2周間ほど前の東近江市加茂町の賀茂神社境内です。青銅の神馬像が横倒しになっています。画像右側に突き出しているのが尻尾で、白く見えるのはお尻です。左後足は膝の上で骨折?して垂れ下がっていますす。モザイクが必要かもしれない部分もそれなりにリアルに作り込んであります。

神木が根元から折れて神馬像の頭部を直撃したものです。

神馬像は鳥居の付近です。

折れた根元はこうなっています。

樹齢は800年とも1000年とも言われています。

灯籠の先に見えるのが神馬像です。

近づくとこんな具合です。

2018年の台風21号は9月4日12時前に徳島県南部に上陸、14時前には神戸市付近に再上陸しました。タンカーによる関空連絡橋への衝突事故が発生した台風です。現場保存しているわけではないのでしょうが、2年たった今でもこの状態でした。
近江八幡のアメダス観測所は雨量のみの観測です。近接する東近江と大津のアメダス観測所、それに彦根地方気象台との位置関係は次のとおりです。赤が賀茂神社です。

3地点の2018年9月4日14:00から14:50までの10分ごとの最大瞬間風速は次のとおりです。3地点ともに観測史上1位の記録はこの時間帯に観測されています。近江八幡でも30m/s台の風は吹いたものと思われます。東近江市では倉庫が倒壊して1人が死亡しています。
彦根 | 東近江 | 大津 | |
14:00 | 32.1m/s | 25.2m/s | 20.1m/s |
14:10 | 39.1m/s | 31.7m/s | 23.9m/s |
14:20 | 46.2m/s | 30.5m/s | 26.2m/s |
14:30 | 40.1m/s | 28.7m/s | 22.5m/s |
14:40 | 36.1m/s | 27.3m/s | 31.3m/s |
14:50 | 35.7m/s | 22.8m/s | 21.6m/s |
2018年台風21号が神戸に再上陸する直前の13:00は中心気圧が955hPaでした。神戸と近江八幡は直線距離で95キロです。今回の台風10号は九州の100キロほど西を通過するものと思われます。22時45分時点の中心気圧は945hPaです。
【外部リンク】
■賀茂神社>境内の復興
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