Google予測では大阪のピークは近日中

和歌山や徳島でも増加

NHK特設サイトに掲載されている直近1週間の人口10万人当たりの感染者数です(4/12と4/13)。

直近1週間の人口10万人当たりの感染者数(4/12)
直近1週間の人口10万人当たりの感染者数(NHK 4/12時点)
直近1週間の人口10万人当たりの感染者数(4/13)
直近1週間の人口10万人当たりの感染者数(NHK 4/13時点)

前回集約時(4/8)との比較では、大阪↑、沖縄↑、奈良↑、兵庫↑、宮城↓、東京↑、和歌山↑、京都↑、徳島↑、山形↑、愛知↑です。大阪に隣接する和歌山が20人台に乗っただけでなく、明石大橋と鳴門大橋で兵庫と接続している徳島が第3ステージ相当です。4/14和歌山の新規感染者数44人は過去最多タイ、徳島の25人は過去2番目の数値となります。

Google予測値

Google予測値は次のようになっています。最近は毎日更新されなくなりましたが、4/8、4/13、4/14に更新されています。右2行は東洋経済オンラインの実効再生産数です。

予測期間407-504411-508412-509実効4/12実効4/13
宮城4,2442,4481,7440.840.87
山形1,0507204351.041.01
東京31,51525,25329,3521.151.17
京都2,0192,9403,7321.361.33
大阪57,09317,67612,4441.321.35
兵庫21,73819,93420,9601.371.35
奈良3,8262,7122,2861.421.30
和歌山8531,0388631.541.55
徳島2854382761.521.45
沖縄1,8142,8312,6491.151.16
全国216,915125,966115,8111.181.18
▲Google予測値と実効再生産数

最新の予測では、大阪は明日(4/15)・明後日(4/16)がピークということです。甘いような気もしますが、これで済むのならそれでいいわけです…。まったく根拠のない予測ではなく、大阪の人流は3月末から低下傾向です。変異株のプラスと人流のマイナスがどう相殺されるのか見えるのが今週末です。

Google感染予測(大阪、4/14)
▲Google感染予測(大阪、4/14)

Google予測では、うちわ32万本の配布を見合わせた兵庫のほうが大阪より深刻です。

Google感染予測(兵庫、4/14)
▲Google感染予測(兵庫、4/14)

東京はこんな感じです。ピークが見えません。

Google感染予測(東京、4/14)
▲Google感染予測(東京、4/14)

愛知や埼玉もピークが見えないグラフですので、予防的にマンボウを求めるのは妥当です。私は着々と渡航準備を進めています。到着後2週間の自己隔離と国内で予想される状況を天秤にかけている段階です。

8都府県の検査数

滋賀を除く関西5府県と東京、愛知、徳島の検査人数を調べてみました。数値は東洋経済オンラインから拾いました。4週間28日分の検査数の1日平均です。

~1/19~2/16~3/16~4/13
東京9,8748,9087,1006,995
愛知3,5003,3322,3152,469
京都1,1081,164666821
大阪5,4235,6556,0599,634
兵庫1,8171,9341,4971,975
奈良592583421650
和歌山12816144135
徳島132222151217
沖縄7261,221580707
▲9都府県の1日当たり検査数

大阪は緊急事態宣言解除後に検査を増やしています。そうしなかった他県に変異株が広がったとき、さらに事態はこじれることになるはずです。大阪は1か月前の陽性率が1%台でしたが、今は9%台に突入しています。

3月と4月は卒業・進学・就職でどうしても避けることのできない移動が生じます。これは止めようとしても止められないものであって、9月入学制を見送ったときから想像できたことです。もし、大阪が今週末で下がらないようなら、初回に近いレベルの緊急事態宣言が確実に必要になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました