弱含みの公明党
先日、参院選の投票用紙が届きました。私はよほどのことがない限り、期日前投票はしないというのがポリシーです。投票日まで情勢を見極めたうえで、最終議席争いに介入したいと考えるからです。
今回は公明党と参政党が3人区や4人区の最終議席争いを展開しているケースがいくつかあります。埼玉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡などです。国民民主や維新を交えて最後の1~2議席を3人で争うとかバリエーションはありますが、要は3人区以上の大半です。
たとえ自分の1票に過ぎないとしても、最終議席争いに介入してより遠くないほうに投票するという考え方は、とくに中選挙区制では一定数あるはずです。つまり、生まれて初めて公明党候補者に投票することになってしまう人が今回はかなりいるのではないかと思われます。
決して与党支持者でないことは共通しているものと思われます。困ったものです。この層がどれだけいるのか、選挙後に検証が必要かと思われます。公明党が候補者を立てている7選挙区の前回の結果は次のとおりです。
| 選挙区 | 定数 | 順位 | 前回得票 | 前回比例 | |
| 推 | 埼玉 | 4 | 3 | 476,642 | 356,161 |
| 東京 | 6 | 2 | 742,968 | 762,476 | |
| 推 | 神奈川 | 4 | 2 | 547,028 | 483,470 |
| 推 | 愛知 | 4 | 2 | 443,250 | 425,540 |
| 大阪 | 4 | 4 | 586,940 | 761,210 | |
| 推 | 兵庫 | 3 | 3 | 454,962 | 424,387 |
| 推 | 福岡 | 3 | 3 | 348,700 | 414,346 |
東京と大阪以外は自民推薦がついています。比例区得票より選挙区得票が多くなければならないはずですが、福岡はそうなっていません。大阪ぐらい自力で通せとは言いたくなります。
統一教会系の「日本の家庭を守る会」
安倍氏銃撃事件は前回参院選の最中でした。自民党から締め出された形の旧・統一教会(統一協会)が持つ数万の比例票がどこに行くのかは気になります。あからさまにすり寄ったN党より、関係断絶をぼかしてきた参政党に流れる可能性もありますが、浜田氏はべったりのようです。
選挙区では千葉と愛知で「日本の家庭を守る会」が候補者を出していますので、N党との共闘は流れたのかもしれません。


石原氏は知立市長選などに出馬歴があります。立花氏と徳永氏の共演をコーディネートしたのが千葉の小笠原氏と思われます。選挙は初出馬です。
で、面白いのが読売新聞の各党党首への好感・反感度アンケートです。小笠原氏は全党首に「0」評価ですが、石原氏は斎藤、野田、吉村、玉木、百田氏に10段階の「4」、神谷氏に「3」、山本氏に「2」、福島氏に「1」評価です。
ガンショップ天龍が閉店
名古屋市千種区にガンショップ天龍というその筋では有名な老舗店舗がありました。最新のストビューでは更地になっており、しかも「売地」との看板が出ています。

調べてみると、どうやら昨年7月に閉店したようです。この店舗に関して私はMAP掲載していませんでしたが、JUNSE国際学院名古屋校の所在地と一致しており、店舗西側には「成和ガーデン」の看板が掲出されていましたので掲載に踏み切りました。
2024/08のストビューではこの看板も撤去されています。看板があった頃は店舗が閉まっているときでも複数台のチャリが停めてあり、その種の施設として機能していたはずです。
解散命令とかはあまり関係なく、単に店の後継者がいなかったのではないかと想像します。在庫の商品だけでなく、棚やケースなど什器まで売り尽くしたようです。幸福な店じまいったものと思われます。





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