11月17日の兵庫県知事選挙で再選された斎藤元彦氏が誰にも応援演説を頼まなかった理由が私には理解できます。彼は自らの百条委員会での証言を逸脱できない立場にあります。応援弁士が余計なことを言うと、いちいち打ち消す必要に迫られるからです。
今回の選挙を通じて複数の問題が派生したと思われますので、あえて固定ページ化します。

これまでの経緯
- 3/12 西播磨県民局長が告発文書を匿名送付(県警・メディア4社・県議4人・末松信介参議院議員)
- 3/19 2024年度予算成立、採決時に4人の自民党議員が退席
- 3/20 斎藤元彦知事が告発文書を民間人から入手(マスコミ&議員関係ではない)
- 3/21 斎藤知事及び牛タン倶楽部の計5人で告発文書対応を協議、公用メールのチェック提案(内容の真偽ではなく作成者の特定がメイン)を知事が了承
- 3/22 人事課が本人の同意を得ずメール調査実施
- 3/23 幹部で対応協議(片山安孝副知事が元県民局長の事情聴取を提案、斎藤氏が了承)
- 同日 人事課が第三者委員会を含めた調査を検討(★知事は否定)
- 3/24 この日は日曜日、★知事は「休み」と発言も知事車の運行記録あり?
- 3/25 3班に分かれて片山氏らが元局長らを事情聴取し公用PCを引き上げる、元局長は電話で「噂話を集めて作成した」
- 3/26 文書配布先の県議の1人に片山氏から「中身はデタラメ、告訴も考えている、拡散しないように」との電話
- 3/27 記者会見で斎藤氏が想定問答集と異なる「嘘八百」などと発言(想定問答集では「調査中」)、「本人も認めてますから」とも
- 同日 退職予定の局長を退職保留・局長職解任のうえ総務部付に異動
- 同日 局長が片山氏に「文書内容を精査してくれ」
- 同日 預かっていたコーヒーメーカーを原田剛治産業労働部長が返却(★牛タン倶楽部4人は原田氏が21日に知事に謝罪したと証言、知事は否定)
- 同日 県が警察に相談、文書には一定の公益性があるので名誉毀損は難しいとの返答(★議事録改竄疑惑「検討」)
- 4/1 元局長「事実無根と言っていない」
- 4/2 「Hunter」が告発文書の全文(伏せ字あり)を公開
- 4/4 元局長が公益通報制度を利用して実名で県の窓口に内部通報
- 4/上 人事課が「公益通報を待ってから処分すべき」と進言(★知事は報道で知ったと否定)
- 4/12 元局長とともに退職を保留されていた次長級職員の自己都合退職を県が認める
- 4/中 人事課が藤原正広特別弁護士に公益通報に当たらないとの見解を確認
- 4/15 知事が「公益通報を待たずに処分できるか」と人事課に聞いた(★知事は否定)
- 4/16 読売が産業労働部長がコーヒーメーカーを受け取っていたと報道
- 4/17 人事課が神戸新聞社を訪れて告発文書入手の有無を質問、神戸新聞社は回答拒否
- 4/20 パーレド担当だった県総務課長が自死(当初は伏せられ7/23に職員向けサイトに訃報掲載)
- 4/24 丸尾牧県議が斎藤知事に対して第三者委員会の設置などを申し入れ
- 5/2 綱紀委員会(井ノ本知明総務部長が委員長)で元局長の処分案が決定、総務部長は公益通報窓口の調査後に発表すべしと進言するも、斎藤氏は「風向きを変えたい」
- 5/7 「核心的な部分が事実と異なる」として元県民局長に停職3か月の処分
- 同日 コーヒーメーカーやトースターを受け取っていた産業労働部長に対しては訓告
- 5/9 立憲系の院内会派「ひょうご県民連合」が第三者委員会の設置を申し入れ
- 同日 定例会見で知事が「一定の客観性がある調査が実施された」として第三者委員会の設置を否定
- 5/15 丸尾県議が独自アンケートの集計結果を公表
- 5/16 自公と共産が第三者委員会の設置を申し入れ
- 5/21 内藤兵衛兵庫県議会議長が第三者委員会の設置を知事に要請、知事も受け入れる
- 6/4 6月定例議会で最大会派の自民県議団が百条委員会設置を提案することを決定
- 6/6 定例会見で斎藤氏が授乳室の件などを陳謝
- 6/7 片山副知事が県議会の議院運営委員長を訪ねて、百条委員会の設置見送りを要請
