桃色吐息は「さびしい」

精密DXの第112回が終了しました。来月には新機種が出るようですので、ますますLIVE DAM無印は希少種となりそうです。DX無印の単独回はもう無理かもしれません。

第112回で4位入賞の「桃色吐息」は2014年第66回のイチ抜け曲です。LIVE DAM無印の前の機種はPremiere DAMですが、Premiere DAMの精密2で私の自己ベストは「桃色吐息」の92点です

「桃色吐息」は高橋真梨子がソロになって10曲目のシングル曲で、カメリアダイヤモンドのCM曲だったそうですが、あいにく私には記憶がありません。半音13個分という音域の狭い曲でもあります。私はキーを6個上げてオク下で歌っています。

私は、ペドロ&カプリシャスが解散して高橋真梨子がソロになったのだと30年以上に渡って信じ込んでいましたが、ペドロ&カプリシャスは5代目ボーカルを迎えて今でも活動中だそうです。

「桃色吐息」の1番には、♪<さびしいものは あなたの言葉 異国のひびきに似て不思議>(詞・康珍化)というフレーズがあります。カラオケの歌詞表示、歌詞サイト、TVの歌番組のテロップなど例外なく「さびしい」のひらがな表記です。

音源を聴いてみると、高橋真梨子は昔も今も「さびしい」と歌っています。中森明菜のカバーも「さびしい」であり、作曲者の佐藤隆のセルフカバーも「さびしい」でした。

プロ・アマ含めて30人近くの「桃色吐息」を聴いてみましたが、石原詢子、マルシア、内藤やす子、それにカラオケバトルU-18四天王の堀優衣は「さみしい」と歌っているようにも聞こえます。はっきりと「み」に聞こえるわけではありません。

さて、第112回は既イチ抜け曲を8曲エントリーしていました。これは魂胆のある選曲です。既イチ抜け曲8曲の入賞はほぼ確実です。最後の1枠に滑り込んだ曲が自動的にイチ抜けとなります。

転調などほとんどなく3分で終わる70年代の曲と、転調が当たり前で5分以上がザラという最近の曲を同じフィールドで競わせるのは無理があります。エントリーは15曲に絞りました。

結果的には「白いパラソル」と「未来予想図II」が伸び悩み、2014年1月リリースの「七色のスターダスト」が5位入賞でイチ抜けを果たしました。2010年以降の曲としては、第83回の「ふるさとは今もかわらず」以来のイチ抜けになります。

まあ、「作詞:伊勢正三・南こうせつ、作曲:南こうせつ」ですから、ある意味では70年代そのものですが…。

ところで、先日の第113回予選第2ラウンドが終わって、帰り支度を始めたときのことです。この日はエントリー30曲を歌ったあとで、デフォルト・キーで歌ってしまった「さらば青春」を+3で歌い直しました。

帰り際の習慣で「ここだけ採点ランキング」を見ると、こんな感じでした。「ここだけ採点ランキング」は3か月保存です。

「Tシャツに口紅」、「さよならの向う側」、「いつでも夢を」、「三枚の写真」はその日に私が歌った曲です。「白いパラソル」、「ラヴ・イズ・オーヴァー」、「蒼いフォトグラフ」の3曲は第110回で私が出したものです。

残る「未来予想図II」はカラオケ定番曲です。私が歌ったのかもしれませんが、そうでない可能性もあります。DX-Gでは最近はエントリーしていないはずです。第112回のリベンジの意味合いで、画面タッチして32曲目を歌ってみました。

私のDX-Gにおける自己ベストは「水色の朝」の98.8点台です。去年の春から更新していません。「未来予想図II」で98.9点台が出てしまいましたが、ログアウトしたあとでしたので非公認の参考記録とします。

帰宅後に調べてみたところ、97.2点台の「未来予想図II」は第110回の最終ラウンド終了後に私が歌ったものでした。なお、録音していた98.9点台の音源を聴いてみましたが、別にそんなに上手くはありませんでした。

DAMは「さみしい」、JOYは「さびしい」

精密DX-Gで第113回を始めました。第111回のエントリー30曲のうち9曲を入れ替えたわけですが、今回外した「揺れる想い」には、2番のサビに♪<いくつ淋しい季節が来ても ときめき抱きしめていたい>のフレーズがあります。

