2024年の年間降水量、最多と最少の30地点

2024年の年降水量が多かった30地点

2024年の年間降水量は天城山が全国1位でした。2021年以来3年ぶりの王座奪還です。2023年1位の屋久島は6位に、2位の魚梁瀬は15位に沈んでいます。

観測所2024年2023年前年比前年
1静岡天城山5632.54106.5137.2%4
2宮崎えびの高原5580.04321.5129.1%3
3鹿児島内之浦4658.03384.0137.6%26
4神奈川箱根4587.03658.5125.4%12
5宮崎深瀬4573.53722.0122.9%11
6鹿児島屋久島4455.54661.095.6%1
7静岡高根山4380.53319.5132.0%30
8長野御嶽山4180.03708.5112.7%12
9鹿児島田代4123.02856.5144.3%51
10和歌山色川4099.53822.0107.3%9
11鹿児島紫尾山4090.53130.5130.7%50
12鹿児島吉ケ別府4082.53404.0119.9%25
13三重尾鷲4007.53637.5110.2%16
14東京八丈島3972.52146.0185.1%318
15高知魚梁瀬3950.54417.589.4%2
16静岡鍵穴3913.53051.0128.3%60
17静岡井川3911.03070.5127.4%56
18高知佐喜浜3904.53830.0101.9%8
19静岡春野3871.53193.0121.2%42
20高知鳥形山3836.03944.597.2%6
21静岡川根本町3826.03126.0122.4%51
22沖縄3799.52216.0171.5%285
23熊本五木3779.02656.5142.3%143
24鹿児島肝付前田3767.02880.5130.8%81
25富山宇奈月3759.03381.0111.2%27
26鹿児島佐多3758.52562.5146.7%171
27静岡静岡3753.52382.5157.5%220
28岐阜関市板取3718.03274.0113.6%33
29静岡清水3711.02276.5163.0%260
30鹿児島喜入3691.52696.5136.9%130
▲2024年の年降水量が多かった30地点

2023年は高知勢6地点がランクインしましたが、2024年は半減の3地点でした。一方、静岡は2地点から8地点に増えています。高根山、春野、静岡、清水は観測史上1位でした。東海道新幹線が止まるわけです。

2024年の年降水量が少なかった30地点

留辺蘂が4年ぶりに全国最少降水量でした。2023年最少の納沙布は800ミリ近くでランク外です。

振興局観測所2024年2023年前年比前年
1オホーツク留辺蘂551.0835.565.9%42
2十勝芽室556.0803.569.2%26
3オホーツク北見557.0653.085.3%3
4十勝本別561.0675.083.1%4
5十勝池田579.5793.073.1%24
6オホーツク常呂587.0620.594.6%2
7十勝駒場599.0779.576.8%20
8十勝帯広泉604.0816.574.0%33
9十勝上螺湾613.0863.571.0%48
10オホーツク遠軽622.5897.069.4%64
11オホーツク生田原626.5749.083.6%14
12十勝糠内632.5884.571.5%57
12十勝浦幌632.5834.075.8%41
14釧路知方学636.5770.082.7%15
15オホーツク女満別640.5808.579.2%30
16オホーツク佐呂間647.0737.087.8%10
17オホーツク紋別小向648.0705.591.8%8
18オホーツク津別648.5806.580.4%28
19オホーツク美幌652.5953.068.5%96
20十勝押帯653.5733.089.2%9
21十勝足寄655.5738.088.8%11
22胆振伊達664.5687.096.7%7
23オホーツク津別二又668.5816.081.9%32
24十勝帯広671.0808.083.0%29
25十勝鹿追674.0772.087.3%16
26オホーツク丸瀬布674.5858.578.6%47
27オホーツク白滝682.5896.576.1%64
28オホーツク置戸常元689.0792.586.9%23
29十勝大樹698.0888.078.6%59
30オホーツク湧別713.0819.087.1%36
▲2024年の年降水量が少なかった30地点

2023年は名取などの道外勢も30位以内に入っていましたが、2024年は北海道で独占しています。しかも道東以外でランクインしたのは伊達のみという完璧ぶりです。

前年比増加率上位10地点と減少率上位10地点

対前年の増加率では南大東が1位ですが、1637ミリは平年値1639.3ミリと同等です。

観測所2024年2023年前年比
1沖縄南大東1637.0830.0197.2%
2沖縄波照間1781.5914.5194.8%
3群馬片品1895.0998.5189.8%
4鹿児島与論島2914.01556.0187.3%
5沖縄旧東1519.5817.0186.0%
6東京八丈島3972.52146.0185.1%
7栃木小山1822.51029.0177.1%
8静岡網代2925.51702.0171.9%
9愛媛玉川2192.01276.0171.8%
10沖縄3799.52216.0171.5%
▲年降水量の増加率上位10地点

減少率は舳倉島が名目1位ですが、舳倉島の雨量計が復活したのは6月6日です。

県/局観測所2024年2023年前年比
1石川舳倉島938.51559.060.2%
2宗谷宗谷岬788.01276.061.8%
3山形高畠1303.52082.062.6%
4オホーツク留辺蘂551.0835.565.9%
5岩手小本1160.51707.068.0%
6上川美瑛846.01239.068.3%
7オホーツク美幌652.5953.068.5%
8群馬草津1120.51622.069.1%
9十勝芽室556.0803.569.2%
10オホーツク遠軽622.5897.069.4%
▲年降水量の減少率上位10地点

日降水量、1時間降水量、10分降水量

2024年の日降水量が500ミリを超えた地点はありませんでした。8/29は迷走した台風10号です。輪島や新庄のように雨が多いわけではない地点では300ミリ台半ばでも災害級になります。

観測所日降水月日従来起年月日
1宮崎神門471.008/296694.52022/09/18
2大分湯布院451.008/2924762005/09/06
3鹿児島与論島424.511/0813682000/07/30
4宮崎椎葉422.508/293580.02022/09/18
5福岡東谷408.008/291313.02018/07/06
6宮崎えびの高原407.008/287151996/07/18
7沖縄403.511/092430.02014/10/11
8大分佐伯365.508/291359.52013/10/24
9石川輪島361.509/211218.82018/09/04
10山形新庄361.007/251204.02018/08/05
▲2024年の日降水量TOP5

1時間降水量は宇奈月に近い上市が1位でした。従来の72ミリの倍以上で、全国歴代9位タイです。

観測所h降水月日従来起年月日
1富山上市146.508/25172.02005/08/16
2石川輪島121.009/21173.71936/09/15
3鹿児島宝島120.010/15192.52017/10/14
4兵庫南淡116.508/29176.02022/09/01
5宮崎古江114.010/22195.52019/08/06
▲2024年の1時間降水量TOP5

10分降水量のTOP5は次のとおりです。宇都宮は10分雨量30ミリ以上が3回目です。

観測所10分月日従来起年月日
1富山上市34.008/25124.02016/08/22
2高知繁藤32.508/29124.52014/08/02
3長崎石田32.009/21232.52011/08/21
3静岡富士32.011/02125.02008/07/04
5栃木宇都宮30.508/24335.51982/06/21
▲2024年の10分降水量TOP5
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