少年自然の家で新型コロナ軽症者を受け入れた福井県

東京ばかりに世間の目線が集中していますが、福井県では6日から福井市が管理する宿泊施設「少年自然の家」で新型コロナ患者の軽症者を受け入れています。

福井県で初めての感染者が確認されたのは3月18日です。その1週間後の3月25日に2人目と3人目の感染者が確認されると、以後は連日の大盤振る舞いで、4月6日には59名に達しました。一足早くベッド不足に直面してしまったわけです。

福井県「新型コロナウイルス感染症について」

たった2週間で感染者1人の状態から一気に病床不足まで感染爆発しています。東京・大阪の大都市圏に緊急事態宣言を出す出さないでグズグズしている間に、深刻な状況は地方で着実に進行しています。後手に回って悪循環が繰り返される懸念を感じてしまう展開です。

福井県の新型コロナ感染状況
福井県の感染状況(地理院タイルを作図)

福井県の感染者は嶺北地方のみで、敦賀や小浜の嶺南からはまだ感染者が出ていません。福井市が34人、越前市が13人、鯖江市が5人、大野市が3人、坂井市が2人、あわら市と南越前町が各1人です。知事は先週末、「接客を伴う飲食業」についても3週間程度の営業自粛を求めています。

福井県2例目の死亡例は80代女性です。家族が意識不明の状態で倒れているのを発見し、感染者であるかどうかわからない状態で救急搬送されていますが、今のところはこの女性からの2次感染は起こっていないようです。会話できる状態ではなく感染経路不明のままです。

「少年自然の家」最寄りの信号は国道158号線の天神交差点です。嶺北地方ではタテ型信号機が主流のようです。2012年8月のストビューを埋め込みました

このコロナさえなければ、私は国道8号線を滋賀県から北上するつもりでした。

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