- 6/13 県議会が百条委員会設置を可決(維新と公明が反対、自民の石川憲幸県議も造反)
- 6/14 百条委員会の初会合で、委員長に奥谷謙一県議(自民)、副委員長に岸口実県議(維新)を互選
- 7/2 元県民局長が代理人を通じて百条委員会に「プライバシーの配慮」を求める
- 7/7午前 元県民局長が県議会事務局宛てにメール送付
- 同日夜 元県民局長の家族が警察に行方不明届を提出、翌日死亡報道
- 7/8 死亡報道前の百条委理事会でプライバシー情報を扱わないことを賛成多数で決定
- 7/10 県職員労働組合が知事辞職を申し入れる文書を片山副知事に提出
- 7/12 片山副知事が31日付で辞職すると「ウソ泣き」?会見
- 同日 元県民局長の陳述書を夫人がメール送付
- 7/14 末松自民党県連会長が知事に辞職を促す会見「知事には大きな、正しい決断をしていただきたい」
- 7/18 職員OBの「ひょうご県友会」と「県職員退職者会」が事実上の辞職勧告
- 7/20 公益通報担当部署が「ハラスメント研修の充実や贈答品受領基準の明確化などの是正措置を講じるよう県側に求める方向」と日経が報道
- 7/31~8/14 百条委員会による職員アンケート
- 8/16 県が体調不良で7月末から業務を休み異動願が出していた井ノ本総務部長を19日付で総務部付とする人事を発表
- 8/20 県議会警察常任委員会で県警が当初の告発文書を「公益通報として受理に至っていない」と答弁
- 8/23 百条委員会で県職員らがパワハラについて証言(非公開)
- 8/30 百条委員会で斎藤知事らがパワハラについて証言(一部非公開)
- 9/2 神戸商工会議所の川崎博也会頭が「説明責任を果たしてもらわないと困る」と言及
- 9/5 百条委員会で奥山俊宏上智大教授が参考人招致、職員らが公益通報保護について証言(一部非公開)、井ノ本氏は体調不良などを理由に欠席
- 9/6 百条委員会で斎藤知事と片山前副知事が証言、山口利昭弁護士が参考人招致
- 9/9 維新が斎藤氏に辞職と出直し選挙を申し入れ
- 9/11 徳永信一弁護士が「公益通報の保護対象ではない」とのX投稿
- 9/12 維新以外の4会派と無所属4人が知事辞職を要求する文書を副知事に提出
- 9/18 元裁判官の3委員と弁護士3人の調査員で構成される第三者委員会が初会合
- 9/19 9月県議会初日、斎藤知事への不信任決議案が全会一致で可決
- 9/20 MBS「よんチャンTV」で斎藤氏の単独インタビュー放映
- 同日 NHK「かんさい熱視線」に斎藤氏が生出演
- 9/21 読売テレビ「ウェークアップ!」で斎藤氏の単独インタビュー放映
- 9/24 ABC「newsおかえり」に斎藤氏が生出演
- 9/26 斎藤知事が30日付で失職して出直し知事選に出馬することを表明、前日に高校生から「辞めないで」の手紙をもらったと明かす
- 9/29 斎藤氏が革職人の片山喜市郎氏とともに苦楽園にある折田楓氏の会社を訪問
- 9/30 斎藤氏が失職、兵庫県選管が知事選を10/31告示・11/17投開票と設定
- 同日 斎藤氏がJR須磨駅前で駅立ち
- 10/1 自民党新総裁に選出された石破茂氏が10/10解散・10/27投開票を明言
- 同日 斎藤氏がJR甲子園口駅南口で駅立ち、100歳の老婆が現れる
- 10/2 兵庫維新県議団が兵庫8区出馬予定の清水貴之参院議員に知事選立候補を要請
- 10/4 奥谷委員長がReHacQ出演
- 10/5 上原みなみ神戸市議が斎藤氏と広報担当者である革職人に面談
- 10/6 革職人から上原市議にSNSはPR会社にお願いするとのLINE
- 10/7 斎藤氏応援のXアカウントが開設される
- 10/8 稲村和美前尼崎市長が兵庫県知事選に無所属で立候補表明
- 10/10 清水氏が出馬表明、維新を離党して推薦求めず無所属出馬の意向
- 10/18 立花孝志氏が兵庫県知事選に複数の候補者を擁立する意向を表明
- 同日 斎藤氏の代理人弁護士から10/25の証人尋問を非公開とするよう申し入れ
- 10/23 斎藤氏が株式会社merchu作成のスライドを使って政策発表会見
- 同日 立花氏が自身の動画配信で5~6年前に徳永弁護士と電話で話したことがあると発言
