香港だけでなくマカオも竹製足場、台湾や韓国は鉄パイプ

香港の竹製足場

駅からホテルに向かう途中で、足場が竹製だということに気づいて、強度に不安を感じたのを思い出しました。私はそそくさとその場を通り過ぎ、翌日以降は裏道や対面側を利用しました。滞在中、2度と足場の下は歩きませんでした。臆病な反応なのかもしれません。

火災が起きたのは香港の北東部にある大埔区の宏福苑というマンション群です。約2000室で約4600人が居住、1983年に竣工ということです(衛星写真の小学校はGoogleマップでは「大埔浸信会公立学校」として示されます)。

約63億円かけて大規模修繕中だったため竹製の足場が組まれており、緑のネットで覆われていました。火元はF号棟の1階だと報道されています。正式な発表ではありませんが、これが事実だとすればF号棟は風下ですから、大陸からの季節風とやらは冤罪です。

可燃性ではないにしても難燃性とは言えないネットに着火して隣の棟に燃え移り、ネットから竹製足場に、竹製足場からベランダの可燃物に、やがて室内へという形での延焼なのだと思われます。

【2025/11/30追記】真犯人はネットではなく発泡スチロールだったようです。当初はエレベーターホールに緩衝材として発泡スチロールが用いてあったという報道でしたが、各室の窓が発泡スチロールで覆われていたようです。
 竹に着火させるのは容易ではありませんから、緑のネットが犯人のように扱われてしまっただけで、たしかに火元の左隣のE号棟ではネットが残っています。発泡スチロールだとすれば火の回りの早さが納得できます。
 それにしても、窓を塞ぐ工事をするなら8棟を2~4期に分ければ窓が塞がれる期間が短くなるはずです。8棟一括での工事を容認したことが理解できません。

マカオも竹製

香港が竹製主流なら、マカオも竹製に違いありません。

あいにく2008年のストビューしか見つかりませんでしたので、今は違うのかもしれません。香港で私が不安を感じたのは、前を歩いている人のカバンが軽く竹に触れたのを見たからです。

台湾はスチール製

台湾にも竹は自生していますが、台湾で竹製の足場を見かけたことはありません。建物を覆っているのはネットではなくシートですので、防塵性も確保されています。

香港のように竹で31階まで足場を組むには、それ相応の熟練が求められそうです。

韓国でもスチール製

韓国も鉄パイプで足場が組まれています。

韓国南部には「竹林の道」的な観光スポットがありますが、どうやらソウル近辺には竹が自生していないようです。

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