南丹市の隣は京丹波町、通勤ルート上にリュックを置いた?

京丹波町

2006年に発足した南丹市の北側にあるのが京丹波町(きょうたんば-ちょう)です。京丹波町は2005年に丹波町・瑞穂町・和知町(わち-ちょう)の3町合併で成立しています。

合併前の南丹市と京丹波町
市町村変遷パラパラ地図を加工

旧・園部町にとっては、今は同一自治体となった旧・美山町より、隣接する旧・丹波町のほうが身近な存在です。

今回の小学生死体遺棄事件で昨日(15日)朝から家宅捜索が入った被害者の自宅は旧・園部町にあります。被害者の母親は旧・丹波町の工場で知り合った父親と昨年末に再婚したばかりだと言われています(父親24歳説はガセ決定)。いわゆる職場結婚です。

京丹波町
京丹波町(地理院タイルを加工)

勤務先の工場は町役場(赤マーカー)より西です。自宅から勤務先の工場に向かうには国道9号線ルートが一般的と思われます。「水曜どうでしょう」西日本カブの旅で一行が金閣寺駐車場から出石(いずし)方面に向かったのが国道9号です。

ただ、市街地経由となる国道ルートは交通量も多く信号もあります。距離的には東に膨らむことになり、やや遠回り感もあります。カバン(ランリュック)が発見されたのは、京都府道453号大河内口八田(おおかわち くちはった)線の「腐道」区間でした。

近道だったとか常用していたかどうかは別にして、この道路は両親の通勤ルートの1つだと言えなくもありません。街灯がありませんので、センターラインが途切れる3キロ弱の峠道区間を日没後に好んで通ったりはしないでしょうが、1度も使ったことがないとは思えません。

通勤ルート?

全体像が明らかになるのはもう少し先のことだと思われますが、カバンの発見が流れを変えたのかもしれません。カバンが親族によって発見されたのは3月29日です。一般的にはこのカバンは犯人の偽装工作と受け止められているものと思われます。

府道453号

両親の勤務先が京丹波町であることを警察は23日のうちには把握しているはずです。死体遺棄で逮捕された父親が事件後1度も出勤していないということもないでしょうが、任意の取り調べで出勤できない日もあったに違いありません。

今になって映像が出てきましたが、3月26日には家も車も調べられているようです(たぶん任意)。遺体もリュックも靴も自分の手元で見つかってしまえば、犯行が露見するわけです。小川氏や佐藤氏は26日の捜査を知っていたでしょうが、捜査済みだとは言えません。

捜査した側からすれば、そのタイミングで遺留品となるリュックが唐突に出現することは捜査対象者が動いたという判断にしかなりません。佐藤氏や小川氏は聞いていなくても経験的に悟っているはずです。

父親は通勤途中にリュックを置いたわけではないかもしれませんが、制約の中で手放しただけです。ただ、それが府道453号沿いだったことは、そのタイミングと合わせてかえって捜査の網を絞らせる効果があったのではないかと私は理解しています。

一刻も早くカバンを手放したかっただけなのでしょうが、場所の選定は適地とは言えず親族に発見させたことも裏目に出たのかもしれません。高卒後、今の勤務先に就職したと報道されていますので、前職に関する噂もやはりガセだったことになります。

ハンター的な仕事をした経験があれば、遺棄に適した場所がどこにあるかは熟知しているものと思われます。なお、南丹市では旧・美山町や旧・日吉町では今年も熊の目撃情報がありますが、旧・園部町ではないはずです。

非計画性

計画的犯罪とはほど遠いところにある事件というのが私の認識です。翌日から台湾旅行に行くことになっていたそうですので、人気(ひとけ)のない景勝地で後ろから突き飛ばせば事故か事件か簡単にはわかりません。

台湾の防カメ

台湾都市部の路上の防犯カメラは日本以上です。義務づけられてはいないはずですが、店舗でも必ずと言っていいほど見かけます。ただ、地方の民家は日本より少ないようで、少なくとも旧・園部町ほど多くはありません。

最近で言えば、田久保氏との共通点を感じなくもありません。田久保氏は怪文書の名誉毀損問題はそれとして、まず自分に向けられた疑惑を払拭すればよかっただけです。提示できないのなら、そこで手を上げれば済んだはずです。

逃げ切った知事がいたことが強気にさせたのかもしれませんが、某知事は大使館発行の証明書?を代わりに示しました。今回の父親もドラレコは提出したとされていますが、そのドラレコに当日の様子が映っていたとの報道はありません。映っていないという報道や、取り外してあったという報道も公式にはまだないはずです。

【2026/04/17追記】本日公表された情報では、提供されたドラレコは一部が消去されていたということです。

おそらくはハプニング的に手をかけてしまい、最初についた小さな嘘を守るために引き返せなくなっただけのことと思われます。あとは供述を待てばいいだけです。

減容化施設

それにしても、減容化施設で焼却済みだとか臓器移植目的の誘拐だとか傑作な想像力の持主がずいぶん多いことには驚きました。ネオ麦茶の頃のネットは2ちゃんが主力でPCを使えなければ接続できませんでしたが、今はほぼ誰でも発信可能ですからレベルが落ちるのも当然のことです。

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