- 10/24 百条委員会で優勝パレード等につき産業労働部長などを証人尋問
- 同日 立花氏が県庁内で開いた記者会見で自らの知事選立候補を表明、夜はReHacQ出演
- 10/25 百条委員会で公益通報者保護等につき片山氏らを証人尋問(期限付き非公開)
- 10/27 衆議院選挙の投開票、自公過半数割れ
- 同日 JC兵庫ブロック協議会主催の立候補者討論会で立花氏が公用PC内の「倫理的に問題がある文書」に言及
- 10/29 兵庫維新の会が清水氏の支援要請を受けて選挙支援を決定(党議拘束はかけず)
- 同日 明石市議会の自民党会派が斎藤氏支援を見送るよう要請している自民県議団に抗議
- 10/31 県知事選告示、夕刻に増山誠県議が秘密会の音声データを立花氏に提供
- 11/1 自民党兵庫県連が県知事選の自主投票を認める(斎藤氏支援禁止とせず)
- 同日 岸口県議が立花氏とホテルオークラ神戸で面会、文書を渡す
- 同日 ReHacQで7候補者による公開討論会
- 11/2 立花氏が子守康範氏のスタジオに凸、スタジオ前から意味不明の110番通報
- 同日 自民党神戸市議団が清水氏を政策協定書を交わして推薦
- 11/3 立花氏が奥谷委員長の自宅兼事務所前で演説
- 11/4 斎藤陣営から折田氏の会社に税込71.5万円の支払い
- 11/5 片山氏の代理人弁護士が立花氏との面談を全面否定
- 11/6 前日立ち上がったばかりの稲村陣営後援会のX公式アカウントが凍結
- 11/8 現代ビジネスが但陽信用金庫の桑田純一郎理事長の実名「告発」記事を無料公開
- 11/12 新たに立ち上げた稲村陣営のX公式アカウントが即日凍結
- 同日 須田慎一郎氏が立花氏の街頭演説で斎藤氏に公開謝罪
- 11/14 22市長が稲村氏支持の共同会見
- 11/17 出直し知事選で斎藤氏が再選
- 11/18 竹内英明県議が「一身上の都合」で辞職
- 11/19 森健人西宮市議が「陣営側としてSNSをお願いしていた方はお一人のみです」とX投稿
- 11/20 折田氏が「広報全般を任せていただいていた」とのnoteを公開
- 同日 森氏が「裏話?等、詳しく書いているので是非ご覧ください」と折田氏のnoteを紹介
- 11/22 非公開だった10/24・25の百条委員会の映像が当初の予定どおり公開
- 11/24 兵庫維新の会の片山大介参議院議員が代表辞任を表明
- 11/25 招聘されていた百条委員会を欠席して斎藤氏が全国知事会に出席
- 11/26 斎藤氏の代理人弁護士がmerchuとは口頭契約で「広報戦略業務を発注した事実はない」
- 同日 知事と市町長との懇話会、バンバン市長が知事に直接謝罪
- 11/27 当選後初の知事定例会見。直後に奥見司弁護士が会見「盛っておられる」、知事は同席せず見積書も示さず
- 11/29 立花氏が元県民局長の公用PCのフォルダ画像とされるものを公表
- 11/30 斎藤氏が新長田キャンパスプラザの完成式典に出席、会見に応じず
- 12/1 郷原信郎弁護士と上脇博之教授が斎藤&折田両氏に対する告発状を兵庫県警と神戸地検に送付
- 12/3 村上誠一郎総務大臣が国会答弁で「虚偽事項公表罪」や「公選法上の数量制限」に言及
- 12/7 郷原弁護士が福永活也弁護士とともにReHacQ出演
- 12/8 泉大津市長選が告示、立花氏と現職の南出氏が立候補(12/15南出氏が3選)
- 同日 森健人氏がReHacQ出演
- 12/11 財務部が公益通報に対する内部調査結果と是正措置を公表
- 12/13 岸口氏が兵庫県議会「維新の会」の団長を辞任(後任は置かず)
- 12/20 稲村後援会が提出した偽計業務妨害の告訴及び公職選挙法違反の告発を県警が受理
- 12/22 兵庫維新の会が金子道仁参院議員を新代表に選出
- 12/23 毎日新聞が「チームさいとう」の🏮記事を1面トップで報道
- 12/25 斎藤氏&片山氏を招致した証人尋問を含む百条委員会開催
- 25/1/7 徳永弁護士が告発人側代理人弁護士となり22市長を刑事告発
- 同日 兵庫県が県保有情報の漏洩に関する第三者委員会設置
