アメダス八代の欠測
28日の地震の発生時刻は16時27分だったはずですが、アメダス八代の観測データが16時30分から途絶えています(29日16時10分から回復)。

アメダス八代は学校の敷地内設置ですので、外部からは風速計の頭しか見えません。おそらく停電によるものと思われます。
今回の地震で最大震度7を観測したのは宇城市と氷川町でした。震央のすぐ近くにはイオンモール宇城がありますが、爆発事故は嘉島町(かしま-ちょう)にあるイオンモール熊本です。

熊本地震と命名されましたが、地震による直接の被害は熊本市より震央の宇城市以南が甚大のようです。高速道の高架がズレている以上、これまでのように短期間で修復できるはずはなく、ダメージは長引きそうです。
製紙工場の煙突
製紙工場と巨大煙突はワンセットであり、多くの場合は煙突が街のシンボルとなります。大王製紙三島工場の通称「エリエールタワー」は4本の煙突の集合体で八角形の外壁に覆われています。高さは207mです。地上180mの展望台までエレベーターで登れるようです。

もちろん眺望は期待できるのでしょうが、用途はあくまでも煙突ですのでかなり暑いとのことです。エリエールタワーは主に地域向けに工場見学とセットで見学会を実施しているようで、ブラっと訪れた観光客がいつでも登れるわけではありません。
八代も製紙の街です。日本製紙(にっぽん-せいし)八代工場の所在地は「八代市十条町1-1」であり、宮城県岩沼市の岩沼工場は「岩沼市大昭和1-1」所在です。十条製紙は1993年の山陽国策パルプとの合併で日本製紙に商号変更し、2003年に大昭和製紙と合併しています。

ちなみに、八代駅の改札は南側にしかありません。JR通勤している日本製紙の従業員は西側の踏切を渡り徒歩10分近くかけて正門に辿り着くことになります。駅と工場は隣接しているのに、です。

新聞報道によれば工場内には5本の煙突があるようですが。紅白に塗色されているのを確認できるのは4本です。どうやらこの4本のうち3本が折れているものと思われます。
折れたのは3本?
Aの煙突は早くから折れているとして報道されました。真ん中ほどから折れて落下していましたので目につきやすかったものと思われます。

外枠付きのBの煙突も上部が損傷しています。撤去する必要がありますので、かえってやっかいな折れ方かもしれません。もし台風が来たら被害は一層拡大しそうです。この円筒の直撃を受けたら生身の人間はひとたまりもありません。

根元から倒れているのはCの煙突です。ここで下敷きになり閉じ込められた可能性は高そうです。

Dの煙突は無事なのだと思われます。
日立の煙突崩壊
煙突崩壊と言えば1993年の日立の大煙突です。鉄筋コンクリート製で高さは約155メートルでした。
- 1914年(大正3年)3月、煙突の着工
- 1914年6月、サラエボ事件(翌月から第1次世界大戦)
- 1914年12月、煙突の竣工
- 1915年3月、煙突の稼働
- 1993年2月、煙突が3分の1を残して崩壊

崩壊したところで痛くも痒くもないということはないでしょうが、日立の場合は鉱山ですから山は丸ごと所有しているのでしょう。物的被害だけならいわば自業自得です。八代駅前ではそうはいきません。線路もあれば道路もあります。





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