調整中(≒自宅待機)プラス自宅療養者の比率は変わらず

東京の新型コロナ要隔離者数(アクティブの陽性者数)は次のように推移しています。

東京都の要隔離者数の推移

院内感染で入院患者が陽性になれば話は別ですが、調整中とは自宅待機とほぼイコールです。東京の調整中と自宅療養の合計値の比率は7月14日の時点では43.8%、8月13日では44.1%です。陽性患者数が倍以上に増えても比率が変わらないのは驚嘆すべきことかもしれません。

検査まで3日ぐらい待たされたうえで、陽性が出てから3日程度の「調整中」期間があれば、家庭内感染は避けられないのだろうという想像はできます。調整中のまま療養期間解除というケースも当然あるようです。

沖縄、福岡、愛知、大阪の要隔離者の内訳

この調整中(自宅待機中)+自宅療養の比率は、愛知では77%、沖縄が67%、福岡が61%、大阪が57%です。福岡は「調整中」を最初から自宅療養に混ぜて発表しています。沖縄はやむなく自宅療養に回しているのかもしれませんが、愛知は4人に3人が自宅療養です。

7月以降の沖縄の陽性者から県外居住者を抜き出してみました。数としては意外と少ないのかもしれません。滞在期間は発表されていませんので、持ち込みなのか現地感染なのかはわかりません。GoToの反作用は着実に表れているようです。

確定日発症日居住地年代性別職業
8/138/11鹿児島20代男性
8/128/5広島20代男性公務員
8/128/8広島20代女性主婦
8/128/9大阪30代男性
8/9東京40代男性観光業
8/88/6大阪20代男性
8/38/2東京30代男性
8/2東京10代女性
8/17/30東京30代男性会社員
7/317/25愛知50代男性会社経営
7/317/29埼玉40代女性接客業
7/287/21東京50代男性自営業
7/287/21千葉40代男性自営業
7/287/22東京40代男性自営業
7/267/22千葉50代男性無職
7/257/17東京30代女性無職
7/117/10埼玉20代男性会社員
7/117/10埼玉10代男性会社員
7/107/7埼玉30代男性会社員
7/87/3東京20代女性
▲沖縄の県外居住陽性者

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