万博開幕の日
阪急・大阪梅田駅から伊丹空港に行く場合、阪急神戸線に乗って塚口駅で阪急伊丹線に乗り換えて終点の伊丹駅で降りても何の意味もありません。そこに空港はありませんので、タクシーを拾うことになります。阪急宝塚線の蛍池駅でモノレールに乗り換えるのが正解です。

万博開幕の13日、伊丹市と宝塚市で市長選挙が行われました。伊丹市は人口20万人弱、宝塚市は約22万人です。昨年の知事選では両市長ともに稲村氏を支援表明しましたが、どちらの市でも斎藤氏の得票が稲村氏を上回りました。

いずれも現職は引退し、新人3人が立候補した選挙戦でした。
伊丹市長選
| 中田慎也 | 31,386票 |
| 高橋有子 | 18,400票 |
| 茶谷英明 | 9,571票 |
当選した中田氏は県議からの転出で県議時代は自民会派、引退した市長の支援も受けています。次点の高橋氏は立憲系の元市議です。ともに表立った政党推薦はありませんが、戦略的無所属候補です。

3位の茶谷氏には高見千咲・姫路市議が選挙カーに乗り込み、森健人・西宮市議も応援に入っていたようです。茶谷氏は斎藤氏支持を鮮明に打ち出していました。
宝塚市長選
| 森臨太郎 | 33,459票 |
| 大川裕之 | 27,505票 |
| 小西彦治 | 7,512票 |
注目されていたのは宝塚市長選のほうでした。大川氏は2006年にも市長選に出馬しており、6人中4位でした。今回は市議4期目からの転身です。自民と維新が相乗りで推薦していました。増山誠県議も支援していました。
宝塚では2009年2月に現職市長が収賄容疑で逮捕され(8日後に辞職)、4期16年の2代に渡って野党系の女性市長が続いていました。共産党も乗っかった形の共闘です。とはいえ、2024知事選では稲村氏の得票に共産票を足しても斎藤氏の得票には及びません。
前回2021年の市長選は約1600票差の接戦でした。基礎票的には自民と維新が組んで首長選挙に大差で負けるのは意外です。ちなみに、前回次点は維新の門隆志・県議団幹事長です。

さて、小西彦治氏の得票ももう1つの注目でした。
| 2007/04/22 | 伊丹市議選 | 落 793票 |
| 2011/04/24 みんな | 伊丹市議選 | 当 2,546票 |
| 2015/04/12 維新 | 兵庫県議選(川西 | 当 13,924票 |
| 2019/04/21 維新 | 伊丹市議選 | 当 2,127票 |
| 2023/04/09 | 兵庫県議選(尼崎 | 落 2,737票 |
| 2023/04/23 | 伊丹市議選 | 落 430票 |
| 2023/09/03 | 三重)松阪市長選 | 落 7,121票 |
| 2023/10/01 | 岡山)総社市長選 | 落 2,268票 |
| 2023/10/15 | 京都)精華町長選 | 落 2,380票 |
| 2023/10/29 | 長崎)時津町長選 | 落 488票 |
| 2023/11/12 | 福島)大熊町長選 | 落 394票 |
| 2023/11/26 | 三重)いなべ市長選 | 落 2,336票 |
| 2023/12/24 | 福島)矢吹町長選 | 落 600票 |
| 2024/01/21 | 長野)須坂市長選 | 落 3,092票 |
| 2024/01/28 | 三重)川越町長選 | 落 774票 |
| 2024/02/04 | 山形)舟形町長選 | 落 314票 |
| 2024/02/11 | 和歌山)印南町長選 | 落 393票 |
| 2024/02/18 | 長野)松川村長選 | 落 351票 |
| 2024/03/17 | 千葉)横芝光町長選 | 落 1,607票 |
| 2024/04/21 | 埼玉)伊奈町長選 | 落 1,630票 |
| 2024/05/19 | 兵庫)相生市長選 | 取り下げ |
| 2024/05/26 | 静岡)藤枝市長選 | 落 13,345票 |
| 2024/06/09 | 岐阜)池田町長選 | 落 393票 |
| 2024/10/27 | 愛媛)東温市長選 | 落 2,403票 |
| 2024/11/17 | 兵庫県議(補・尼崎 | 落 15,968票 |
| 2024/11/24 | 和歌山)広川町長選 | 落 319票 |
| 2024/12/22 | 長崎)雲仙市長選 | 落 2,078票 |
これで24連敗です。もともとは小西氏は2011年に伊丹市議選に初当選しています(みんなの党公認でしたが同年中に除名)。西宮選出の野々村竜太郎県議が号泣会見を開いたのが2014年です。川西のベテラン自民県議も政務活動費疑惑がありました。
このため、維新は隣接する伊丹の市議だった小西氏を刺客として川西の県議選に送り込んだのが2015年の統一地方選です。ところが、2018年には小西氏自身が政務活動費の不正を指摘され28万円を返金しています。
小西氏は2019年には伊丹市議選で2度目の当選を果たします。維新を除名されたのはこの年のようです。2023年秋から無投票が有力視される首長選挙への出馬を繰り返しており、昨年1月から2月にかけて5週連続落選の快記録を樹立しています。
どうやら選挙ポスター絡みで供託金が没収されないレベルの首長選挙に出ているのではないかと噂されています(県議選は県内に住民票があれば、どの選挙区でも立候補できます)。小西氏の製造者責任は維新にあるはずです。





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