路面標示「止まれ」の全国調査第7弾です。九州は「れ」に着目する限り東京タイプでくくれますが、中四国と異なり微妙に多様です。福岡は東京タイプの標準型です。
「ま」の丸が大きくてカクカクの佐賀
佐賀市の「止まれ」です。「ま」の3画目縦棒が右寄り配置のため、左下で形成される丸が異様に大きいのが特徴です。丸ではなく矩形になっていることも、あまり感心できません。

伊万里市でも同じです。どうしてもカクカクした「ま」に目が行きがちですが、「れ」に着目すると東京タイプのバリエーションです。

「れ」の1画目縦棒は左配置ですが、1画目の縦棒が2画目右払いより下(手前)に飛び出しています。書道的にはこれが「美しい」のかもしれません。次のストビュー画像は東京タイプ標準の福岡県柳川市です。

「れ」の右払いが浅い長崎
長崎県の「止まれ」は個人的にはかなり好みです。「ま」の評価が「長崎>東京(福岡)>佐賀」であることは相当数の一致が得られそうです。「ま」や「よ」の最後は止めるものだと私は理解しており、東京タイプの運転席に突き刺さるような「ま」はあまり好きではありません。

「れ」に着目すると東京タイプの変種です。「れ」の最後が東京タイプ標準(福岡)では右上に跳ね上がり、佐賀は水平なのに対して、長崎では右下に若干流れるだけです。本来の字形としては「し」であるべきでしょうが、これでも「わ」や「ね」とは区別できます。

「れ」の形状としては岐阜と似ていると言えるかもしれません。
大分は「ま」が抜けている?
大分県の「止まれ」路面標示は「ま」の左下で縦棒と曲線の間に隙間があります。

滋賀県のように交差部分すべてで隙間を作るわけではないようです。

よくよく確認すると、「止」4画目の横棒も1画目や3画目の縦棒と接していません。

「れ」については、純粋な東京タイプと言えそうです。





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