関アジ、関埼灯台、北西の風
あまり魚介類が得意でない私は、20年ほど前まで関アジ・関サバの「関」は下関の「関」だと思っていました。佐賀関半島の突端には関埼灯台があり、おそらく室町~戦国期でしょうがいわゆる「海の関所」が設けられていたようです。
関アジや関サバがブランド化されるのは1996年の商標登録が契機になっているものと思われます。豊予海峡で一本釣りされるアジやサバが美味だということは、バブル期にはすでに有名な話でした。「美味しんぼ」ばりにウンチクを語られた記憶があります。

大分地方気象台の最大積雪深は1997年と1945年の15センチです。一方、宇和島では測候所時代の1931年に38センチを観測しています。関門海峡を通過した雪雲は国東半島に遮られて大分市街地で雪を降らせることは稀ですが、ほぼ直撃を受けるのが宇和島です。
大分県と愛媛県の間にはフェリーが3航路あります。佐賀関と三崎、臼杵・別府と八幡浜です。大分や宮崎から大阪・東京方面に向かうには、関門海峡経由より短くて早いルートです。

佐賀関町は2005年に野津原町(のつはる-まち)とともに大分市に合併されています。製錬所の大煙突は私が見た頃は2本ありましたが、1916年竣工の第1煙突が2013年に解体撤去され、今は紅白の第2煙突だけです(高さ200m)。
くびれの南側が漁港
佐賀関半島の先端部には極めて特徴的なくびれがあります。くびれの北側先端部が昔の日鉱(今はパンパシフィック・カッパー社)の製錬所です。佐賀関港とはフェリー乗り場のある北側の貨客用の港です。くびれの南側が今回の大規模火災現場となった佐賀関漁港です。

フェリー乗り場のすぐ近くには大分市消防局の東消防署佐賀関分署があります。いわゆるポンプ車は2台配備されているようです。通報があったのは18日の17時43分とされています。現場(最寄りの消火栓)への到着は早かったのでしょうが、時間帯的には最悪の日没直後です。
実はこの消防署の敷地内にアメダス佐賀関があります。標高は1mです。

アメダスがあるにはありますが、気象庁的には雨量のみの観測所です。白い乗用車のテールランプ付近に雨量計と思われる筒が見えます。

消防署は独自にプロペラ式の風向風速計を備えているようです。とはいえ、高さ的には物足りずアメダスと連動したものではありません。署内では
アメダス佐賀関
今月は20日までに11ミリの雨を観測しています。11月の平年値は76.6ミリです。10月も雨が少なかったため、実効湿度は30%台だったそうです。

2009年2月に標高5m地点から移転しています(影響はほとんどないはずです)。瀬戸内ですから、もともと雨は少ないわけですが、今年は輪をかけて少ないようです。

| 2022年 | 1243.0ミリ | 922位 | /1285地点 |
| 2023年 | 1473.5ミリ | 741位 | /1286地点 |
| 2024年 | 1662.5ミリ | 746位 | /1285地点 |
| 平年値 | 1714.4ミリ |
ところで、今回の火災は焼損面積が4万8900㎡と報じられています。1万坪(約3万3000㎡)以上で「大火」になるはずですが、報道は「大規模火災」です。去年の輪島は地震起因で津波警報下ですから「大火」でなくとも納得できますが…。





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