発売年別イチ抜け曲の一覧

イチ抜け曲を発売年別に並べてみました。当たり前のことですが、10代の頃の楽曲が圧倒的に多く、せいぜい20代前半までです。自分で歌えそうな曲を100曲リストアップしてみれば、誰がやってもこんな形にしかならないはずです。

もう1つの背景もあります。CDが日本で発売されたのは1982年10月で、プレーヤーも同時発売されています。CD最初期のこの当時は従来のLP盤2700円に対してCDは3500円で、しかもCDプレーヤーは10万円台後半という高価なものでした。

それでも、1980年代の半ば過ぎにはCDが主流となります。CDの出現によって、それまでの1曲3分という縛りは雲散霧消してしまいました。80年代半ば以降の曲はおおむね5分程度の長さです。長くなった分、転調も当たり前になりました。短くてシンプルな曲のほうが採点では有利に決まっています。

というわけで、バランスよく散りばめたいという私の思惑とは裏腹に、70年代と80年代前半に集中していることになります。

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2017年 心の旋律142)、ハムスター(169)、ペダル(172
2016年
 希望の向こうへ(143)、しょこららいおん(155
2015年
 Link Link(173
2014年
 七色のスターダスト(112
2013年 灰とダイヤモンド(152
2012年 ふるさとは今もかわらず(83
2011年 つよがり(46)、ありがとうのプレゼント(125)、春風 SHUN PU(166
2010年 桜が丘女子高等学校校歌(54)
2009年 笑って笑って30
2008年
2007年 私にできること(25)、若者のすべて(167
2006年 青春のたまり場(84)、ガーネット(129)、三日月(144)、変わらないもの(145
2005年
2004年
2003年 小さきもの(158
2002年 島人ぬ宝(122
2001年 ボクの背中には羽根がある(154
2000年 さよなら大好きな人(153
1999年
1998年
1997年 幸せな結末(98)、硝子の少年(174
1996年 あなたに逢いたくて(11)、PRIDE(34)、君を忘れない(99
1995年
1994年 空も飛べるはず(120)、純愛ラプソディ(164
1993年 好きになって、よかった(130)、揺れる想い(146
1992年 お料理行進曲(69)
1991年 はじまりはいつも雨(22
1990年 会いたい(23)、少年時代(136)、サイレント・イヴ(140)、告白(151
1989年 川の流れのように(9)、未来予想図II87)、シングル・アゲイン(161
1988年 酒よ(90)、快盗ルビイ(107)、M147)、抱いて…(149
1987年 シェルブールは霧雨(41
1986年 若き獅子たち31)、時の流れに身をまかせ(79)、時間旅行(131)、君をのせて(132
1985年 大きな玉ねぎの下で2)、熱き心に(68)
1984年 ノーサイド(10)、桃色吐息(66)、ハートのイアリング(89)、硝子のプリズム(96)、スタンダード・ナンバー135)、元気を出して138)、ペパーミント・ブルー(176
1983年 春なのに(37)、瞳はダイアモンド(40)、悲しみがとまらない(44)、想い出がいっぱい(47)、小さなラブソング(60)、探偵物語(65)、セイシェルの夕陽(74)、ガラスの林檎(92)、時をかける少女(94)、天国のキッス(101)、Tシャツに口紅(113)、蒼いフォトグラフ(119)、すこしだけやさしく(128)、ダンデライオン159)、Canary(163
1982年 君は輝いて天使にみえた(8)、野ばらのエチュード(48)、水色の朝(49)、未来の花嫁(51)、マドラス・チェックの恋人(53)、スローモーション(55)、冬のリヴィエラ(67)、黄色いカーディガン(88)、愛されたいの(91)、制服(117)、赤いスイートピー(121)、ひまわりの丘(157)、渚のバルコニー(165)、真冬の恋人たち(175
1981年 夢の途中(3)、風立ちぬ(43)、鳥の詩(57)、白いパラソル(61)、チェリーブラッサム(64)、一千一秒物語(102)、守ってあげたい(123)、君は天然色(160
1980年 Eighteen(105)、帰ってこいよ(108)、さらばシベリア鉄道137)、象牙海岸(148
1979年 君に捧げるラブソング(20)、青空の翳り(109)、ラヴ・イズ・オーヴァー(110)、君への道114)、クリスタルモーニング(133)、道標ない旅(156)、君は薔薇より美しい(170)、September(171
1978年 青春にかけろ!(35)、オリビアを聴きながら(38)、パステルラヴ(115)、夢一夜(118)、想い(162
1977年 お元気ですか(100)、秋の気配(116)、三枚の写真126)、飛梅(168
1976年 やさしさとして想い出として1)、若き獅子たち28)、青春の坂道(36)、夢で逢えたら(73)、手編みのプレゼント(80)、若い季節(85)、かざらない青春(86)、私の歌(93)、哀愁のシンフォニー(103)、どうぞこのまま(111
1975年 乙女のワルツ(17)、卒業写真(18)、勇気一つを友にして(56)、想い出まくら(58)、白い約束(63)、千曲川(72)、ハロー・グッバイ81)、みちづれ82)、純愛(106)、面影(141)、サボテンの花(150
1974年 おしえて(14)、青春の影(24)、旅愁(39)、白い冬(59)、水色の街(95)、精霊流し(124
1973年 みずいろの手紙(33)、色づく街(42)、ひこうき雲(134
1972年 京のにわか雨(13)、バス・ストップ(26)、瀬戸の花嫁(70)、加茂の流れに(77)、折鶴127
1971年 また逢う日まで4)、あの素晴らしい愛をもう一度(27)、翼をください(29)、虹と雪のバラード(32)、雨の御堂筋(75)、水色の恋(97)、なのにあなたは京都へゆくの(139
1970年
1969年 花の首飾り(16)、あゝ人生に涙あり(52)
1968年 恋の季節(6)、天使の誘惑(76)
1967年 恋はみずいろ(50)
1966年 骨まで愛して(5)、想い出の渚(45)、ラブユー東京(71)
1965年 函館の女(78
1964年
1963年
1962年
1961年
1960年
1959年 古城(19
1958年
1957年 喜びも悲しみも幾歳月(7
1956年
1955年
1954年
1953年
1952年
1951年
1950年
1949年
1948年 異国の丘15
1947年
1946年
1945年
1944年
1943年
1942年
1941年
1940年
1939年
1938年 旅の夜風(21
1937年
1936年
1935年
1934年
1933年
1932年
1931年
1930年
1929年
1928年 君恋し12


