北海道は路面標示「止まれ」がほぼない/肘折温泉に「止マレ」

路面標示「止まれ」の全国調査第2弾です。福島県は第1弾で扱ったように「れ」の縦棒が中央に配置されない自然なパターンでした。福島以外の東北はほぼ東京タイプです。

岩手県については2020年代にペイントされたケースが多いようで、2010年代まではあまりなかったものと思われます。花巻市東和郵便曲前の「止まれ」は2013年の過去ストビューでも確認できますが、この時期としては貴重です。

東北は東京タイプ

福島で見られた「止マレ」の路面標示が山形県大蔵村の肘折温泉に2つありました。月山の麓にある肘折は全国有数の豪雪地帯です。アメダス肘折では2018年に445センチの最大積雪深を観測しています。

肘折温泉
肘折温泉(地理院タイルを加工)

金山橋南詰(東詰)で県道57号に突き当たる銅山川沿いの丁字路のストビュー画像です。

金山橋の「止マレ」

この画像では向こう側(奥)が下流です。この橋には「そば処 寿屋」さんのライブカメラが公開されています。郵便局の隣が寿屋さんです。ライブカメラでは橋を渡ったところに「止マレ」標示があります。

銅山川に西(ライブカメラでは右)から苦水川が合流して北流します。銅山川は最上川の支流です。

肘折温泉の「トマレ」

川向橋では「止マレ」と東京型「止まれ」が共存しています。

川向橋の「止マレ」

私道っぽい雰囲気が濃厚ですが、温泉街から県道に合流する道路には純粋カタカナの「トマレ」標示も見つかりました。

カタカナ「トマレ」

ほかにも新庄警察署肘折駐在所前など肘折3か所で「止マレ」標示が見つかりました。いずれも道路標識はなく、路面標示のみです。約12キロ離れた大蔵村役場付近は東京型「止まれ」です。

北海道の「止まれ」は希少

津軽海峡を渡って北海道に入ると、「止まれ」の路面標示自体が極めてレアです。函館市役所前に2車線の東京タイプが見つかりました。

函館市役所前の「止まれ」

ほかには、七飯町(ななえ-まち)の大沼公園・月見橋で見つかっただけです。これも東京タイプです。

月見橋の「止まれ」

どうせ雪に埋もれてセンターラインさえ隠れてしまう季節があるわけですから、路面標示にはそれほど熱心ではないのでしょう。「止まれ」に「STOP」が付加された道路標識も北海道発だったはずです。

本州で見かけないわけではありませんが、「停止線」標識は雪で横断歩道が見えなくなる北海道ならではのものです。

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