崎県警が逮捕 |
上司である現役知事の捜査を県警が担当するのは具合が悪そうです。捜査の結果、疑いは晴れたという場合に気まずさだけでは済みません。今回の捜査は不祥事からのイメージ回復・名誉挽回を期す大阪地検が有力ではないかと思われます。
朝比奈興産
朝比奈興産株式会社のストリートビューには丸谷市長の立て看板が掲げられています。
南側のブロック塀には西村康稔氏のポスターもあります。西村氏のポスターは過去ストビューでも定位置です。
神社側にあった駐車場を含めて、過去ストビューのすべてで誰かしらのポスターを確認することができます。泉房穂氏や清水貴之氏のポスターも過去にはありますので、さほど党派性はありません。
子会社である株式会社アサヒナプランニングでは、選挙プランナー業務も請け負っているようです。
朝比奈氏は選挙大好きではあるのでしょうが、プランナーというタイプではなさそうです。LPガス販売や産廃運搬のように資格や免許が必要な稼業でもありません。
折田氏は斎藤陣営に事前連絡していない?
朝比奈興産のWebサイトには「導入事例」として、解体した3棟の建物の画像が掲載されており、延べ床面積や解体費用、工事期間が示されています。この「導入事例」はプランナーのほうにはありません。
折田氏は自社の「導入事例」として、あのnoteを書いたはずです。斎藤氏も写っている写真を掲載している以上、折田氏が斎藤陣営の許可なしにnoteを公開したとはとても思えません。
実際、問題のnoteには「私が監修者として…、校正・推敲フローの確立、ファクトチェック体制の強化、プライバシーへの配慮などを責任を持って行い」と(今でも)記されています。
斎藤氏本人には届いていないのかもしれませんが、斎藤陣営の誰かに事前連絡したうえでOKをもらっていたと考えるのが自然です。困ったことに斎藤陣営は誰が責任者なのか明確ではありません。出馬の経緯からしても寄せ集めだったのでしょう。
折田氏が許可を得たかもしれない候補の1人と目されるのが朝比奈氏です。もし、折田氏が朝比奈氏を選対責任者的な立場にある人物と思い込んでいて、朝比奈氏が法律的なことに詳しくはないとしたら、今回のようなことは起こり得るのではないかと思われます。
まあ、朝比奈氏ではなく片山氏なのかもしれませんけど…。
【2024/12/03追記】片山氏は3人います。このページの片山氏とは斎藤陣営幹部の片山喜市郎氏(斎藤氏がメルチュを訪問したときの画像で斎藤氏の隣に座っている人物)です。7月に辞任した前副知事が片山安孝氏、維新で兵庫選出の参議院議員が片山大介氏です。
契約書はないのか? 隠したのか?
斎藤氏が百条委員会を蹴って知事会に出席した25日の月曜日、15分ほど文字どおり記者団に囲まれました。
大八木:契約書にはどういう業務内容が書かれているんですか?
斎藤:ポスターの制作…などですね。いずれにしても、今代理人のほうが整理しています。
大八木:SNSとか広報をやってもらうとは書いてないんですか?
斎藤:基本的にポスターの制作とか、そういった成果物ですね
この時点で、斎藤氏は契約書の存在を否定していません。ただ、商慣習としては見積書に対して委託側が注文書を提出することで契約書に代えることがあります。そこまで含めて広義の「契約書」という意味かもしれません。
注文書に対して受託側が請書を発行すれば契約書そのものです。実務上は請書や契約書には印紙貼付が必要となることから、メールで見積書を送り委託側がその内容でお願いしますと返信することで契約を成立させることが多いはずです。
複数の見積項目からチョイスして委託された場合、受託側は改めて依頼項目に絞った見積書を作り直し、納期も書き込むパターンが多いと思われます。このデータはそのまま請求書に転用できますので、互いに委託内容や総額を確認できるわけです。
100万未満なら双方が記名押印する契約書を作成しないことはそれほど不自然でもありません。ただ、25日の時点で斎藤氏は契約書がないとは明言せず、契約書があることを仄めかしてしました。
契約書が存在しない口頭契約だったという話は、翌26日に弁護士発で出てきます。
(1)もともと契約書は交わしていなかった
(2)実際は契約書を交わしたが、それでは防衛ラインを突破されるので弁護士には示さなかった
(3)実際は契約書を交わしたが、弁護士の判断でないことにした
連日選挙カーに上がってi-phoneで動画配信していたのはボランティアだった、という素っ頓狂な説明をされると(2)を疑いたくなるものです。
折田氏夫妻が違法性の認識なしにボランティアを受け入れた可能性はないこともなかろうと思われます。で、そのボランティアさんはモデル兼任のようです。これも2次請けなのかもしれませんけど…。
いずれにしても、もう折田氏側の会見が必要な時期ではあります。
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