岐阜県の新型コロナ感染者数は「岐阜県 新型コロナウイルス感染症に関連した患者の発生状況(令和2年4月17日 20時現在)」によれば136名です。このうち、2月27日に陽性が判明した県内2例目の50代女性は県外居住者です。135人の内訳は次のとおりです。
64人 岐阜市
14人 可児市
12人 各務原市
11人 大垣市
5人 瑞穂市
4人 池田町、多治見市
3人 土岐市、恵那市
2人 関市、本巣市、神戸町、羽島市
1人 美濃市、山県市、大野町、川辺町、笠松町、御嵩町、坂祝町
岐阜市が約半数です。人口順では、大垣、各務原、多治見、可児と続きますので、ほぼ人口比例になります。人口密度の低い高山市は感染者ゼロで、県南では中津川市や美濃加茂市で陽性者が出ていません。
MAP化してみると、次のようになりました。今回は兵庫のときと異なり、市役所または町役場所在地を円の中心としています。
東海道本線で名古屋駅から岐阜駅までは20分ほどです。東京駅-横浜駅間や大阪駅-三宮駅間より近く、愛知が入るなら岐阜がワンセットで入るのは当然のことです。東海4県の中でも密接度は突出しています。
岐阜県の新型コロナ感染者は2月末に2人出たあと、3月末に可児市の合唱団やスポーツジムで集団感染が発生しています。4月に入ってからは柳ヶ瀬のナイトクラブや料理店が感染スポットになっています。
岐阜県の陽性率は4月16日時点で7.6%です。複数のクラスターが発生したわりには陽性率は低く検査不足というほどではありませんが、50人規模の集団感染が発生すると一気に病床が埋まってしまうのが悩ましいところです。
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