生野署のほうが東住吉署より近い

別に容疑者を弁護するつもりはまったくありませんが、その主張には一応の合理性がないわけでもないと私は理解しています。

まず、「確保」に時間がかかったのは、おそらく逮捕状が手元になかったからでしょう。捜査員2人の時点では、本人確認のうえ任意同行を求めているだけに違いありません。警察側は取材のTVカメラを意識して、強引なことができません。

茨城県警提供の手配写真はおそらく送検前に警察で撮影されたものです。東住吉署を嫌ったのは、かつて取り調べを受けた場所だったからです。マンションから出てきた彼ら2人は、たしかに生野署側に向かっています。

生野区の南西部(Google Earthプロ)

この地図上における東住吉区は、左下の国道25号線の南西側で府道26号線の南東側です。わずかな三角形部分が東住吉区です。マンションはたしかに東住吉区にあり、管轄は東住吉署です。

マンション起点で各警察署までの直線距離をGoogle Mapで計測してみました。生野署まで約1.4km、阿倍野署まで約2km、天王寺署まで約2.2km、東住吉署の仮庁舎までは約2.4kmでした。

埋め込んだのは2015年4月のストビューです。三菱の軽ワゴンはこの時点でも所定の区画に駐車中です。「確保」現場となった駐車場は2010年1月のストビューでは電気屋さんです。2013年10月のストビューでは駐車場になっています。

テレビ各局がマークしていたぐらいですから、警察はマンション6階に潜んでいることを知っていたはずです。ガラケー女を犯人蔵匿で引っ張るために泳がせていたと考えるほうが理にかなっています。