堀江政経塾とホリエモン新党/一新塾と平成維新の会

ホリエモン新党

ホリエモン新党の2023年政治資金収支報告書です。所在地はN党コールセンターと見られる新小岩駅近くのマンション(家宅捜索先?)、代表者が立花氏(勾留中)、会計責任者が齊藤健一郎氏、そして事務担当者が本間明子氏(書類送検)と揃い踏みしています。

「ホリエモン新党」政治資金収支報告書(令和5年分)

ホリエモン新党の発足は2020年5月です。2021年1月から2023年7月まで、当時は国政政党だったN党の政治資金団体として指定されていました。2023年収支報告書によるホリエモン新党の主な収入は次のとおりです。2022年には株式会社スイッチから700万の寄付があります。

党費(193人)3,172,263
借入金浜田聡7,000,000
借入金本間明子3,000,000
寄付浜田聡4,000,000
寄付NHK党(政治家女子48党)300,000
寄付浜田聡後援会4,929,830
その他(繰り越し含む)2,745,976
25,148,069
▲ホリエモン新党の収入内訳(2023)

建前上はN党とは別団体ですので、N党を離党した健一郎氏がホリエモン新党も離党したのかどうかは定かではありません。

2020年7月の都知事選ではホリエモン新党公認&N党推薦で立花氏や健一郎氏など3名が立候補しています。また、この前後の地方選挙にホリエモン新党公認の数人が立候補していますが、当選実績はありません。その後は出馬自体がなくなっています。

堀江政経塾

ホリエモン新党が運営しているのが堀江政経塾で、塾長は健一郎氏です。月1回、定例会を開催しているようです。公式サイト掲載のゲスト講師です。()内は当該サイトに掲載された肩書で、その右は私が付記しました。やはり界隈の方々が多いようです。

  • 2020/12第2回 上杉隆(ジャーナリスト)当時はN党幹事長
  • 2021/01第3回 いがらし朝青(政治家)千代田区長選2連敗
  • 2021/05第7回 下農淳司(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任講師)
  • 2021/08第10回 渡瀬裕哉(政治アナリスト)
  • 2021/09第11回 上念司(経済評論家)
  • 2021/12第14回 永野護(選挙プランナー)
  • 2022/04第18回 高橋洋一(経済学者、数量政策学者、元大蔵・財務官僚)
  • 同 ミウラアサコ(オーダースーツChampion代表)
  • 2022/06第20回 桜井駿(株式会社デジタルベースキャピタル代表)
  • 2022/08第22回 渡部薫(スタートアップ・ベンチャー起業家)
  • 2022/09第23回 高畑卓(選挙ドットコム代表)
  • 2022/11第25回 中川コージ(戦略科学者、中国研究者、実業家)
  • 2022/12第26回 皆川あんり(高校生)
  • 2023/01第27回 安藤裕(元衆議院議員)参政党全国比例で当選
  • 同 デービッド・アトキンソン(小西美術工藝社)
  • 2023/04第30回 佐藤舞(ビジネス統計学の専門家)
  • 2023/05第31回 齊藤健一郎(堀江政経塾塾長 / 現参議院議員)
  • 2023/06第32回 宇佐美典也(元経産省官僚)
  • 2023/08第34回 岡部芳彦(神戸学院大学教授・ウクライナ研究会会長)
  • 2023/09第35回 山下純市(フエゴインターナショナル株式会社 専務取締役)
  • 2023/10第36回 林尚弘(株式会社FCチャンネル 代表取締役)
  • 2023/11第37回 鈴木宗男(参議院議員)
  • 同 三戸政和(ベンチャーキャピタリスト)
  • 2023/12第38回 福永活也(弁護士)
  • 2024/03第41回 葉 錦龍 Sam Yip(香港元区議会議員)
  • 2024/04第42回 二村ヒトシ(AV監督/AV産業の適正化を考える会設立者)
  • 2024/05第43回 石丸幸人(医師 / 弁護士)
  • 2024/07第45回 渡辺文久(参議院議員政策秘書)ガーシー氏の秘書
  • 2024/09第47回 山田敏弘(国際ジャーナリスト)
  • 2024/10第48回 ラファエル(実業家・SNSコンサルタント・Youtuber)
  • 2024/12第50回 新田哲史(報道アナリスト・SAKISIRU主宰)
  • 2025/01第51回 竹田恒泰(実業家・「国史教科書」著者)
  • 2025/02第52回 石井孝明(フリージャーナリスト・「埼玉クルド人問題」著者)
  • 2025/04第54回 加藤康子(一般財団法人産業遺産国民会議専務理事)加藤勝信氏の義姉

堀江政経塾はホリエモン新党と一体で、入塾するには党員になる必要があるようですが、他党との多重在籍が否定されているわけではなさそうです。

一新塾

前回取り上げた4つを含めて、政治塾のカテゴリーに属するものとしては次のようなものがありました。

1980松下政経塾4か年・全寮制、活動費支給
1994一新塾1か年、入塾金5万・受講料15万
2001小沢一郎政治塾2か年、合宿費4万円ほか実費
2003糸山政経塾1か年
2006TOKYO自民党政経塾深谷隆司氏の「深谷政経塾」が前身
2008鳩山友愛塾1か年、入塾金3万・受講料10万
2009HS政経塾3か年、研修費支給
2012維新政治塾1か年
2012河村たかし政経塾半年6回、3万円
2016希望の塾6回4万円(女性3万円)
2020堀江政経塾塾党員月1万円
2024令和政経義塾1か年、週1回、受講料なし
▲政治塾

このうち一新塾は大前研一氏の「平成維新の会」の後継団体のようなものです。「平成維新の会」には茂木敏充氏、長島昭久氏、長妻昭氏らが参加しています。長妻氏は「平成維新の会」から1995年参院選比例区で出たのが国政選挙初挑戦です。

直接の継続性はありませんが、今の日本維新の会に至る大阪維新の会もここから名前を取っています。新日本プロレスのユニット「平成維震軍」もここ発祥です。

一新塾は特定非営利活動法人として今でも存続しており、熊谷俊人千葉県知事や今枝宗一郎デジタル副大臣のほかに、たかまつなな氏も卒塾生です。

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