カバーやリメイクなどで発売年に疑義のある曲

  • 心の旋律 2016年7月のソロライブ時に会場限定発売されたCD「ココロノセンリツ♪ feel a heartbeat」で音源化。作・編曲が武部聡志だったことから2017年2月発売のコンピレーションアルバム『日本の音楽と、武部聡志。〜Happy 60〜』に収録。同年10月発売の1stアルバム「ココロノオト」収録。
  • 笑って笑って 2009年リリースの9thシングルで、4thアルバムにも収録。もともとはインディーズ時代の2005年3月「自主制作 奥華子vol.4」収録曲。
  • 未来予想図II 1989年の2ndアルバム「LOVE GOES ON…」収録曲で、翌1990年の5thシングル「笑顔の行方」のカップリング曲。
  • M 1988年の3rdアルバム「LET’S GET CRAZY」が初出、翌1998年発売の7thシングル「Diamonds」のカップリング曲。
  • 大きな玉ねぎの下で 1985年発売の2ndアルバム「しあわせ」に収録、編曲は久米大作。1989年にBAKUFU-SLUMPと松原幸広の編曲で副題を付した「大きな玉ねぎの下で ~はるかなる想い」としてシングル化。
  • スタンダード・ナンバー 1984年4月発売の南佳孝16thシングル。同年5月リリースの薬師丸ひろ子「メイン・テーマ」は歌詞が女性目線。
  • 元気を出して 初出は薬師丸ひろ子のアルバム「古今集」で1984年2月発売、編曲は椎名和夫。竹内まりやのセルフカバーは1988年11月発売のシングルで編曲は山下達郎。島谷ひとみのカバーは2003年6月のシングルで編曲は大野宏明。
  • ダンデライオン 1983年7月発売の原田知世4thシングル(B面「守ってあげたい」)、シングル時のタイトルは単に「ダンデライオン」で、アルバム収録時は「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」。松任谷由実のセルフカバーは翌8月に19thシングル「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」として発売(B面「時をかける少女)。
  • さらばシベリア鉄道 初出は1980年11月の太田裕美19thシングル。大滝詠一のセルフカバーは翌1981年3月リリースのアルバム「A LONG VACATION」収録。
  • 君への道 初出は1979年の水越恵子「Too far away」(アルバム「Aquarius」収録、シングルは1986年)。1984年にやしきたかじんがアルバム「CATCH ME」でカバー。セルフカバーの伊藤薫「君への道」は1985年のシングル盤。谷村新司のシングルは1988年に「Far away」のタイトルで発売。2007年、安倍なつみのシングル「Too far away 〜女のこころ〜」は歌詞違いバージョン。
  • 三枚の写真 1977年1月発売の三木聖子3rdシングル。1981年に石川ひとみが「まちぶせ」の次のシングル曲としてカバー。1986年には松本典子の5thシングル「No Wonder」のカップリング曲として収録。
  • 若き獅子たち 1976年9月発売の西城秀樹18thシングル「若き獅子たち」と1986年のブルー・メガホンズ「若き獅子たち」は同名異曲(後者はライオンズ球団の応援歌)。
  • やさしさとして想い出として 1976年7月発売の3rdアルバム「風待茶房」に収録(編曲は瀬尾一三)。1980年に若草恵の編曲でシングル化。
  • ハロー・グッバイ 初出は1975年12月に発売されたアグネス・チャンのシングル「冬の日の帰り道」のB面で、タイトルは「ハロー・グッバイ」(編曲は荻田光雄)。1977年3月に讃岐裕子がシングル盤「ハロー・グッバイ」としてカバー(編曲は竜崎孝路)。柏原芳恵のカバーは1981年で讃岐盤のトレース(タイトルが「ハロー・グッバイ」、竜崎孝路の編曲)。
  • みちづれ 1975年11月に渡哲也がシングルで発売、渡主演のTVドラマ内で劇中歌として使われた牧村三枝子のカバーは1978年10月発売で、ヒットしたのは翌79年から80年にかけて。
  • 折鶴 千葉紘子の3rdシングル。小柳ルミ子の4thアルバム「京のにわか雨」にも収録。両者の発売日は同じ1972年8月25日。
  • また逢う日まで 1971年3月発売の「また逢う日まで」は、1970年2月に発売されたズー・ニー・ヴーのシングル「ひとりの悲しみ」を作詞した阿久悠がリメイクしたもの(歌詞違い)。
  • 異国の丘 太平洋戦争時に満州で療養中の吉田正が作曲し、シベリア抑留中の増田幸治が作詞。音源化は1948年
  • 君恋し 初出は1926年の高井ルビー(作詞者不詳、タイトルは「君恋し」)、1929年1月新譜として1928年12月に発売された二村定一盤は時雨音羽の作詞(高井盤とは歌詞違い)。1961年、フランク永井によってリバイバルヒット。

→入賞曲(2020年2019年2018年2017年2016年2015年|2014・2013年|2012~2009年

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