前職が全員当選
19日投開票の伊東市議選開票結果は次のとおりです(第2列「◯」は再不信任についてのアンケートで賛成、「✕」は反対、「?」は未定、「☆」は無回答)。
| 今回得票 | ア | 候補者 | 齢 | 党 | 別 | 居住地 | 前回 | |
| 🔴3611 | ◯ | 村上祥平 | 40 | 無 | 前 | 吉田 | D | 3508 |
| 🔴2044 | ◯ | 中島弘道 | 65 | 無 | 前 | 宇佐美 | A | 806 |
| 🔴1793 | ◯ | 杉本一彦 | 60 | 維 | 前 | 八幡野 | G | 1741 |
| 🔴1759 | ◯ | 大竹圭 | 34 | 無 | 新 | 荻 | C | |
| 🔴1563 | ◯ | 青木敬博 | 55 | 無 | 前 | 荻 | C | 729 |
| 🔴1559 | ◯ | 重岡秀子 | 75 | 共 | 前 | 荻 | C | 1323 |
| 🔴1397 | ◯ | 虫明弘雄 | 49 | 無 | 前 | 幸町 | B | 938 |
| 🔴1390 | ◯ | 佐藤周 | 53 | 無 | 前 | 八幡野 | G | 1078 |
| 🔴1351 | ✕ | 片桐基至 | 45 | 無 | 新 | 川奈 | D | 506 |
| 🔴1349 | ◯ | 宮崎雅薫 | 69 | 無 | 前 | 川奈 | D | 1299 |
| 🔴1265 | ◯ | 河島紀美恵 | 59 | 無 | 前 | 和田 | B | 749 |
| 🔴1258 | ◯ | 篠原峰子 | 55 | 公 | 前 | 赤沢 | G | 1293 |
| 🔴1190 | ◯ | 長沢正 | 64 | 公 | 前 | 富戸 | E | 1194 |
| 🔴1144 | ◯ | 四宮和彦 | 63 | 無 | 前 | 大原 | B | 741 |
| 🔴1140 | ◯ | 井戸清司 | 59 | 無 | 前 | 宇佐美 | A | 928 |
| 🔴1097 | ◯ | 竹本力哉 | 65 | 公 | 前 | 宇佐美 | A | 1167 |
| 🔴1075 | ◯ | 鈴木絢子 | 47 | 無 | 前 | 湯川 | B | 1051 |
| 🔴1049 | ◯ | 犬飼このり | 54 | れ | 前 | 末広町 | C | 1098 |
| 🔴1038 | ◯ | 大川勝弘 | 44 | 無 | 前 | 湯川 | B | 950 |
| 🔴961 | ◯ | 浅田良弘 | 65 | 無 | 前 | 宮川町 | C | 906 |
| 888 | ◯ | 高鳥守旦 | 33 | 無 | 新 | 南町 | C | |
| 868 | ? | シュタイン マン信子 | 50 | 無 | 新 | 鎌田 | C | |
| 540 | ◯ | 宇藤カザン | 79 | 無 | 新 | 池 | G | |
| 523 | ☆ | 古川勇貴 | 52 | 無 | 新 | 宇佐美 | A | 188 |
| 492 | ☆ | 梅田和江 | 65 | 無 | 新 | 八幡野 | G | |
| 245 | ◯ | 木梨さと美 | 67 | 無 | 新 | 銀座元町 | B | |
| 183 | ◯ | 金井文昭 | 77 | 無 | 新 | 竹の内 | B | |
| 142 | ◯ | 川崎治 | 68 | 無 | 新 | 岡 | C | |
| 124 | ◯ | 遠藤道弥 | 69 | 無 | 新 | 岡 | C | |
| 102 | ◯ | 土屋雄二郎 | 67 | 無 | 新 | 宇佐美 | A |
7月の辞職勧告決議も9月の不信任決議も市議19人の全会一致でしたが、立候補した18人の前職は全員当選しました。前回はともに下位当選だった前議長の中島氏と前副議長の青木氏は倍増以上の得票です(ひっそり感心したくなるのが公明党の3人です)。
4位の大竹氏は市長選候補の杉本氏が支援

4位で当選した新人の大竹氏は1万人を集めた田久保氏辞任要求の署名運動に携わっており、市長選を見据えて市議選立候補を見送った前職・杉本憲也氏の支援を得ています。
杉本憲也氏は前回2023年に1400票余りで3位当選でした。投票率が48.88%から59.22%に10ポイント上がった中で、大竹氏はこの順位を落としましたが、杉本氏の前回票に上積みした初当選です。
注目の片桐氏にしても前回市議選で最下位当選だった田久保氏の支援を受けたわけですから、当選した20人の顔ぶれは2023年と何も変わっていないとも言えます。何のための議会解散だったのか、「背任」度がますます高まった結果になりました。
不信任の再議決は確実な情勢ですので、ようやく市長選に辿り着けることになります。今回の投票総数約3万3000票のうち田久保派が得たのはせいぜい3000票台、多くカウントしても約4000票です。
ということは、田久保氏が出直し市長選に再出馬しても4分の1の法定得票に達しないばかりか、供託金没収ラインの10分の1にさえ届かない可能性があります。法定得票に達しないなら、候補者が乱立したところで、田久保氏が漁夫の利当選する見込みもありません。
とはいえ、誰も法定得票に達せず再選挙が実施される事態は考えられるわけで、あまり多人数の市長選立候補は歓迎されるものではありません。
HS政経塾3期生の片桐氏
片桐氏は入間基地を最後に空自を退官しています。

退官後、3期生としてHS政経塾に入塾しています。HS政経塾とは幸福の科学が設立した「未来の日本を背負う、政界・財界で活躍するエ リート養成のための社会人教育機関」だそうです。HSは「Happy Science」の頭文字のようです。

政経塾サイトに今も残されている塾生プロフィールによれば、片桐氏の趣味の1つはツーリングのようです。

案外そういうところでの接点がきっかけだったのかもしれません。





コメント