赤羽家庭教会
赤羽岩淵駅徒歩1分という好立地に赤羽家庭教会があります。JR赤羽駅からも徒歩10分以内です。

駐車スペース3台分を備えた4階建てビルです。最新ストビューでは画像中央のガラス戸に「赤羽家庭教会」のプレートが掲げられています。

過去ストビューではこのガラス戸はシャッターで閉ざされていてプレートを確認することができませんでした。教団名改称前の2014年6月撮影のストビューでは駐車スペースは満車状態なのにシャッターは閉じられています。
北区の旧・統一教会(統一協会)施設で、私が確認しているのはこの赤羽家庭教会オンリーです。
都議選で落選した高木啓氏
2017年都議選の北区は減員区でした。音喜多氏は2016都知事選で小池氏を支持、知事与党となった都議会会派「都民ファーストの会」の幹事長として前回票の4倍以上でトップ当選しています。割りを食って落選したのが都議会自民党の幹事長だった高木氏です。
2013年 | 2017年 | ||
高木啓(自民) | 当 33,918 | 音喜多駿(都ファ) | 当 56,376 |
大松成(公明) | 当 28,686 | 大松成(公明) | 当 34,501 |
曽根肇(共産) | 当 25,108 | 曽根肇(共産) | 当 30,374 |
音喜多駿(みんな) | 当 13,296 | 高木啓(自民) | 29,135 |
原田大(民主) | 10,377 | 和田宗春(民進) | 8,316 |
栗下善行(維新) | 10,055 | ||
和田宗春(民主) | 9,690 |
惜敗した高木氏は同年10月の衆議院選挙に比例東京ブロックで初当選、2021年に再選されます。昨年の総選挙では再編された東京12区で小選挙区で3選を果たしました。新・東京12区は北区を中心とする選挙区です。
高木氏は2018年と2019年に世界平和女性連合への会費支出が指摘され、旧・統一教会(統一協会)との自民党点検でも氏名公表されました。

霊友会とは今でも縁があるようです。

なお、高木氏は安倍派に所属していましたが、いわゆる裏金議員ではありません。複数回当選の安倍派衆議院議員で「不記載なし」は高木氏を含めて6人だけです。
浪人中の音喜多氏
1983年生まれの音喜多駿氏は2013年にみんなの党公認で都議初当選を果たしています(みんなの党は翌2014年に解党)。小池知事のファーストペンギンの1人として脚光を浴びますが、都議選後の小池氏の国政関与で都民ファーストの会を離党しています。
任期途中の2019年4月に立候補した北区長選挙は1万1000票差と善戦したものの落選しています。同年7月の参議院選挙には維新から東京選挙区に立候補、52万票を獲得して定数6で5位当選でした。昨年の総選挙では東京1区から出馬、3万票に満たない大敗です。
これまでの選挙歴は3勝2敗で、任期を全うしたのは都議1期目のみです。落選後、維新の党籍は喪失し、昨年末には自らが代表を務める「社会保険料引き下げを実現する会」を旗揚げしています。足立康史氏とは異なり、今後の維新との連携には含みを持たせた対応のようです。
その音喜多氏が菅野完氏に損害賠償請求訴訟を起こしたということです。選挙妨害によって生じた精神的苦痛に対する慰謝料など332万円余りを求めているようです。菅野氏が読み上げた訴状によれば、次のような内容です。
昨年の総選挙期間中の10月25日、個人演説会終了後の20時40分頃、菅野氏の呼びかけで集まった聴衆に取り囲まれて怒号(「社会の厳しさを教えて」)を浴びせられ、移動用の車に乗れずに転倒させられて腰と指を負傷(全治1週間、治療費2万円余り)したというものです。
音喜多氏が転倒したのは事実のようです(菅野氏によれば自分から転んだ「シミュレーション」)。動画は双方で撮影されているものと思われます。音喜多氏は被害届を出しているはずですが、刑事事件化はしていないようです。
「つばさの党」の選挙妨害は候補者間で起きたことですが、こちらの「事件」は候補者と有権者の間でのトラブルです。また、個人演説会終了後の街宣車を出せない時間帯に発生しています。
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