少なくとも50か所、「白糸の滝」は北海道から鹿児島まで

白糸の滝

Wikipedia「白糸の滝」のページには、「白糸の滝」または「白糸滝」が20か所掲載されています。たぶんその倍はあるはずです。地理院地図を検索すると50か所になりました。

Wikipedia地理院地図所在座標等
白糸ノ滝北海道足寄町43.3731,143.5469
白糸の滝札幌市南区定山渓温泉
白糸の滝白糸の滝北海道島牧村42.6644,139.8755
白糸の滝北海道福島町41.5023,140.3218
白糸滝青森県平川市40.4708,140.6634
白糸滝秋田県北秋田市40.0506,140.5900
白糸の滝白糸滝秋田県男鹿市39.8917,139.7377
白糸滝秋田県大仙市39.5765,140.3404
白糸滝岩手県山田町39.5341,141.7842
白糸の滝白糸の滝岩手県西和賀町39.4044,140.6696
白糸滝岩手県陸前高田市39.0402,141.5251
白糸の滝山形県遊佐町39.1155,139.9977
白糸の滝山形県遊佐町39.0729,140.0378
白糸滝山形県酒田市38.8865,140.0805
白糸の滝白糸ノ滝A 山形県戸沢村38.7674,140.0571
白糸滝山形県鶴岡市38.4458,139.9058
白糸ノ滝宮城県栗原市38.8819,140.7610
白糸ノ滝宮城県大崎市38.7270,140.7791
白糸の滝白糸の滝福島県猪苗代町37.6295,140.2520
白糸滝福島県南会津町37.0645,139.5287
白糸の滝白糸滝栃木県日光市36.7648,139.5931
白糸の滝群馬県長野原町八ッ場ダムに埋もれた?
白糸の滝C 長野県軽井沢町36.4103,138.5924
白糸ノ滝神奈川県小田原市35.2458,139.0649
白糸の滝山梨県小菅村35.7557,138.8991
白糸ノ滝山梨県韮崎市35.7043,138.3193
白糸ノ滝山梨県富士吉田市35.5250,138.8143
白糸滝山梨県早川町35.3849,138.3819
白糸の滝白糸の滝B 静岡県富士宮市35.3126,138.5874
白糸の滝岐阜県下呂市林野庁看板は「白糸の滝」
白糸の滝福井県小浜市35.5648,135.7131
白糸の滝滋賀県栗東市サンダルでは行けない
白糸の滝兵庫県豊岡市35.4895,134.8976
白糸の滝D 岡山県井原市2~3台の駐車スペースあり
白糸の滝島根県隠岐の島町36.2809,133.2103
白糸滝広島県三次市34.7157,132.8796
白糸の滝白糸の滝広島県呉市34.2715,132.6265
白糸の滝広島県廿日市市34.3297,132.2762
白糸の滝広島県廿日市市34.2896,132.3199
秋芳白糸の滝山口県美祢市34.3165,131.2936
白糸の滝山口県萩市中国自然遊歩道
白糸の滝徳島県徳島市和田乃屋本店の裏山
白糸の滝白糸滝愛媛県東温市33.7343,132.8989
白糸の滝白糸ノ滝福岡県福智町33.7305,130.7905
白糸ノ滝福岡県飯塚市33.5493,130.5958
白糸の滝白糸滝福岡県糸島市33.4802,130.1755
白糸の滝佐賀県唐津市新田川上流
白糸滝E 大分県別府市白糸の滝温泉の裏山
白糸の滝熊本県西原村32.8085,130.9047
白糸滝熊本県山都町32.6507,131.0032
▲白糸の滝

Googleマップでは鹿児島県志布志市と曽於市の市境に「白糸の滝」がありますので、頑張ればもっと見つかるはずです。

志布志・曽於市境の「白糸の滝」

読みは「しらいと」であり「しろいと」はないと思われますが確認できません。

A 最上川河畔の戸沢村

松尾芭蕉の時代から「白糸の瀧」と呼ばれていたのが山形県戸沢村の最上川河畔の滝です。芭蕉のように川下り船から見ることもできます。最上川の川下り観光船は冬季でもコタツ船で営業しています。

最上川「白糸の滝」
最上川(地理院タイルを加工)

右岸の滝側は道路が整備されておらず、滝の真下に直接行くことはできません。地図上では途中の草薙頭首工まで道がありますが、実はこの道そのものにも進入禁止看板があります。鑑賞スポットは対岸のドライブイン2Fレストランです。

下手なパーキングエリアより駐車場は広いので、別にレストラン利用しなくても許容されているものと思われます。駐車場からの眺めは室内より劣りますけど…。

私の中での「白糸の滝」のイメージは、あくまでも「1本(束)の糸」であり、戸沢村の「白糸の滝」はこれに合致します。

B 静岡県富士宮市、C 長野県軽井沢町

富士山西麓にあるのが富士宮市の「白糸の滝」です。もともとはここが全国でもっとも有名な「白糸の滝」だったはずです。

富士宮市の「白糸の滝」
富士宮市(地理院タイルを加工)

何も知らずに連れて行かれたとき、私の思い描いていた「白糸の滝」のイメージと激しくギャップを感じました。こんなにたくさんの糸がまるで縄のれんのようにぶら下がっていることがあるだろうかという疑問です。江戸時代には吊るし売りされていたのかもしれませんが…。

富士宮市の「白糸の滝」

最近では「白糸の滝」と言えば、軽井沢が1番手のようです。

軽井沢町の「白糸の滝」
軽井沢町(地理院タイルを加工)

軽井沢は富士宮より高さに欠け、富士宮同様に横幅が広い滝群です。それはそれで絶景ではあるのでしょうが、別に「白糸の滝」という名称でなくとも良さそうです。

D 岡山県井原市、E 大分県別府市

伏流水湧出の軽井沢では水量変化はあまりのないでしょうが、河川依存の場合は水量次第で印象がだいぶ変わってくるものと思われます。

井原市の「白糸滝」

井原市の場合、Wikiには「白糸の滝」として記載されていますが、地理院地図にはなく、ストビューの案内板も碑石も「白糸滝」です。

別府市の「白糸の滝」

別府では落ちてくる水が温泉だそうです。Wikiでは「白糸滝」の名称ですが、温泉宿の看板は「白糸の滝温泉」であり、観音堂は「白糸瀧観音」です。

アメダス白糸

アメダス白糸(白糸地域雨量観測所)は富士宮市です。白糸の滝から西へ800mほどで、標高は530mとされています。年降水量の平年値は2341.6ミリで、昨2025年は2090ミリでした。

アメダス白糸

住所的には「富士宮市原」ですが、お隣は富士宮警察署白糸駐在所で、近くには富士宮市役所の白糸出張所もあります。1958年の合併前は白糸村です。白糸の滝は当時の白糸村と上井出村の境界付近でした。

富士宮市街地とは水平距離で10キロ以上、標高差も400mありますので、アメダス名称としては「富士宮」を採用せず、旧村名の「白糸」にしたものと思われます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました