「はむ」の教訓、新党名は当面「立憲民主公明党」でいい

ひらがなで「はむ」

参議院選挙に比例区が導入されたのは1983年でした。このとき、「はむ」と書かれた無効票が一定数あったそうです。ひらがなで横書きすると何の暗号だかわかりませんが、「はむ」をカタカナで縦書きすると「公」という字が完成します。

はむ

カタカナで「ハム」と書いてくれと頼んだ人がいて、そのうちの何人かはカタカナではなくひらがなの「はむ」を書いてしまったということのようです。選管はこの事情を考慮しませんので、「はむ」票は無効票になります。

今でも「民主」票は一定数あり、立憲と国民に分配されることになっています。今回、「公明」と書いてしまう有権者がいることは十分に想像できることです。有力視されている新党名は「中道改革」とのことですが、今は素直に「立憲民主公明」党にすべきです。

1990年に合併した太陽神戸三井銀行は、1992年にさくら銀行に商号変更して、2001年の再合併で三井住友銀行になりました。今ではそれなりに定着しています。

負けを少なくするための新党であることは否定できません。どうせ参議院や地方組織まで一気に統合することはできないのですから、将来は別にして当面は「立憲民主公明」党で「民主」票も「公明」票も無効票にしないことを優先したほうがいいと思われます。

「中道」主義を言うのはいいとしても、党名に「中道」はなじみません。わかりやすくもなければ、新鮮さもありません。「人権」や「平和」を高々と掲げたほうがいいはずです。

公明党の解党は時間の問題だったとはいえ、こんなに早いとは思いませんでした。高市氏がもし通常国会冒頭解散を見送ってもこの話が進展するのかどうかはまだ定かではありません。この合意には小沢一郎氏は噛んでいないようです…。

維新が企む「国保逃れ」隠しのトリプル選

連立?与党の維新は、総選挙に合わせて吉村知事と横山市長が辞任して、トリプル選挙を実施する意向のようです。これには普段は維新べったりの関西マスコミもさすがに批判的なトーンです。

知事と市長の任期は来年春までです。辞職した場合でも残り任期ですので、吉村氏が市長選に、横山氏が知事選にクロス出馬しない限り、来年も選挙があります。何のための選挙なのかまったく意味がわかりません。前原氏に完全同意です。

衆院選との同時投票ですので費用的には幾分抑えられるとしても、費用が生じることには変わりはありません。都構想を掲げて選挙をしたいようですが、「国保逃れ」を隠したいとしか思えません。

衆院選の投票率アップのために同時選挙を企んでいるという見方もありますが、有力な対立候補が立候補できるわけでもなく、盛り上がりには欠けそうです。維新は近畿以外では東京の比例区で1議席が残るだけかもしれません。

大阪がどうなるのかはわかりませんが、維新については増える要素がありません。高市氏も追及される要素を、円安、レアアース、統一教会、高市氏自身の政治資金問題など数多く抱えています。

知事選を8日投票に合わせるには22日の告示になるそうです。解散が予定されているのは23日です。それにしても、つくづく哀れなのは玉木氏です。立憲からは首相候補とおだてられ、自民とは予算成立の確約をしながら唐突な解散を突きつけられる役回りです。

10月以降の地方選挙

政党推薦・支持を伴う10月以降の地方選挙を抜き出してみました。宮城県知事選や先日の前橋市長選は政党推薦がありませんので、下表には含まれていません。

月日県・市当選落選
10/05岡山市現(立国)新、新、新(共)
加賀市現(公)
杵築市現(立)新、新、新
10/12佐賀市現(立公)<無投票>
10/19桜川市現(公)新、新
那須烏山市現(新、新、新
越谷市現(公)<無投票>
越前市現(立公)<無投票>
浜田市新(公)新、新
大田市現(公)新(共社)
玉野市現(立)元、新
10/26川崎市新3、新(諸)、新(共)
神戸市現(公)新、新(共)
ふじみ野市新(立国公)新、新
牧之原市現(国公)
たつの市現(公)
山口市現(公)
11/02美濃市新()、新
11/09広島県新(立国公)新(共)
葛飾区現(公)新(維)、新2
射水市現(公)<無投票>
呉市現(立国公)
筑後市現(公)<無投票>
いちき串木野市現(新、新
11/16福島市現(自立国公社)、新
観音寺市現(新、新
11/30上尾市新、新(
いすみ市新(立国)新、新
12/14東久留米市現(公)
伊東市新(国)元()、前、新6
太宰府市新(公)新、新
12/21龍ケ崎市現(国公)
竹原市現(立国公)
南城市新(国公)
▲政党推薦・支持のある10月以降の地方選挙

本格的な与野党対決はありませんが、自民党推薦候補が好調だとは言えません。美濃ではダブルスコアにも届かない惨敗、上尾では3候補中3位で落選、セクハラ市長が辞任した南城市でも勝てませんでした。

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