アベノマスクブラで落選の新藤かな氏は2023年から港区議

アベノマスクとホリエモン新党

アベノマスクの全戸配布が発表されたのは2020年4月1日でした。一部海外メディアでエイプリルフールとの受け止めがあったほどですが、我が家に届いたアベノマスクは未開封のまま薬箱の下に眠っています。

ゴム付きですから腕や足に巻くには便利です。本来のガーゼとして利用することがあるかもしれません。マスクの配布完了は6月20日ということです。2020年7月5日、東京都知事選と同日投票で4選挙区の都議補選が行われました。

北区の補欠選挙にホリエモン新党から立候補したのが新藤加菜氏です。ホリエモン新党は同年5月25日に設立されたようです。

5人の女性候補で1議席を争う選挙でしたが、アベノマスクブラの選挙ポスターを掲示板に張り出して話題になったのが新藤氏です。区議4期の実績で最年長の自民候補が当選、最年少の新藤氏は得票率4%で5人中5位でした。

自民 52,225
立憲 36,215
維新 33,903
都ファ 23,186
ホリエ 6,125
▲2020都議補選

善戦の部類と思われますが、このときの選挙公報は次のとおりです。

東京都議補選2020しんどうかな氏

37項目の緊急提言とは堀江氏が出版した「東京改造計画」そのままです。

印西市長選

新藤氏2度目の選挙は2週間後の千葉県印西市長選です。印西市の人口増加率は全国トップクラス、2023年の財政力指数も全国50位です。新藤氏はNHK党から立候補しています。

印西市長選2020しんどうかな氏

左側に記載されている内容が気にならないわけではありません。粟飯原美佳氏は今も現役の(幹部クラスの)N党信者と思われます。当時24歳でしたので立候補届を提出したものの受理されなかったということです。

立候補届の提出は告示日限りです。受理されないことは事前にわかっていたはずです。代わりに出るにはそれなりの書類が必要となります。とくに公報の原稿は当日の夕方5時が締め切りです。粟飯原氏は形式的に立候補届を「提出した」のかもしれません。

「被害者」の身代わり立候補だという作ったようなストーリーを語るのは感心できることではありません。ストレートに被選挙権年齢の引き下げを主張すればいいだけのことです。選挙権年齢を下げたのなら被選挙権年齢も下げるのが当たり前です。

「ゴミの分別の廃止」は興味深い主張です。住民の分別義務が廃止されても、処理のための分別は必要ですから、誰かが分別することになります。公務員を増やすという主張のようです。裕福な自治体ですから、その政策も一概に否定されるものでもありません。

N党界隈ではゴミ袋無償化の主張がかなりの頻度で見られますが、ひょっとするとその原点なのかもしれません。選挙は法定得票に達しない落選でした。

日本人ファースト

2023年統一地方選挙の港区議選は定数34を57人で争う選挙でした。港区もまた全国で100に満たない黒字自治体です。1,686票を得た新藤氏は14位で当選しています。最下位当選者は1,191票です。無所属での立候補でした。

港区議選2023進藤かな氏

N党色はほぼありません。「元参議院議員秘書」とは維新の石井苗子参議院議員ということです。やはりN党と維新の相性は悪くはないようです。「港区ヘリポート」がどこを指すのかわかりませんが、おそらく六本木トンネルの上にある米軍施設のことだと思われます。

で、この新藤氏は2024年2月からWikiにもページがあります。CDや写真集も出しているそうです。私はアベノマスクブラ以外は何も知りませんでした(進藤ではなく新藤ということも今気づきました)。区議選前も区議選中も区議選後も炎上案件には事欠かないようです。

先日、たまたま岩井氏から誹謗中傷を受けていたという動画を聞きましたが、双方がやり合っている中でエスカレートするのは大いにあり得る話です。岩井氏は自宅住所を晒されたのですから、一般人に対する誹謗中傷のレベルを超えています。

「おまえの母さんデベソ」と罵り合うこと(A)と、おそらくは家族がいるであろう岩井氏の自宅周辺をうろつく行為(B)が同一視できるものとは思えません。報道する側は別に(A)を問題にしているわけではありません。

それに、岩井氏と立花氏の鋭い対立は都知事選以前の話であって、兵庫県知事選から始まったのでもなさそうです。もはや反論できない立場の岩井氏を批判するなら、岩井氏の遺書ぐらいは読んでおくべきであろうと思われます。雑な投稿です。

なお、新藤氏は2023年にはすでに「日本人ファースト」の言葉を使っており、前回2024年の都知事選では田母神氏の応援に入っています。

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