宮古島と下地島

今年の最大瞬間風速は1月16日に宗谷岬で記録された42.5m/sでしたが、8月8日の下地は43.2m/s、翌9日の宮古島は46.6m/sで、連日更新されました。台風9号は宮古島の西を北上し、その後は中国沿岸部に被害をもたらしました。

宮古島のアメダス観測点は宮古島地方気象台です。「~気象台」の名称が付く施設は全国に61か所あり、広域の北海道が7で沖縄が4、主要空港を抱える東京、千葉、愛知、大阪、福岡が2、残り40府県は各1の配置です。

埋め込んだのは2015年12月のストビューです。気象台の標高は40mで周囲は住宅地です。この角度ではちょうど木の枝に隠れて見えませんが、風速風向計は屋上に設置されています。最新2018年8月のストビューでは枝は剪定されています。

宮古島付近(© OpenStreetMap contributors)

一方、8月8日の最大瞬間風速1位・下地(しもじ)の観測ポイントは下地空港内です。3000m滑走路を備えた訓練用飛行場として建設された下地空港は1979年の供用開始ですが、すでにJALもANAも徹底しています。

軍事転用の話がなかったわけではありませんが、今年3月からジェットスターによる定期便(8月1日現在では成田便と関空便が1日1往復)が、7月には香港エクスプレスによる週3便の国際線も就航しています。

さて、下地空港があるのは下地島です。伊良部島と下地島の間の海峡には6本の橋が架けられています。両者は陸続きではありません。下地空港前の2012年2月のストビューです。

宮古島と伊良部島は全長3.5kmの伊良部大橋で結ばれています。かつては伊良部島と下地島で伊良部町でしたが、2005年に宮古島の平良市などと合併して今は宮古島市です。

ちなみに、宮古空港にもアメダスの観測地点がありますが、「鏡原」の名称で呼ばれています。宮古島にはもう1か所、東海岸に城辺(ぐすくべ)の観測ポイントがあります。