前橋、熊谷、甲府、京都では年間猛暑日を3年連続更新

秋分の日は立秋

2018年10月6日に新潟のアメダス5地点(三条大潟、長岡、柏崎)で猛暑日が観測されています。これは東シナ海から対馬海峡に進んだ台風25号の影響によるフェーン現象です。

気象庁>日々の天気図2018年10月

もっとも遅い猛暑日は2013年10月9日のアメダス糸魚川です。2013年台風24号は同日午前9時に能登半島西方沖で台風としては消滅しています。温帯低気圧に変わっただけで、日没まで太平洋から本州を越える風に変わりはありませんでした。

ほかには、2021年10月3日には日田で35.7℃が観測されていますが、10月の猛暑日はこの6例があるだけです。去年は9月20日の静岡で39.0℃というスーパー残暑の日もありましたが、さすがに秋分を過ぎれば落ち着くものです。私は秋分が立秋だと理解しています。

ということで、最高気温1時間雨量に続いて、各観測所の猛暑日日数TOP5がどの年代に観測されているかを調べてみました。なお、銚子地方気象台は猛暑日が過去4日しかありませんので、千葉県代表は銚子に代えてアメダス千葉(旧測候所、1966年統計開始)に差し替えています。

猛暑日日数TOP5の年代

3列目は猛暑日の年間1位の日数、4列目以降は1位から5位の観測年です。第1列の4桁の数字はTOP5を年代区分してカウントしたもので、1桁目が1945年以前、2桁目が1946~1999年、3桁目が2000~2019年、末尾4桁目が2020年以降です。

観測所1位2位3位4位5位
0113札幌320232021202520001999
0113青森920232025202020121994
0122秋田1320231999202520182004
2003盛岡920252021194319242023
1013仙台1520252023202220151937
1112山形2820232025192919942012
0122福島3420232025201820101994
0014水戸1920252023202220242018
0014宇都宮2920252023202420182022
0023前橋5320252024202320182010
0023熊谷5320252024202320102018
0113東京2920252023202420101995
*023千葉1220252010202420232013
0023横浜2220242025202320182010
1112長野2820252023199420181942
0023甲府5920252024202320102018
0113静岡2320242025202019912011
0113名古屋5220252024201820231995
0023岐阜5120252024201820102023
01222220242013202520101994
0122新潟2020232025199920022004
0014富山3020232025201820222024
0113金沢2020232022199920242018
1013福井3720252023201019422024
1013彦根2720252018202420231942
1013京都6120252024202319422010
0113大阪4520252024201019942023
1103神戸1920241994202320201917
*023奈良5120252024201020182023
1202和歌山2320241967199419422025
0113岡山4820252024201819942020
0122広島4520242018199420102025
0122松江2520251994201820102023
0113鳥取3920252023202420101994
0113徳島2320241994202020132025
0113高松4820242025201319942022
1022松山3320241893202020102018
0212高知1920242013202019941983
0122下関820162024196020252018
0032福岡3920242013202520102016
0032大分3320242013201020252018
0113長崎1120241960202520232016
0122佐賀4720242025199420182016
0122熊本5120242018199420252007
1121宮崎2719982013202419342017
1021鹿児島4020242013194220202017
1031那覇820241916201720062003
▲47観測所の年間猛暑日日数TOP5観測年

47観測所のうち45観測所では最近3年間に1位の記録が上書きされています。前橋、熊谷、甲府、京都は3年連続で猛暑日記録を更新です。水戸は4位まで最近4年間で独占しています。

戦前の記録はわずかに残っているだけです。ただし、今の気温計は通風筒による強制換気システム内に設置されていますが、当時は熱がこもりがちな百葉箱の中でまだファンは付いていないはずです。

近藤純正ホームページ>M21.温暖化と都市緑化(Q&A)には次のように記載されています。

1970年代以前は百葉箱内で気温が観測され、それ以後は百葉箱外に設置された通風式電気温度計(白金センサー)で観測されている。百葉箱内は年平均気温で0.1℃程度高め、毎日の最高気温の年平均値で0.2℃程度高めに観測されている。特に風が弱い晴天日中の最高気温は1℃程度高めに観測される。

今年の日田が去年の太宰府に並んだ

猛暑日日数最多記録は去年の太宰府の62日でした。今年の日田は9月16日に並びました。

2024大宰府と2025日田の猛暑日日数

あいにく今後の予報では日田の猛暑日は期待できそうにないことから、太宰府の猛暑日日本一は守られたことになります。

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