本土最西端の駅
日本最西端の駅は2003年開業の沖縄都市モノレール線の始発駅・那覇空港駅ですが、跨座式単軌鉄道のモノレールを鉄道と解釈するかどうかは異論がありそうです。一般的に最西端駅として認知されているのは、松浦鉄道の「たびら平戸口駅」です。

ほかにも、佐世保駅には「JR最西端の駅」の碑が設置されています。
| 東経127度39分 | ゆいレール・那覇空港駅 |
| 東経129度35分 | 松浦鉄道西九州線・たびら平戸口駅 |
| 東経129度44分 | JR佐世保線・佐世保駅 |
「たびら平戸口駅」の開業は1935年です。当時は伊万里線の平戸口駅でした。1987年にJR九州・松浦線の駅となり、翌1988年に松浦鉄道・西九州線に転換されます。現駅名に改称されたのは1989年です。「たびら」は漢字では「田平」です。

平戸市の発足は1955年ですが、2005年に大島村・生月町(いきつき-ちょう)・田平町と1市2町1村で合併しています。このうち田平町は九州本土の町であり、現在の平戸市は九州島に市域を持ちながら市役所所在地は離島側にある唯一の市です。
アメダス平戸
アメダス平戸は平戸大橋を渡って車で6分ほどです。平戸島にあるため、九州島の最西端気象観測所はアメダス西海になります。

ウィンドプロファイラが設置されている33か所の1つです。1939年に文部省所管の中央気象台平戸観測所として創立され、1950年に平戸測候所に改称され、2000年の無人化で平戸特別地域気象観測所になりました。標高は58mで移転したことはありません。
で、このアメダス平戸の最高気温は1960年8月7日の35.1℃です。猛暑日はこの1回しかありません。長崎県内の観測所ではアメダス雲仙岳の最高気温が33℃台ですが雲仙岳は山岳観測所です。平戸から直線で28キロ離れたアメダス佐世保は去年まで猛暑日が234日あります。
| 標高 | 観測所 | 最高気温 | 起年月日 | 猛暑日 | 統計開始 |
| 5 | 厳原 | 36.9℃ | 2018/7/26 | 33 | 1886/09 |
| 58 | 平戸 | 35.1℃ | 1960/8/07 | 1 | 1940/01 |
| 4 | 佐世保 | 38.1℃ | 2023/8/06 | 234 | 1946/11 |
| 27 | 長崎 | 37.7℃ | 2013/8/18 | 149 | 1878/07 |
| 678 | 雲仙岳 | 33.2℃ | 2017/8/02 | 0 | 1924/01 |
| 25 | 福江 | 35.9℃ | 2013/8/19 | 7 | 1962/05 |
平戸と佐世保
平戸と佐世保より年平均気温が1℃近く低くなっています。

年最高気温では3℃前後もの差があります。

平戸の最低気温は1977年2月16日のマイナス5.8℃です。冬はそれほど寒くならない海洋性気候ということになります。年最低気温も佐世保より高くなることが多い

平戸の最深積雪深は1959年の11センチです(無人化とともに積雪観測終了)。最大瞬間風速は1987年台風第12号で53.2m/sを観測しています。





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