時間降水量134ミリという目黒区緑が丘の観測施設はどこ?

アメダス世田谷

アメダス世田谷では9月11月の1時間降水量が92ミリで観測史上1位でした。統計開始は1976年1月です(10分降水量は2009年3月~)。

アメダス世田谷の降水量
気象庁>世田谷(東京都)

「世田谷」と言っても、世田谷区役所のある世田谷区世田谷ではなく住居表示では世田谷区岡本になります。多摩川まで2キロありません。

世田谷・目黒
アメダス世田谷(地理院タイルを加工)

砧公園の南、東名高速の高架沿いです。アメダス世田谷は雨量のみの観測所です。

アメダス世田谷

目黒区緑が丘の雨量計はどこ?

11日の1時間降水量が都内最大の134ミリに達したと報道されているのは目黒区緑が丘です。緑が丘にアメダス観測所はありません。雨量計が設置されていることが比較的多い区役所は目黒区上目黒2丁目です(目黒駅は目黒区目黒3丁目になります)。

緑が丘は世田谷区や大田区と接する目黒区南部です。東急大井町線の緑が丘駅は自由が丘駅と大岡山駅の間になります。

緑が丘
緑が丘(地理院タイルを加工)

雨量計の性質上、あまり広い開放空間を必要としません。建物の屋上設置でも構いませんが、やはり公共施設の敷地内に設置されているものと思われます。緑が丘には小中学校3校と文化会館(図書館)がありますが、都や国の施設はありません。

東京未来大(←東京工業大)のキャンパス内が有力ではないかと思われます。そうだとすれば駅近であり、アメダス世田谷とは5~6キロの直線距離です。目黒区緑が丘は15:20までの1時間に134ミリということです。この間のアメダス世田谷の降水量は次のように43ミリしかありません。

アメダス世田谷の15時20分までの降水量
気象庁>世田谷(東京都) 2025年9月11日(10分ごとの値)

雨雲はセオリーどおりに西から東に移動しているわけですが、5~6キロ差で90ミリ差ついています。

アメダス日吉

屋上設置の雨量計と言えばアメダス日吉です。慶応高校の校舎塔屋に設置されており、塾生新聞によれば1975年5月16日の運用開始ということです(気象サイトによる統計開始は1976年1月)。

アメダス日吉

雨は緑地を避けて降りませんし緑地を目がけて降ったりもしないはずですが、一応緑地化されています。もともとアメダス以前はいわゆる「区内観測」を担っていたようです。

アメダス日吉の15時20分までの降水量
気象庁>日吉(神奈川県) 2025年9月11日(10分ごとの値)

同時刻帯のアメダス日吉の1時間降水量は66ミリです。浸水被害のあった武蔵小杉駅とアメダス日吉とは直線距離3キロほどになります。

世田谷と日吉の年降水量

アメダス世田谷とアメダス日吉は直線距離で9キロ弱です。当然のことですが、年降水量では大差はありません。

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