小泉陣営のステマ騒動、そんなに悪いことなのか?

何を求めているのか?

何が問題なのかよくわからないのが小泉陣営によるステマ騒動です。政治家が発信する情報が無色透明であるはずはなく、ましてニコ動のコメントならある種の「ヤラセ」が含まれていると考えるほうがはるかに自然です。

景品表示法
消費者庁>令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。

今回の場合、商品やサービスの販売を目的にしたものでもなく、支持者向けに対価なしでコメントの書き込みを依頼したものです。構図として似てはいますが、当然のように景品表示法に触れるものではありません。

自民党には「総裁選挙における選挙運動は、党本部管理委員会の定めるところによりこれを行うものとし、それ以外の選挙運動は、何人もこれを行ってはならない」との総裁公選規定があるようですが、自民党選管は静観の構えですから法的な問題ではないはずです。

【2025/10/01追記】9/29付で逢沢委員長が選挙責任者に厳重注意したとのことですので「静観」ではありません。

誰がステマ認定するのか?

「応援コメントをお願いします」もNGなのか、「ビジネスえせ保守に負けるな」がアウトなのか、そうした線引は示されずに一方的に小泉氏が叩かれているように私には見えます。今回の行為がNGだとしても、どうすれば防げるのかという話にはなっていません。

私がインターネットを始めたのは2000年ですが、当時すでに自作自演行為はありました。私は半年足らずで「ソースを表示」を覚えました。ネット情報であれ活字情報であれステマはつきものです。

「地名+スポーツジム」で地図検索すると、Googleマップに示される大手以外のジムは、大方が限りなく★5つに近い評価です。ステマが含まれていることを前提にすべての情報と向き合うほうが健全だと思われます。実効性のある防止策がありません。

今回は、牧島事務所からのメールが流出したことで「事件」が発覚しています。スパイとは言いませんが他候補と二股かけている誰かが、メール配信を受けた者の中にいたことになります。今後は正体不明の組織からメールが届くようになるだけのことです。

だいたい誰がステマ認定できるのでしょう。謀略の可能性もあるというのに…。消費者庁ではありませんし、公選法の適用もありません。あまり総裁選自体への影響はないものと思われますが、小泉氏の失速で相対的に浮上するのは林陣営です。

私が8月上旬から気にしている幹事長候補ですが、あまり大差がつかないとすれば2位の候補者をそれなりのポストで処遇する必要があります。

高市早苗小泉進次郎、萩生田光一
小泉進次郎林芳正、高市早苗
林芳正小泉進次郎、茂木敏充
▲幹事長候補(9/30)

このステマ騒動で小渕優子幹事長は消えたのかもしれません。矛先をかわすには都合のいい人事ですが…。幹事長まで考えると、高市総裁-小泉幹事長はもとより小泉総裁-高市幹事長にも不安を持つ層は少なくなかろうと思われます。

こうして、林総裁-小泉幹事長でなくても、せめて小泉総裁-林幹事長にという流れが形成されていくものかもしれません。まだ高市総裁のときの幹事長や官房長官はイメージできません。

推薦人

今回はパスしていましたが、注目の推薦人です。

【高市陣営】

兵庫12区の山口壮氏は当選8回で麻生派入会が今年の1月です。山口氏は8月に選管委員に就任したばかりでしたが、委員だと総裁選の推薦人にはなれない仕組みです。結局、選管の委員を辞めて推薦人になりました。

どうやら裏金議員を排除してしまうと、なり手がいなかったようです。萩生田氏は9月26日付のブログで高市氏支持を表明しました。

【小泉陣営】

宮路拓馬氏は2014年衆院選が初当選の当選4回、前回2024年は鹿児島1区で比例復活でした。鹿児島ということもあって旧森山派です。森山氏は最初から次は小泉氏という動き方だったものと思われます。

【林陣営】

藤木真也氏は2015年参院選で初当選。2期目の農政連組織内候補です。推薦人にはなっていませんが、旧安倍派の岸信千世氏も山口県連ということで林氏支持を表明しています。

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