安倍派から二階派まで徒歩2分
あまり報道されませんでしたが、16日(土)から18日(月)まで「日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議」が東京で開かれていました。この皇室を巻き込んだ外交日程への配慮から、家宅捜索は昨日(12/19)にずれ込んだということのようです。
強制捜査が入った清和政策研究会(安倍派)の塩崎ビルと志帥会(二階派)の砂防会館別館は、同じ平河町2丁目で徒歩2分の近距離です。

(1)事務総長を2年務めた松野氏に踏み込めるか、
(2)非議員の首相経験者への事情聴取があるのか、
(3)二階派のターゲットが誰なのか、
が今後の焦点になりそうです。どう転んだとしても、検察審査会への申立は必至でしょうし、たとえアリバイ作りであろうとも法改正は避けられないものと思われます。あとは国会が車椅子の人物を証人または参考人で呼べるかどうか、です。
西村康稔事務所から明石家庭教会まで徒歩1分
西村康稔・前経産大臣の地元事務所前にも先週からマスコミが張っています。明石市相生町2丁目です。

相生町は横浜にも神戸にも長崎にもあります。長崎は「あいおい-まち」です。明石の相生町を私は何度か(地図上で)訪れています。明石家庭教会があるからです。偶然とはいえ、西村事務所と明石家庭教会の位置関係は安倍派&二階派とそっくりです。

西村氏については、先週の週刊文春が架空パーティー疑惑を報じています。出席者は10名足らずの経産省職員だけで数百万の収益があったという話です。購入して欠席したのは実質的には「寄付」した企業関係者なのでしょう。
そこをスルーするとしても、昼休みに出席を強いられる経産省職員というのは、もはやブラック企業です。2万円の参加費を要する1時間の講演会なら、相当に有益な話なのでしょう。結構な頻度で開かれているようです。

サンドイッチだけの茶話会が法的にはアウトでないというのはちょっと納得できないところです。
【2023/12/30追記】西村氏は12月30日までに任意の聴取に応じているようです。今回は「灰色」で終わりそうですが…。
明石家庭教会
明石家庭教会はミツヤビルの3Fに入居しているようです。

松本たかひろ氏は自民党所属で県会議員を5期務めていましたが今春の選挙では落選しています。若村まさより氏は国民民主党から市議選に出馬しましたがやはり落選でした。南側道路には維新のポスターも掲示されています。岸口氏は県議選で3位当選でした。

教団はテナント入居しているだけです。3階テナントにポスターを張ったり看板を置いたりする権利はないのが普通ですから、これらはビルオーナーなり1Fテナントによるものです。したがって、維新や国民民主党と旧・統一教会(統一協会)との接点を示すものではありません。
なお、明石家庭教会はストビューで見える範囲には看板類を掲出していません。また、事務所が近接しているだけのことで、西村氏と教団との接点は確認されたものはありません。
通産省(→経産省)に入省した西村氏は石川県庁の商工課長として赴任した時期があります(1995年)。この年に長女が生まれているようです。夫人は吹田愰・元自治大臣の娘で、岸信介氏が名付け親だそうです。
【2024/03/09追記】2013年の収支報告書に「インナートリップ イデオローグ リサーチセンター」に対する会費18万円の支払いがあります。霊友会方面のようです。

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