法人検索によるモータープール

国税庁の法人番号公表サイトで「モータープール」を含む法人を検索したところ213件ヒットしました。一方、「サイバー法人台帳ROBINS」で検索してみると225件ヒットします。

後者の検索では、登記上の本店所在地に「モータープール」が含まれていてもヒットする仕様です。これが2件ありました。残りの10件の数の相違は閉鎖が反映されているかどうかによるようです。

「サイバー法人台帳ROBINS」でヒットした225件のうち、商号または名称に「モータープール」が含まれているのは223件です。この223件を都道府県別に集計してみました。

  1. 110件~大阪府
  2. 22件~兵庫県
  3. 12件~奈良県
  4. 9件~和歌山県
  5. 9件~愛媛県
  6. 7件~東京都
  7. 6件~岡山県
  8. 5件~徳島県
  9. 4件~北海道、京都府、滋賀県

上位5府県はいつもの5府県です。愛媛>京都の序列はやはり変わらないようです。今後しばらく、この223法人をフォローしていきたいと考えています。半分ぐらいはすでに訪問済みだと思われます。

さて、モータープールとは関係ありませんが、埋め込んだストビューは神戸市灘区の6階建て分譲マンションの敷地内?に設置されているオブジェです。

右足を置いているのは卵のようにも見えます。シャッターで閉ざされている店舗は酒屋さんだったようです。

淡路島・洲本はモータープール銀座

洲本市役所のWebサイトによれば、洲本市の人口は9月末現在で44,909人だそうです。今のところ、洲本市内で23か所の貸駐車場としての「モータープール」を見つけました。

尼崎市役所のWebサイトで公表されている2017年9月の推計人口は451,184人で、洲本の約10倍です。尼崎は大阪に隣接し「大阪市尼崎区」と呼ばれることさえありますが、まだMAP反映は21か所です。

おそらく洲本は大阪以外でもっとも高密度に「モータープール」が存在する基礎自治体ではないかと思われます。数としては50か所に迫っている奈良市が最多になりそうな勢いですが、対人口比率で洲本に並ぶには184か所必要です。

洲本の駐車場事情は、タイムズさんやリパークさんのような全国展開の駐車場が少ないという特徴的な傾向があります。地元の不動産業者が主導した結果だとしても、ネーミングはやはりオーナー次第でしょう。

古くからある大型の貸駐車場がまず「モータープール」を名乗り、中小がそれに追随したと考えるのが自然なのかもしれません。全国規模の大手が容易に手を出せない地域性が「モータープール」王国を維持しているようです。

私は淡路島の南にある沼島に行く途中で洲本の街を歩いたことがありますが、アーケードの商店街に入ったため、「モータープール」の存在には気づきませんでした。洲本市街地には八狸伝説に由来する狸の石像が8体設置されています。

ストリートビューは八狸の長老格とされる宅左衛門狸です。もっとも有名な柴右衛門狸の像は洲本八幡神社境内にありますが、石像の隣には道頓堀・中座の舞台下に祀られていた「柴右衛門狸大明神」が里帰りしています。

柴右衛門狸については、おおむね次のようなストーリーが語られています。

  • 芝居好きの柴右衛門狸が人間に化けて中座に通っていた
  • 木戸銭に木の葉が混ざっていることが不審がられた
  • 柴右衛門狸は中座側が用意した番犬に噛み殺された
  • その直後から中座の客足が鈍り、柴右衛門の祟りと噂された
  • 中座は柴右衛門狸を手厚く祀り、人気は回復した

明石海峡大橋の架橋以前、島外に出る手段は海路しかありませんでした。陸路の今は神戸経由で大阪に入ることなりますが、海路ではダイレクトに大阪まで行けるわけです。

島北部の淡路市、とりわけ旧・岩屋町は対岸の明石やその東隣の神戸との関係が深いのでしょうが、島中部の洲本港からの海路利用では神戸と大阪はさほどの大差が生じません。

というわけで、洲本は大阪志向が強いのではないかと思われますが、もともと淡路島には民間有料駐車場がビジネスとして成立しそうな市街地が洲本しかありません。洲本以外では、津名で2か所の「モータープール」を確認できただけです。

くじらの駐車場

モータープールの名称はついていませんが、神戸・三宮に「くじらの駐車場」を見つけましたので、食いついてみます。

外壁にはクジラが胸ビレで自動車を抱えているイラストが描かれています。埋め込んだのは2013年9月撮影のストリートビューです。駐車場内には1階入口の左側にクジラ、右側にマンボウの電飾が掲げられています。

公式サイトを見ると、各フロアにもオブジェがあるようです。2009年8月のストビューでは「第2サウスパーキング 一般有料駐車場」の袖看板がありますので、以前はいたって普通の立体駐車場だったわけです。

神戸(瀬戸内海)でクジラは少し違和感がありますが、車を持てるほどの大きさの動物はクジラ以外には考えられませんので、少し変わった名前をつけようとして、クジラに落ち着いたということかもしれません。

プリペイド式の駐車券にもクジラが描かれています。商業地の大規模駐車場ゆえにできたことでしょうが、名前で選ぶことはほとんどない駐車場で、この試みはユニークなものとして評価されるべきです。

投資側のコスパとしては必ずしもよろしくないのかもしれませんが、街づくりという点では名所っぽくなり得ます。