- 1/18 竹内元県議が自宅から救急搬送され病院で死亡確認
- 1/19 立花氏が「竹内氏は逮捕されるのを苦に自殺した」旨の動画投稿
- 1/20 兵庫県警の村井紀之本部長が「(竹内氏を)被疑者として調べていない」と県議会で答弁
- 同日 高見千咲姫路市議が「兵庫県警では斎藤氏ではない特定候補を応援するよう通達があった」旨をX投稿
- 1/21 斎藤知事の元支援者・川田正敏氏がSNS運用について「僕が知っている内容と違う」と会見
- 2/7 県警と神戸地検がメルチュ関係先4か所を強制捜査
- 同日 祖品氏が大阪天満宮から「どうか斎藤知事、徳永先生をお守りください」とX投稿。天六商店街アーケードの子守氏スタジオをサングラス姿で訪問
- 2/18 村上総務大臣が辰巳孝太郎代議士への国会答弁で「民主主義の危機」
- 2/19 増山県議がネット配信番組で立花氏への録音データ提供をジハック
- 2/20 岸口県議と増山県議が百条委員会委員の辞任届を議長にメール送付、受理
- 2/23 岸口・増山・白井孝明の維新3県議によるロングラン記者会見
- 2/26 維新が岸口氏を除名、増山氏を離党勧告とする処分を発表
- 3/1~3 27日告示の千葉県知事選に立候補した立花氏が兵庫県内で選挙運動
- 3/3 姫路市議会政倫審の呼び出しに応じない高見市議が自民党に離党届
- 3/4 百条委員会の最終報告取りまとめ、5日の本会議で報告・承認へ
- 同日 岸口県議が兵庫維新の会に除名処分の不服申立て
- 3/5 処分保留中の白井県議が維新に離党届を提出
- 同日 報告書が本会議で承認(増山&白井氏が反対、岸口氏は退席)
- 同日 片山氏が代理人を通じて「公用パソコン内の文書の必要部分について自主的な開示を知事に求めたい」とコメント
- 3/8 統一教会系の「信教の自由を考える千葉集会」に立花氏と徳永氏が登壇
- 3/11 維新を離党した3県議が新会派を結成
- 3/14 財務省解体デモで立花氏が襲われる
- 3/19 第三者委員会の調査報告書がパワハラ認定のうえ告発者探しを違法と断定
ブログページ
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- 24/11/05 兵庫県知事を告発した元県民局長の「プライベートな問題」
- 24/11/09 どちらが勝っても混乱は不可避の兵庫県知事選挙
- 24/11/11 陥れるためのニセ告発文書は経験の範囲内で書かれる説
- 24/11/13 統一教会系の会合に出席するNHK党の浜田聡参議院議員(2021N党比例区)
- 24/11/15 斎藤知事が20m歩かされて激怒した兵庫県立考古博物館
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告発文書と送付先
【送付先】兵庫県警捜査二課、産経新聞、神戸新聞、NHK、朝日新聞、末松信介参議院議員(自民県連会長)、山口晋平県議(自民)、黒川治県議(自民)、原テツアキ県議(自民)、竹内英明県議(県民連合)
齋藤元彦兵庫県知事の違法行為等について(令和6年3月12日現在)
①五百旗頭真先生ご逝去に至る経緯
令和6年3月6日に五百旗頭真先生が急逝されました。その死に至る経緯が次のとおりです。
先生は現在、ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長をされています。井戸敏三兵庫県前知事から懇願され、兵庫県立大学理事長をはじめ兵庫県行政に深く関わってこられました。
令和3年8月に知事が反井戸の齋藤元彦氏に交代してからは知事はじめ県幹部との関係に溝が出来ていたようです。とにかく齋藤氏は井戸嫌い、年長者嫌い、文化学術系嫌いで有名です。
お亡くなりになられた日の前日ですが、齋藤知事の命を受けた片山安孝副知事が五百旗頭先生を訪問。要件は機構の副理事長をされている御厨貴先生、河田惠昭先生のお二人の解任についての通告です。相談ではなく、通告です。
