アメダス久喜が届かなかった…
8月5日に40℃以上を観測した14地点はすべて関東でした。やや曇りがちでしたが、あまり影響しなかったようです。

過去2回の6地点日は関東オンリーではありませんでした。
| 2022/7/01 | 6地点 | 桐生、伊勢崎、熊谷、鳩山、勝沼、多治見 |
| 2024/7/29 | 6地点 | 佐野、古河、館林、伊勢崎、熊谷、天竜 |
| 2025/8/05 | 14地点 | 上里見、前橋、伊勢崎、桐生、館林 熊谷、鳩山、秩父※、所沢※ 青梅、八王子※、府中※、佐野、古河 |
※印の4地点は今回初めて40℃に達した地点です。久喜は39.9℃、さいたまは39.7℃で届きませんでした。これら1都4県の40℃経験ありの観測所で、今回40℃に達しなかったのは越谷だけです。なんとなく現時点での限界があらわになったような気もします。
夜の気温が下がらない伊勢崎
伊勢崎の40℃以上はこれが7回目です。最古が2020年ですから、この6年で7回です。伊勢崎の40℃はもはや夏の恒例行事化してきました。しかも最高気温はかなり遅めの時間帯に出ています。
・2020/08/11 14:42(40.5℃)
・2022/06/25 14:56(40.2℃)
・2022/06/29 14:53(40.0℃)
・2022/07/01 15:37(40.3℃)
・2024/07/29 14:34(40.1℃)
・2025/08/02 13:54(40.1℃)
・2025/08/05 14:26(41.8℃)
41.8℃の伊勢崎、41.4℃の鳩山、41.2℃の桐生の3地点について、10分ごとの気温をグラフにしてみました。あまりにも物足りなかった柏原にくらべればずいぶん納得感があります。

このグラフで気がつくのは、伊勢崎の場合はスタートの気温が高いということです。夜の気温が下がり切っていません。アメダス伊勢崎とアメダス桐生の直線距離は17キロ程度です。アメダス桐生は浄水場の道路脇にありますが、アメダス伊勢崎は浄水場の内部です。
地下構造はどうなっているのか?
浄水場は沈殿池や濾過池がなければ成立しませんが、都市部の浄水場は地下プール化されているのが一般的かと思われます。周囲に建築物はありませんので、表向きの観測環境は良好と言えるのでしょうが、地下がどうなっているのかは見えません。

1月に撮影されたストビューですので地表の芝は枯れています。
アメダス伊勢崎の風速計の高さは12mとされています。標準?の10mより若干高めです。15mの電柱の場合、2.5m以上埋設しなければならないと義務付けられています。これが業界スタンダードなら、12mの風速計は地下2mまで埋め込まれているわけです。
仮にアメダス施設の地下にプールがあり、コンクリの蓋の上にアメダスが乗っかっているのだとしても、被せてある土の高さは2.5m確保されているはずです。12mの風速計が立っているからには、地表を50センチ掘ればコンクリートの蓋にぶつかることはないでしょう。
というわけで、私は地下構造物のコンクリートが原因で夜の気温が下がらない説を否定します。
熱帯夜と日最低気温の年平均
桐生のほかに隣接する前橋、寄居、熊谷と熱帯夜日数と日最低気温の年平均を比較してみました。

伊勢崎が1998年移転のため、キリよく2000年以降の25年間とします。熱帯夜では伊勢崎は熊谷と遜色ありません。桐生は寄居組でした。

日最低気温の年平均は次のとおりです。

どうやら伊勢崎と桐生は近いとは言っても別物のようです。





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