DAMの歌詞表示では「淋しい」に「さみ」のフリガナが振ってあります。DAMには作曲の織田哲郎によるセルフカバー・バージョンも収録されていますが、織田バージョンでもフリガナは「さみ」です。

You Tubeで公開されているJOYの全国採点の映像ではフリガナが「さび」です。10人以上のカラオケや弾き語りの音源を聴いてみましたが、比率的には7:3ぐらいで「さみしい」が多数派です。本人の音源も「さみしい」と歌っているように聞こえます。

坂井泉水が作詞した曲では、「きっと忘れない」に♪<別れは粉雪 淋しさが胸に積もる>、「マイフレンド」に♪<ひとりでいる時の淋しさより>の歌詞があります。この2曲に関しては、本人は「さびしさ」と歌っているように聞こえます。

さて、第113回はどうせ「さらば恋人」がイチ抜けするだろうと踏んで、坂井泉水作詞の「さらば青春の影よ」のほかに、「さらばシベリア鉄道」、「さらば青春」、「さらば涙と言おう」、「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を揃えました。

もっとも苦戦するだろうと思っていた「サラバ、愛しき悲しみたちよ」も初回はなんとか素点90点を確保しましたが、「さらばシベリア鉄道」、「さらば青春」、「さらば涙と言おう」あたりは95点オーバーには届かないような気がします。

今回の選曲では入賞ラインが96点台に落ち込むかもしれません。過去4回の精密DX-Gでボーナス加点後に97点台に達した曲で、ボーナス加算前の素点がもっとも低かったのは次のとおりです。

  • 第111回 97.022=94.987+2.035 M ♪ つるの剛士
  • 第110回 97.196=95.283+1.913 蒼いフォトグラフ ♪ 松田聖子
  • 第109回 97.057=95.504+1.553 貝殻テラス ♪ 荻野目洋子
  • 第107回 97.041=95.283+1.758 蒼いフォトグラフ ♪ 松田聖子

素点94点台後半ではボーナス2点はまず期待できません。素点で95点を超えないとボーナス加点後の97点台は厳しいわけです。別にハードルを下げたいわけではありませんが、今回の選曲は私には少しシビアだったかもしれません。

「あたし」だから、できたこと

ももクロの「Link Link」はあーりんソロのサビで始まります。

  1. ♪<サヨナラ アシタはここから始まってるのだから>

1番のサビは5人のユニゾンです。

  1. ♪<サヨナラ アシタはここから飛び立つのだとしても>

「Link Link」は2015年3月発売の14thシングル「青春譜」のカップリング曲です。公式チャンネルでは「青春賦」トレーラーに1番のサビが収録されています。

2番のサビもユニゾンで、歌詞は歌い出しのあーりんソロと同じです。

  1. ♪<サヨナラ アシタはここから始まってるのだから>

この後のいわゆる「落ちサビ」は、再度あーりんソロです。

  1. ♪<サヨナラ アタシは涙を卒業すると決めた>

そして、ラスサビは1番のサビと同じ歌詞で、やはりユニゾンです。

  1. ♪<サヨナラ アシタはここから飛び立つのだとしても>

落ちサビだけが「アシタ」ではなく「アタシ」です。一人称の「あたし」が極めて効果的に使われています。「Link Link」のタイトルも、あーりんのピンクと韻を踏んだものに違いありません。作詞は只野菜摘です。

「わたし/あたし」とともに、今後展開していきたいことの1つが「寂しい/淋しい/さびしい/さみしい」です。「Link Link」では2番Aメロの高城パートに、♪<淋しさにじむのは ぽっかりとあいた椅子さ>というフレーズがあります。

DAMの歌詞表示では「さみ」のルビが振られています。「寂しい」は客観的な情景、「淋しい」は主観的な心情という使い分けが成立するなら、「さびしい」は「寂しい」に近く、「さみしい」は「淋しい」との親和性が高そうです。

さて、私は「Link Link」を+3のキー上げオク下で歌っています。抑揚とビブラートで苦戦していて、自己ベストはボーナス加点前の素点で94.8点台、ボーナス加点後で96.3点台です。音程もまだ90%に届いたことはありません。