もう2月が近いというのに、今年はまだ傘を使っていないことに気づきました。そう言えば、加湿器は連日連夜の全開運転です。日本海側は大雪だというのに、太平洋側では今月の降水量が0ミリの気象官署が少なくありません。
積雪1センチでも降水量0ミリの名古屋
名古屋地方気象台の降水量は今年1ミリも観測されていません。ただし、積雪としては12日に1センチ観測されており、実際にこの日のニュース映像では名古屋駅前の植栽が雪をかぶっていました。名古屋地方気象台は名駅から7キロ以上離れたやや高台です。

雨量計は降水量を0.5ミリ単位で計測します。0.5ミリ未満なら「0.0」ミリであり、「–」は雨要素がないときです。自動観測ですので、10時から15時まで0.1ミリずつの雨が降れば、15時に「0.5」ミリがカウントされます。
その間に0.1ミリ蒸発してしまえば、雨量計の転倒マスは15時には作動しない理屈になるはずです。昔は蒸発計もあったそうですが、自動排水されないタイプの雨量計だった時代は、より真実に近い降水量計測に必要だという考え方だったのでしょう。
「天気概況」上は雨や雪やみぞれがかなり見られます。名古屋は目視ではありませんので、感雨計によるものではないかと思われます。なお、気象官署では0.1ミリ単位で計測していた時代があります。また、気象庁用語としての「降水日」とは1ミリ以上の雨が観測された日のことです。
京都も雪は舞った
京都でも雪が降った日がないわけでもありません。東山の清水寺や八坂神社あたりで雪が降っている映像を確認できましたが、29日までに積雪は観測されていませんし、降水量もゼロです。

京都地方気象台から八坂神社まで4キロ以上、清水寺は5キロ以上です。京都の雪ならやはり金閣寺が絵になるはずです。立命館大の時計台も距離的には金閣寺の前後に撮影されているものと思われます。今年の金閣寺の雪景色は見つかりません。

火の元に注意
高知や大分では先月12月22日以降、降水量0.5ミリ未満(「0.0」か「–」)が続いています。いわゆる気象官署だけでも25地点あります。第2列「直近」は最後の降水量0.5ミリ以上の日、第3列はそのときの降水量、第4列の「いつ以来?」は直近の月降水量0ミリの月です。
| 観測所 | 直近 | ミリ | いつ以来? |
| 水戸 | 12月26日 | 3.5 | 2024年12月 |
| 前橋 | 12月25日 | 5.0 | 2024年12月 |
| 河口湖 | 12月25日 | 4.5 | 1976年1月 |
| 甲府 | 12月25日 | 2.5 | 2024年12月 |
| 網代 | 12月25日 | 1.5 | |
| 三島 | 12月25日 | 5.0 | 1976年1月 |
| 静岡 | 12月25日 | 4.0 | 2024年12月 |
| 御前崎 | 12月25日 | 1.5 | 2011年1月 |
| 浜松 | 12月25日 | 3.5 | 2011年1月 |
| 名古屋 | 12月25日 | 6.0 | 1973年12月 |
| 津 | 12月26日 | 0.5 | 2011年1月 |
| 潮岬 | 12月25日 | 2.0 | 2011年1月 |
| 京都 | 12月26日 | 0.5 | |
| 神戸 | 12月25日 | 10.0 | |
| 姫路 | 12月25日 | 8.0 | |
| 岡山 | 12月25日 | 6.5 | 2024年12月 |
| 多度津 | 12月25日 | 5.5 | 2011年1月 |
| 室戸岬 | 12月24日 | 0.5 | 1988年12月 |
| 高知 | 12月21日 | 6.5 | 2024年12月 |
| 清水 | 12月25日 | 0.5 | 2011年1月 |
| 大分 | 12月21日 | 1.5 | 2024年12月 |
| 延岡 | 12月25日 | 1.0 | 2024年12月 |
| 宮崎 | 12月24日 | 1.5 | 2024年12月 |
| 都城 | 12月24日 | 1.0 | |
| 油津 | 12月24日 | 4.5 |
京都や神戸では観測史上初めて月降水量が0ミリとなる可能性があります。
御前崎はパーフェクトにあと2日
私はノーヒットノーランを何度か見たことがありますし、ノーヒットノーランよりおいしい9回二死で途絶える試合も見ましたが、完全試合には縁がありませんでした。静岡の御前崎は「完全試合」に挑戦中です。

御前崎は「0.0」がなく先月26日から連日の「–」です。また、矢木沢ダムの貯水率は本日(1/30)朝の時点で39%台です。雪解けが間に合うものなのか、太平洋側は当分好天のようです。





コメント