7キロなのか、9キロなのか
国道328号は国道10号のバイパス路線です。大分県佐伯市宇目に「鷹鳥屋神社入口」という三差路があります。「鷹鳥屋」は「たかどや」と読むようで、Google日本語入力では「たかどや」で「鷹鳥屋」に変換できます(MS-IMEでは変換されません)。

案内看板には「これより約9K」と記されていますが、「9」の字の右肩が角張っています。どうやら「7」を「9」に書き換えたようです。

イタズラかもしれませんが、7キロを9キロに変えたところでそんなに面白いことは起こりません。親切心からの「訂正」である可能性のほうが高そうです。ちなみに、Googleマップでルート検索すると神社まで約8キロです。
親切心だとしても、別に「訂正」するほどのこともないような気がしてきました。徒歩でも7キロと8キロに大差はなさそうです。
時間橋
次の地図のA地点が「入口」三差路です。1.7キロほど進むとB地点の分岐にぶつかります。

鷹鳥屋神社まで「あと7km」です。なるほど、ここが7キロである以上、「入口」が7キロでは都合が悪いことになります。

B地点から600mほど進むと、時間橋と名付けられた橋があります。

3回目の7キロ
由来が気になりますが、橋を渡ったところが2つ目の分岐です。左の色褪せた看板では右折7キロで鷹鳥屋神社です。そんなに7キロが好きなのか、どこまで行っても縮まりません。一方、右の白地赤矢印看板は「これより約5K」です。

入口三差路の看板と書体が同一ですので、同時期に設置されたものと思われます。9→7→5と着実に刻んでいますが、A地点から2キロ少々しか進んでおらず、B地点からは1キロも進んでいません。正しくは8→7→6のようです。
最後の分岐です(D地点)。

神社は無人です。駐車場から階段を上がり鳥居をくぐると、拝殿の手前に1対の鷹の像が鎮座しているということです。

道中に照明はほぼありません。
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