来年1月は阪神淡路大震災から30年の区切りの時を迎えます。機構の役割・使命を果たす事実上最後の大きな契機であると言っても過言ではないと思います。御厨、河田の両先生はまさにこの分野における第1人者であり、井戸前知事が要請し、兵庫県政に関わってこられました。五百旗頭理事長もお二人には全幅の信頼を寄せておられているにも関わらず、このタイミングでの副理事長解任はハッキリ言って、五百旗頭先生と井戸前知事に対する嫌がらせ以外の何ものでもありません。
あまりに突然の県からの通告に、先生はその時点では聞き置くに止め、片山氏にはお引き取り願ったそうです。その日、帰宅されてからも、齋藤知事のあまりの理不尽な仕打ちに憤慨され、夜も眠れなかったそうです。翌日、機構に出勤されてからも、周囲の職員に同様の胸の内を明かされたそうです。そして、その日の午後に機構の理事長室で倒れられ、急性大動脈解離で急逝されました。
急性大動脈解離は激昂などの情動的ストレスがトリガーになることもあるといいます。齋藤知事、その命を受けた片山副知事が何の配慮もなく行った五百旗頭先生への仕打ちが日本学術界の至宝である先生の命を縮めたことは明白です。
②知事選挙に際しての違法行為
令和3年7月18日執行の兵庫県知事選挙に際して、兵庫県職員である井ノ本知明、原田剛治、小橋浩一、三宅隆之は、選挙期間以前から齋藤元彦立候補予定者について、知人等に対する投票依頼などの事前運動を行った。三宅氏は自分の居住地である三木市役所幹部等に対して「自分は選挙前から齋藤のブレーンだった。お前ら言うこと聞けよ」と恫喝している。
○公職選挙法違反、地方公務員法違反
また、選挙公約の作成、選挙期間中の運動支援など、多岐にわたり選挙運動を手伝った。
○地方公務員法違反
その時の論功行賞で、この4人はそれまでの人事のルール無視でトントン拍子に昇任。結果的に彼らが行ったことを裏付けすることとなっている。
③選挙投票依頼行脚
令和5年下半期から齋藤元彦兵庫県知事は、次回知事選挙時の自分への投票依頼を始めている。産業界については原田剛治産業労働部長が随行。具体的には、令和6年2月13日に但馬地域の商工会、2月16日に龍野商工会議所へ出向き、投票依頼したことを確認している。その他の市町の商工会議所、商工会へも働きかけを行っている様子。
○公職選挙法違反、地方公務員法違反
④贈答品の山
齋藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名。知事の自宅には贈答品が山のように積まれている。
(例1)
令和5年8月8日、兵庫型奨学金返済支援制度利用企業の視察として訪れた加西市の株式会社●●(●●●●のトースターで有名)における出来事。周囲にマスコミがいるため、●●の幹部から贈呈された高級コーヒーメーカーをその場では「そんな品物は頂けません」と辞退。一方、随行者の原田剛治産業労働部長に向かって「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。失礼な。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ!」と指示。後日、無事にコーヒーメーカーをゲットしている。片山副知事の●●●が●●で●●しているとの話もある。
(例2)
令和5年7月に●●●●●●●●●株式会社と兵庫県はスポーツ連携協定を結んだ。そして、ヘルメット着用のキャンペーンを展開している。そのPR用の写真は●●●●のロードバイク(約50万円)に跨がる知事。そのバイクは撮影の後、知事へ贈呈された模様(偽装的に無償貸与の形をとる、ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされているかも知れません)。特定の営利企業との包括協定は、企業にとっては絶好のPRとなり、その見返りとしてのロードバイクの贈呈となると完全な贈収賄である。これらは全て井ノ本県民生活部長のアレンジ。
(例3)
神崎郡市川町からは、特産品のゴルフのアイアンセット(約20万円)が贈呈されている。しかも、使いにくいからと再度、別モデルをおねだりしたという情報もある。特別交付税(市町振興課所管)の算定などに見返りを行った可能性がある。●市町振興課●●●●課長は知事と同じ総務省からの出向にも関わらず、知事から考えられないくらい冷遇されているが、その辺りを忖度しなかったことへの面当てかも知れない。
