「旺角ソイ街行人地下道」=旺角Soy Street歩行者用地下道

香港のレノンウォールのリストに「旺角ソイ街行人地下道」があります。「旺角ソイ街行人地下道」でマップ検索しても、Google Mapは旺角エリアを指し示すだけです。「旺角」を省いて「ソイ街行人地下道」で検索すると無反応です。

「ソイ街」だけで検索すると日本国内の店舗に飛ばされてしまいます。今度は「ソイ街」でワード検索してみたら、漢字では「豉油街」でした。「旺角ソイ街行人地下道」は、旺角のSoy Streetに設けられた歩行者用の地下道のようです。

Soy Street
Soy Street(©OpenStreetMap contributors)

Soy Streetは東西の通りです。南北に走る幹線のネイザンロードを車で横切ることはできません。ネイザンロードの左右1区画は歩行者専用であり、階段で通じる地下道も歩行者用です。

英語版Wikipediaでは、「Soy Street」はかつて大豆工場(soya bean factory)があったことに由来すると記載されています。大豆工場というのがうまくイメージできませんでしたが、醤油工場でも豆腐工場でも納豆工場でもなく、大豆油の工場と思われます。

2019年10月撮影のストビューを埋め込みました。Soy Street沿いの空き店舗です。

日本でも、通り沿いをガラス張りにした賃貸の不動産業者が物件案内をベタベタ貼り付けているケースはよく見かけます。どちらが発祥なのかわかりませんが、付箋のレノンウォールはこの文化の延長にあるのかもしれません。2019年7月撮影の360度写真です。

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