帯広測候所の1月積雪量、95年ぶりに最小値更新か？

帯広測候所の1月の最大積雪深は1930年の10センチが最小値です。

昨日（24日）は10センチの降雪があり積雪としては8センチでした。年末に降った雪で1月1日の積雪が7センチでしたが、まとまった雪は今年初めてで24日の8センチが今月の最大積雪深です。

天気予報としては今日（25日）以外に月内の雪予報はありませんので、今日の天候次第で95年ぶりに1月最大積雪深の最小記録が更新される可能性があります。今日は昼前から夕方まで雪予報ですが、降水量としては0ミリ予報ですので「最後の攻防」は乗り切れるのではないかと思われます。

【2025/01/28追記】1月25日の帯広は日中「雪一時晴後みぞれ時々曇」で降雪量は観測されず、積雪としては7センチでした。残り4日間に雪予報はないことから、1月の最深積雪は8センチでほぼ確定です。→「2025年1月の平均気温、北海道は暖冬で九州は平年以下」
【2025/02/06追記】1月の最大積雪深が最小だった帯広では2月4日の日降雪量（暦日）が104センチに達し、55年ぶりに日降雪量を更新しました。→「帯広で日降雪量104cm（半日120cm）、55年ぶりの極値更新」

1月の最大積雪深の平年値が100センチ以上の観測所53地点について、1月24日時点の積雪を平年値と比較してみました。