(例4)
知事は驚異の衣装持ち。特にスポーツウエア。メーカーにすれば知事は動く広告塔。これも貸与だと言えるのかどうか。特定企業(例えば●●●●●)との癒着には呆れるばかりである。
そもそも、視察先やカウンターパートの企業を選定する際には、“何が貰えるか”が判断材料だとか。企業リストには備考欄があって、“役得”が列記されているとか。
そして、とにかく貰い物は全て独り占め。特産品の農産物や食品関係も全て。あまりの強欲、周囲への気配りのなさに、秘書課員ですら呆れているという噂。もちろん、出張先での飲食は原則ゴチのタカリ体質、お土産必須。そのため、出張先では地元の首長や利害関係人を陪席させて支払いをつけ回す。出張大好きな理由はこれ。現場主義が聞いて呆れる。
⑤政治資金パーティ関係
令和5年7月30日の齋藤知事の政治資金パーティ実施に際して、県下の商工会議所、商工会に対して経営指導員の定数削減(県からの補助金カット)を仄めかせて圧力をかけ、パー券を大量購入させた。実質的な実行者は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課●●●●課長。
また、兵庫県信用保証協会●●理事長、●専務理事による保証業務を背景とした、企業へのパー券購入依頼も実行された。●●理事長は片山副知事から県職員OBによる齋藤知事後援活動の責任者を依頼され、交換条件として厚遇の信用保証協会理事長に異例の抜擢をされていた。
この件は準公的な機関である保証協会を舞台にした政治活動なのでさすがに危険を感じたのか、●●理事長は1年で退任し、●●●●●の監査役へ行くようである。●●●●●の●●会長と片山副知事は●●●●の先輩後輩。
今後、県から●●●●●へなにがしかの利益供与があるものと思われる。
⑥優勝パレードの陰で
令和5年11月23日実施のプロ野球阪神・オリックスの優勝パレードは県費をかけないという方針の下で実施することとなり、必要経費についてクラウドファンディングや企業から寄附を募ったが、結果は必要額を大きく下回った。
そこで、信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った。幹事社は但陽信用金庫。具体の司令塔は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課。その他、●●●●などからも便宜供与の見返りとしての寄附集めをした。パレードを担当した課長はこの一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症し、現在、病気休暇中。しかし、上司の井ノ本は何処吹く風のマイペースで知事の機嫌取りに勤しんでいる。
○公金横領、公費の違法支出
⑦パワーハラスメント
知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくる。執務室、出張先に関係なく、自分の気に入らないことがあれば関係職員を怒鳴りつける。例えば、出張先の施設のエントランスが自動車進入禁止のため、20m程手前で公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らし、その後は一言も口を利かなかったという。自分が知らないことがテレビで取り上げられ評判になったら、「聞いていない」と担当者を呼びつけて執拗に責めたてる。知事レクの際に気に入らないことがあると机を叩いて激怒するなど、枚挙にいとまがない。
また、幹部に対するチャットによる夜中、休日など時間おかまいなしの指示が矢のようにやってくる。日頃から気に入らない職員の場合、対応が遅れると「やる気がないのか」と非難され、一方では、すぐにレスすると「こんなことで僕の貴重な休み時間を邪魔するのか」と文句を言う。人事異動も生意気だとか気に入らないというだけで左遷された職員が大勢いる。
これから、ますます病む職員が出てくると思われる。
○(職員からの訴えがあれば)暴行罪、傷害罪
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