高く売れたのか? 旧公明の比例28議席が事実上確定

衆院の比例ブロック

過去4回の衆院比例得票数と比例議席数は次のとおりです(2014年は比例180議席、2017年から176議席)。

自由民主党公明党立憲民主党その他
2014得票17,658,9167,314,2369,775,99118,585,304
2014議席68議席26議席35議席51議席
2017得票18,555,7176,977,71211,084,89019,139,233
2017議席66議席21議席37議席52議席
2021得票19,914,8837,114,28211,492,09418,944,719
2021議席72議席23議席39議席42議席
2024得票14,582,6905,964,41511,564,22122,438,394
2024議席59議席20議席44議席53議席
▲比例区の得票数と議席数

これをグラフ化すると次のようになります。

衆院比例区の得票数と議席数

比較第1党の自民党は2024年の比例区得票率は全国で26.7%でしたが、33.5%の議席が配分されました。衆議院の比例区は、わざわざ全国11ブロックに分割されているため、構造的に大政党が有利なシステムです。

衆院に比例区が導入されたのは小選挙区と同時の1996年です。公明党は1996年総選挙では新進党で戦っています。新進党は1997年末に解党、翌1998年に公明党は再結成され、2000年総選挙では与党側の自公保連立政権でした。

いつものことですが、昨年10月の伊東市議選のように公明党は芸術的な票割りを見せてくれます。昨年6月の尼崎市議選で共産党は候補者間の得票が偏って結果的に2議席減らしましたが、公明党はまずそういうことはありません。

市議選は1選挙区で複数人が当選する大選挙区制ですが、現行の小選挙区比例代表並立制では大政党に寄り添うのが合理的です。

中道の比例名簿の旧公明候補者

今回の中道の比例名簿では旧公明党の候補者が名簿上位に搭載されています。代表就任早々の前回総選挙で落選した石井啓一氏は北関東1位です。

候補者前回
北海道1佐藤英道655比例北海道
北海道2浮島智子6351比例近畿
東北1庄子賢一632比例東北
北関東1石井啓一6710埼玉14
北関東2輿水恵一644比例北関東
北関東3福重隆浩632比例北関東
東京1岡本三成605東京25
東京2河西宏一462比例東京
東京3大森江里子521比例東京
南関東1角田秀穂643比例北関東
南関東2沼崎満子521比例南関東
南関東3原田直樹350
北信越1中川宏昌552比例北信越
東海1中川康洋573比例東海
東海2西園勝秀583比例東海
東海3犬飼明佳530
近畿1赤羽一嘉6710兵庫2
近畿2中野洋昌485兵庫8
近畿3山本香苗544大阪16
近畿4伊佐進一514大阪6
近畿5国重徹514大阪5
中国1斉藤鉄夫7411広島3
中国2平林晃552比例中国
四国1山崎正恭542比例四国
九州1浜地雅一555比例九州
九州2吉田宣弘584比例九州
九州3金城泰邦562比例九州
九州4河野義博482参・比例
▲中郷の比例名簿(旧公明)

現有24議席ですが、新人を含む28人が上位に固定されました。

70歳以上の立候補者

次表の第1列は旧公明の候補者数です。前回の立憲プラス公明の獲得議席以内ですので、全員当選が確実です。

2北海道33118
1東北5411112
3北関東753111119
3東京552321119
3南関東7623211123
1北信越4311110
3東海7621112121
5近畿64327221128
2中国531110
1四国31116
4九州7432111120
2859442017157932176
▲2024総選挙比例区の獲得議席

公明は前回、大阪の4選挙区で小選挙区の議席を失いましたが、このうち大阪5区からは中道候補者は立たず、国民が擁立しています。

大阪5区2026202420212017
維新梅村聡87,100
自民杉田水脈
公明國重徹65,872106,50891,514
立憲長尾秀樹45,313
国民前田英倫
れいわ大石晃子26,78934,202
共産湊隆介
共産宮本岳志24,48048,248
共産北山良三31,429
参政松山恵子
参政石橋篤史14,054
幸福数森圭吾9,522
籠池諄子11,458
▲大阪5区

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