イタリアンの隣のイタリアン

フレンチレストランの隣に「青・白・赤」のノーマルなサインポールを掲げた理髪店を見かけたのは徳島市内でした。東京・築地には、イタ飯店の隣に「緑・白・赤」のサインポールが設置された理髪店があります。もはや究極のパターンです。

2016年2月のストビューを埋め込みました。左が「イタリア食堂のら」さんで、右が「石井理容室」さんです。「のら」さんはアド街でも紹介されたようです。さて、気になるのは両者の関係です。

「石井理容室」に「緑・白・赤」のサインポールが設置されたのと、「のら」さんの開業はどちらが先なのでしょう。サインポールの設置が先だとすれば、物件を探していた「のら」さんは、そのサインポールにいわば便乗したことになります。

ひょっとすると、物件を選ぶ決め手になったかもしれません。逆に、「のら」さんの開業後にイタリアンなサインポールが設置されたのなら、隣人に敬意を払いながら(お隣のリアクションを期待して?)発注したわけです。

まあ、両店舗のオーナーが同一の可能性もなくはありません。この建物が個人所有のビルだとすれば、2つの店舗は夫婦や親子が経営しているかもしれないわけです。この建物は「ルックハイツ築地」という分譲マンションです。

施主は交通公社総合開発ということですので、「ルック…」の名称にも納得です。分譲マンションであっても、1人で表通りに隣接する2店舗を購入あるいは賃貸する可能性は否定できませんが、少し薄い話です。

一番古いストビューは2009年12月であり、この時点で両店舗とも存在しています。「のら」さんのWebサイトは2007年7月開設と思われます。これ以前の「のら」さんに関する情報は見当たりません。おそらくオープンはこの時期でしょう。

一方、私が検索した限りでは、「石井理容室」さんに関するネット上の最古の情報は2009年10月で「イシイ理容室」の屋号です。ただ、その電話番号は2000年の電話帳に掲載されています。

イタリアンなサインポールの設置は別の問題として、店舗としては「石井理容室」さんが「のら」さんより先にあったものと思われます。というわけで、真相はヤブの中ですが、わかったところで実益はありません。